周回遅れに気をつけろ!
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J-phone 時代には1通も来なかった 出会い系サイト等のスパム(迷惑)メールが Vodafoneに変わった途端に届くようになっています。
大抵届くのはスカイメール(携帯電話の番号だけで送れる メール代が安いヤツね)なので、 見知らぬ携帯電話の番号からの場合は 開きもしないで速攻削除しています。 (番号を見るまでもなく、知人から届く場合は登録した 名前が出るので、それで判断しているとも言います。)
さて、話は先日のこと。 ケータイにメールが届いたので見てみると、登録名ではなく、 [080-]から始まる番号が表示されました。 またスパムメールですか? 全くもうっ、と もちろん、読むまでもなく即削除です。
しばらくすると、またケータイが鳴ってメールが届きました。 今度も登録名は表示されませんでしたが、 スカイメールではなく、通常のロングメールです。 アドレスを見るとVodafoneユーザーからで、 件名を見ると「Message from SkyMail」となっています。
知り合いのVodafoneユーザーは登録してありますし、 アドレスが変わったのなら「アドレス変わりました」等の タイトルを付けたメールにするでしょうから、 やはりこれはスパムメールに違いないっ!と断定。 スカイメールじゃないスパムメールって珍しいなぁ、 と思いつつ、やはり読まずに削除しようとした所、 メールを開かなくても文面が表示されるプレビュー画面に 「○○です。携帯変えました。変更願います。」の文章が。
うわっ、危ないっ! 思いきり知り合いからのメールじゃないですか! もう少しで削除する所でしたよ。 そういうことでしたら、メールに「携帯変えました」の タイトルを付けてくれなくっちゃですよぉ。 って、すみません。スパムメールと決めつけて、 開かずに捨てようとした私がいけないんですね。(汗)
それはそうと、Vodafone 仲間が増えたのは嬉しいな♪ ところでケータイ会社を変えたのは、まさか、 昨年鈴鹿でVodafoneユーザーだけに配られた 巨大フェラーリ・フラッグを今年はGETしたいから… という理由じゃないですよね?(笑)
2004年03月02日(火) |
『ラブ・アクチュアリー』を観た。 |
| 監督:リチャード・カーティス 出演:ヒュー・グランド リアム・ニーソン コリン・ファース ローラ・リニー アラン・リックマン エマ・トンプソン ローワン・アトキンソン トーマス・サングスター
原題:LOVE ACTUALLY
2003年/イギリス映画
ワーナー・マイカル・シネマズ みなとみらいにて鑑賞 |
映画のジャンルの中で、 私が一番観に行かないのが恋愛映画。 この映画も最初は観に行くつもりはなかったのですが、 色んなパターンの予告を何度か見せられている内に、 観てもいいかな?と洗脳されてしまった次第。(笑)
観ていて楽しく、ちょっと心暖まる映画。 愛に関する異なるエピソードの登場人物が、 少しずつ接点を持って絡んでいる脚本が秀逸…… と言いたい所ですが、
・秘書に恋する英国首相 ・亡くなった妻の連れ子との関係に悩む父親 ・初恋の片思いに悩む少年 ・愛の為、言葉の壁を乗り越える作家 ・入社以来2年7ヶ月の間、同僚に片思いの女性 ・夫が部下に誘惑される主婦 ・復活の新曲でチャート1位を狙う往年のロックスター ・友人の花嫁に思いを寄せていたアーティスト ・奥手なポルノ男優 ・アメリカでモテる夢を抱く醜男
これだけのエピソードを盛り込まなくてはならない 理由が見当たりません。
「愛(Love)は 実際(actually) まわりにあふれている」 を表現したかったということなのでしょうが、 下3つの話はなくても全然問題ないでしょう。 特に下2つの話は、安直に笑いを取るだけとしか思えません。
そんなに笑いを取りたいのなら、 せっかくローワン・アトキンソンという 良い役者を配しているのだから、 彼に任せれば良かったのに…と思ったのでした。 (実はMr.ビーンのLD・BOXを持ってるくらい、 ローワン・アトキンソンは好きだったりします。)
これだけの登場人物を関係付けた苦労は買いますが、 (異なるエピソードの登場人物がお隣さん同士だったという しょ〜もないのもありますけどね(笑)) 登場人物が多すぎて(チラシでは19人ということになってます)、 結果どの話も中途半端に[さわりを紹介…]みたいに感じます。
どれだけ多くの愛のカタチについて描けるかに挑戦したかった… なのかな?と理解してあげたい所ですが、もっと膨らませて 見せて欲しいエピソードもあっただけに、残念に思います。
そうそう、往年のロックスターのプロモ・ビデオが 20年近く前にヒットしたロバート・パーマーの曲の ビデオとそっくり(パロディ?)だったのには笑いました。
2004年02月28日(土) |
神戸に出張してました。 |
「千と三百円券の神隠し」を書いた後、 肝心の映画の感想を書くまで間がありましたが、 月曜〜水曜まで、神戸に出張に行っていたからです。 本当は神戸じゃなくて、兵庫県と言った方が正確ですが、 神戸って言った方がオシャレなので、神戸出張です。 って、出張にオシャレは関係ありませんね。(笑)
我々下請け会社は、クライアントの都合で 色々な影響を受けるのですが、今回の神戸出張も クライアント側の下請けシェア再編で 我が社が新たに大阪のメーカーを 担当することになったからです。
その辺の事情はともかく、 私がメインとなって動く仕事としては 実に半年振りくらいの出張ですし、 新しい相手との仕事ということもあり(って苦しい言い訳)、 ちょっとばかしポカをしでかしてしまいました。
さて、以下に挙げる事例の内、 実際に私がやらなかったのはどれでしょう?
1.今回の出張作業場所は兵庫県西宮市。 三宮から電車に乗って、待ち合わせの岡場駅へ 向かったのですが、神戸高速鉄道南北線に乗り換えたら この電車がどんどんひなびた場所へ向かって行くのです。 これは電車を間違えたかな?と不安になった頃、 [有馬口]という有馬温泉へ行く電車に乗り換える為の これまた周りに何にもない駅に到着。 あれ?有馬温泉に来ちゃったよ、いくら何でも、 こんな所で仕事ってことはないんじゃないの?と さすがに不安になって一旦電車を降り、駅員の方に この電車が向かう岡場駅付近に、これこれという施設はある? と尋ねたのでした。 (実際その2つ先の岡場駅で正解で、 岡場駅付近は結構開けていました。)
2.初めて大阪のメーカーを担当するということで、 そのメーカー担当営業のクライアントの方達と 営業所近くの居酒屋で飲むことになりました。 本来なら、仕事をいただいている私が接待する立場なのに、 逆に接待されちゃいました。 (すみません、次回は社長から予算もらって接待いたします。)
3.その酒の席で、最近の仮面ライダーシリーズの話で盛り上がり、 うっかりウルトラセブンや漫画の話も熱く語ってしまったら、 先方の部長さんから「結構ヲタクですね」という 認識をされてしまいました。(汗) (いつも一緒に仕事をするクライアントの方もいるからと、 油断しました(彼のヲタクっぷりは公認されてる)。 初対面の相手に対して自重すべきでした。後悔先に立たず…)
4.作業2日目のこと。 通常は会社のデジカメを使って撮影をするのですが、 たまたまこの時は、我が社のデジカメが フル稼動状態ということもあり、 自分が普段使っているデジカメとコンパクト・フラッシュを 持っていくとことにしました。 作業道具一式は先にコンテナボックスにまとめて 会社からクライアントの営業所宛に送っていたのですが、 カメラとCFだけは自宅から持って行ったのです。 さて、メモリーがいっぱいになって、 CFを交換しようと思ったその時、 大変なことに気が付いたのです。 今日作業する道具は全部現場に置いてあるし、 鞄は必要無いね、とホテルに置いてきたのですが、 持ってきたCFは全部その鞄の中でした…。(滝汗) (結局新たに32MのCF買いました。何やってんだか。)
5.作業3日目のこと。 全ての作業と撮影が終わって、 カメラをしまおうとした時、ふとカメラケースを見ると、 ケースのポケットが膨らんでいるのに気が付きました。 あれ?この膨らみはもしかして……と開けてみると、 いざと言う時用にと準備しておいた64MのCFが1枚、 ご丁寧にカードケースに入っているではありませんか。 がっくし…、これがあるんだったら、何も昨日慌てて 買いに行くことなかったじゃん……。 (ああ、無駄使い…)
6.出張から帰ってきて、日曜日にスカパーで放送された 『F1 LEGENDS 川井ちゃんセレクション』の HDD録画が上手くできているかな?と確認してみたら、 映っているのは、なぜか現在放送番組確認画面。 ん〜どういうこと? ………あ、しまった! HDD録画の予約をする時に、 この番組の放送時間を確認をしたのですが、 その画面を解除するのを忘れてたかも。 …延々8時間続く番組確認画面をどうしろと?(泣) 前回の『川井ちゃんセレクション』も録画に失敗しましたし、 どうも川井ちゃんとは縁がないようです。
さて、この内の一つは実際にはなかったことなのですが、 他の5つが真実とは、我ながら情けないです…。 ここまでくると、どれが作った話かなんて、 どうでもいいような気もしますけど、
2004年02月27日(金) |
『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』を観た。 |
| 監督:ピーター・ジャクソン 出演:イライジャ・ウッド ショーン・アスティン イアン・マッケラン ヴィゴ・モーテンセン オーランド・ブルーム ミランダ・オットー アンディ・サーキス 原作:J.R.R.トールキン
原題:THE LORD OF THE RINGS “THE RETURN OF THE KING”
2003年/アメリカ映画
ワーナー・マイカル・シネマズ みなとみらいにて鑑賞 |
映画を観る前から、フロドと一緒に滅びの山へ 指輪を捨てる旅をしたがごとくの試練を乗り越えた私。(笑) (私が捨てたのは前売券の前売効果ですけどね(苦)) さしずめ、Road of THE LORD OF THE RINGS is ringading. …と言ったところでしょうか、というのはさておき、 無事観てまいりました『王の帰還』。
3部作の結末に相応しい、満足できる仕上がりと 言えるのではないでしょうか。 上映時間は3時間23分と長いのですが、 ドラマのエンディング部分が通常の映画より長く、 その静かな場面のおかげで、実際の尺程の長さは感じません。 (通常の映画だったら、公開時はカットされていたでしょう。 3部作通しての映画としては必要な締めですが、 『王の帰還』だけで構成を考えると長過ぎだと思います。)
↓ 以下、ネタバレを含みますので、 まだ観ていない方は読まない方が良いと思われます。
3作目の導入部はどう構成してくるだろうと注目していたら、 いきなりやられたっ!という感じでした。 ゴラムになる前のスメアゴルを、ストゥア族の姿として アンディ・サーキスがそのまま演じての登場ですもの。 チラシやポスターでも[ANDY SERKIS AS GOLLUM]と 書かれているから、本人は出てこないと思っていたので、 嬉しい誤算です。
実は『LOTR』のキャラクターの中で、 私が一番興味引かれるのがゴラムであり、 『わしらの愛しいシト…』のあの声が、 音声加工した声じゃないというのを知って、俄然 「凄いぞアンディ・サーキス!」と注目モードなのです。 でも手許にある、2000年発行のぴあ映画データベースを 覗いて見た所、アンディ・サーキスの項はありませんでした…。 これから大きく羽ばたけアンディ・サーキス!!(笑)
意外にもゴラムの重要度が高かったのも驚きでした。 時々フロドとサムを困らせる単なる道案内役 程度のキャラかと思っていたからです。
フロドからして見れば、疑いを抱きつつも連れていけば、 気を抜くと指輪を奪おうとするし、 奸計によりサムとの仲は裂かれるし、 結局裏切られて危うく死にそうになっちゃうしで、 生かしておいたのは失敗だったとなるでしょう。
でも、そのゴラムの指輪への執着のおかげで フロドは指輪の誘惑に負けたけど助かることができる訳で。 ゴラムを生かしておいたことが、 結果自分を生かしたことになるという因果の連繋。 非常に上手くできているではありませんか。 情けは人のためならず、ですね。
ま、ゴラムを葬ってしまうと、 代わりの道案内がいなくなってしまうから それはできないでしょうと思う所ですが、 いえいえ、その時はガンダルフの大鷲に乗れば良いんです。 そうすれば滅びの山までひとっ飛び〜! (指輪を捨てた後に二人を救出に来たようにね) って、それじゃ、お話になりませんね。(笑)
演出上やや不満だったのは、ファラミアの父である ゴンドールの執政官が乱心する箇所。 このエピソード自体は良いのですが、その執政官の乱心で、 ゴンドール防御の指令系統に支障が生じ、 先の一手で抗じ損ねる、または後手にまわることになる等、 もう少し基本展開と絡ませて欲しかった所です。
2004年02月22日(日) |
千と三百円券の神隠し(その4) |
性懲りもなく昨日の続きです。(最終話) *****************************************
ワーナー・マイカル・シネマズみなとみらいでは 『LOTR』は、字幕版が2館、吹き替え版が1館で、 それぞれ1日4回上映されるのですが、 10時45分に私が到着した時点で、 字幕版の本日分は全て完売、吹き替え版の方も 最終回の前寄り3列しか残っていない状況でした。 驚くべき人気です。
そんな状況なのに、 チケット売り場には長蛇の列ができているのです。 皆さん、せっかくここまで来たのだからと、 『LOTR』は諦めて他の作品に乗り換えでしょうか? 『ラブ・アクチュアリー』『ラストサムライ』 『ミスティックリバー』『シービスケット』と、 話題作、アカデミー賞候補作がラインナップされていますしね。 …まさかこれだけの人が、明日の席の予約の為に並んでる、 なんてことはないですよね?
絶え間無く伸び続ける列をしばし眺めながら、 そんなことを考えつつ、どうしようかと悩んだのですが、 せっかく来たので、とりあえず明日の分を予約できればと、 その列の後に並ぶことにしたのでした。
遅々として進まない列の中で待つこと30分。 さあ、もう少しで私の順番がやってくるという頃、 場内アナウンスが流れてきました。
「『LOTR』のお席は、字幕版、吹き替え版、 共に明日の9時、13時の回も完売となりました。 4時以降の回も残るお席は前寄りのみ となりますので、ご了承下さい。」
って、マジっすか!? みんな、予約だけして今日は帰るの? 何で? (いや、私もそうするつもりだったのですが。(笑)) せめて15分前に、そうなると判っていたら諦めもついて、 この列には並んでいなかったのになぁ・・・。 放送のタイミング悪過ぎですよ、もう、 あ、次、私の番じゃん。
別に是が非でも今日明日で観たい訳でもありません。 先程のアナウンスを聞いて、明日観るのは 止めようかと思う気持ちも強かったのですが、 一応窓口へ行き、このシネコンで一番大きい 8番スクリーンの4時、8時の回の混雑状況を 確認してみることにしました。
すると、4時の回は前寄り4列の席しか 空いていないとのこと。 私の希望は、前から8番目の列の席。 (この劇場では必ずこの列で観ているのです。) そこ以外の席では見たくないので、 4時の回は却下とすると、残るは8時45分の回ですか…。 その8時の回は、私が希望する8列目の席は 中央を外れていますが、まだ空いているようです。
さらに確認のため、その回はレイトショー扱いなの? と尋ねてみると、そうですという答え。 レイトショーは1200円で観られるというのに、 1300円の前売券で観ていたのでは損するばかりか、 この映画は土日のレイトショー以外の時間帯で観ようと、 わざわざ前売券を買った意味もなくなってしまいます。
この並んだ30分を無駄にするか、 買った前売券の前売効果を無駄にするか。 金曜日に前売券が神隠しにあわなければ、 (いや、隠したのは私ですが、) こんなことにはならなかったのに…。(とほほ)
さて、どうしたものでしょう?
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