周回遅れに気をつけろ!
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タバコ撤退ネタをもう一つ。
[マールボロ]には実は 『Mild』や『Light』に相当する意味があって [マイルドセブン]同様、欧州での販売 およびF1のスポンサードから撤退するらしい・・・ という話ではない。
[マールボロ]といえば、フィリップ・モリス社の製品。 でも、日本で販売されている[マールボロ]は JTがライセンス生産していたらしい。 (パッケージにも『Made by Japan Tabaco Inc.』 って、しっかり記載されていた。) で、JTはその[マールボロ]のライセンス生産業務から 撤退することを決めた、と発表されたのだ。
この発表を聞くまで日本の[マールボロ]が ライセンス品であったことも知らなかったが、 なんだかそう知っちゃうと、[マールボロ]の ありがたみがイマイチないような・・・。 あ、いや、どうせ私は煙草を吸わないので そんなの関係ないけどさ。(笑)
さて、そんなライセンス撤退に絡んでか、 最近タバコの自販機に[マールボロ]の スペシャルボックスの広告を多く見かけるようになった。
F1絡みのスペシャル・パッケージといえば、 『West』がマクラーレンのマシンを レイアウトしたものがあるけど、 (欲しいけど日本で売ってないもんね・・・) 『Marlboro Racing Edition』 と名付けられたコレは何だかイマイチだ。
いやぁ、確かにF1マシンの一部を描いたイラストの パッケージだけど、なんだか地味過ぎじゃない? しかもインダクションポッド脇の レギュレーションフィンがあるから、 昨年のマシンじゃん。何故にF2002?
さらに突っ込めば、フェラーリのマシンに付く 『Marlboro』のロゴは右下に影があるのに このパッケージのロゴの影は左下になってるじゃん。 そういう所をきちんと合わせないでどうするの!?
あ〜あ、撤退間際だからってこんなモノ出して、 少しでもライセンス料の回収を謀るつもりなのかなぁ? って、タバコ吸わないのに、F1モノだからというだけで しっかり買ってる私がその餌食か!(苦笑)
9/10朝日新聞に、 [マイルドセブン]ブランドの販売を 欧州から撤退するとJTが発表した、 との記事が掲載されていた。
タバコの名称に「マイルド」「ライト」等の 体に害がなさそうな表記を禁止する規制に 「マイルドなセブン煙草じゃなくて、 [マイルドセブン]という語句として 認識されたタバコの銘柄だ。」 と反論していたけれど、結局屈したのね。
こうなると、[マイルドセブン]ブランドの 普及を狙っていたJTが、来期以降もF1チームを スポンサードするかは微妙かなぁ。
スポーツに於けるタバコ・スポンサーは 2006年までOKになっているんだから、 (EUは広告およびスポンサーシップの禁止を 2005年7月31日からに前倒ししようとしてるらしい) その期間中だけでも自社が販売権を持つ別ブランドで スポンサードとなるかどうか?
[マイルドセブン]撤退となり、 別ブランドでスポンサードとなると 気になるのはもちろん、ルノーのカラーリング。 初めて見た時は「なんじゃ、こりゃぁ!」と思った あの美しさとは遠くかけ離れたカラーリングも、 最近結構見慣れてきた感はあるけれど、 やはりここは、この機会を利用して格好良くして欲しい。
ルノーのコーポレート・カラーが黄色なんだから、 カラーリングとして期待するのは、 JTが99年にRJRナビスコ社から販売権を取得した [キャメル]イエローでしょう。
JTの世界戦略ブランド4種は、 「キャメル」「ウィンストン」「マイルドセブン」「セーラム」。 モータースポーツとタバコ・スポンサーの歴史が 終焉を迎えるに当たり、その最期を飾る役目に [キャメル]は相応しいブランドでは?
ただ、最近は「ベンソン&ヘッジス」がらみで ジョーダンが黄色なので、その点がネックかな・・・。
2003年08月15日(金) |
プジョー206のトラブル |
ほとんど私の好みで妹に薦めたプジョー206。 買ってしばらくは「おもちゃみたい♪」と とりあえずは悪い印象は持っていないようで、 安心していたのだが、最近どうも雲行きが怪しい。
盆に帰郷した時に、どうよ?と聞いてみたら、 「何だかハズレみたいだよ」という答え。 は、外れの評価ですか・・・。(汗) う〜ん、確かに私はちょっと試乗しただけの評価だし、 実際に普段乗ってみるとイマイチだったのか・・・、 と推薦した責任を少々感じ、滝汗状態になりかけたが、 どうやらその『ハズレ』という意味ではないらしい。
クルマの[個体]としての『ハズレ』。 すなわち、妹の車にだけ発生するトラブルが、 やたらと多いらしいのだ。
●症状その1『突然ハザード』 普通に何の支障もなく走行している最中に、 突然ハザードランプが点灯したとか。 ハザード・スイッチを押して解除しようとしても、 ライトは点滅しっぱなし。 急ブレーキを踏んだ時に、ハザードランプが 自動点灯する機能は付いているが、 そのシステムの誤作動か?
●症状その2『突然エンスト』 普通に何の支障もなく走行していたのに、 信号で停止し、信号が青に変わったので 再スタートしようとしたらエンストしたらしい。
エンストは、私の306でも時々起きることがある。 ただ306の場合は、完全停車(イグニッション・OFF)状態から エンジンかけて、暖気して、さあ発進 という時にストールするので、状況はかなり異なる。
妹の206の場合、これが1週間以内に2回続いたので、 ディーラーに持って行ったところ、 ECU(エンジン・コントロール・ユニット) が原因ではないかと、ECU交換して対応したらしい。
ところで、以前の試乗記に、 『今後入荷の206の上位グレードは フライ・バイ・ワイヤによるスロットル・コントロール になるとディーラーの方が言っていた』と書いたけど、 妹が乗る最下位グレードもそうなっていたようだ。 というのも、そのECUを交換した後、 アクセルペダルの踏みしろに対する スロットルの反応が大きく変わっていたからだ。
これは元プジョーのメカニックの方から聞いた話だが、 どうやら最初の206用フライ・バイ・ワイヤ対応ECUは、 あまり良くないという評価だったらしい。 フライ・バイ・ワイヤにすることによって アクセルペダルの踏みしろに対する スロットル開度を自由に設定できるため、 多分、日本人向けの味付けにしてあったのではないだろうか?
以前の試乗記に書いたことを繰り返すことになるけど、 1400ccのエンジン出力のなさをごまかすため、 ゼロ発進時にアクセルペダルをちょっと踏んだだけで、 エンジンが大きく噴け上がる設定になっていた。 J・ヴィルヌーヴじゃないんだから、 そんなセッティングじゃ運転しづらいって。
それが今回乗ってみたら、私の306と同じように、 ペダルの踏力に応じたエンジンの反応で、 とても運転しやすくなっていた。 アクセルペダルに対する反応が急に変わったので、 妹はエンジンがパワーダウンしちゃったと勘違いしたようだが、 上記のセッティング変更の説明をして、 エンジン自体に問題はないし、クルマは絶好調だよ! と伝えて横浜に戻ってきた。
・・・が、4日後、妹から「またエンストした」という連絡が。 日本向けにいじったECUの影響じゃなかったということ? 暑い日になるとエンストするって、 そんな何十年も前に設計したクルマじゃないんだからさぁ・・・。 う〜ん、こりゃマジでハズレかも・・・。(泣)
2003年08月12日(火) |
ワンダーランドマーケット(サクラのミニカー) |
相変わらずワンダーランドマーケットの続きです。
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フリーマーケットでも、 私が探し求めるのは基本的にF1のミニカー。 現在は[MINICHAMPS]と[MATTEL]等の 海外メーカーのものが主流だけど、 第1次F1ブームの際は、日本でも 数多くのミニカーが作られたようだ。
その中で、今回こんな物が安く売られていたので、 私のコレクションに加えてみた。
(株)サクラという、浅草橋にある(あった?)メーカー製。 『サクラのスーパーカー』と書かれていることから、 F1マシンだから作られたというより、 当時のスーパーカー・ブームの延長として、 スーパーカーの1種として作られたようだ。 スケールは1/50くらいかな。
当時の売り値は¥450。 (プライス・シールが貼られたまま残っていた。) 紙製の台座と塩ビ製ケースの保存状態が悪く びりびりボロボロということもあって、 3台セットで¥2700だった。
ちなみに別の売り主さんの所に ずっと保存状態の良いモノが売られていたが、 確か1台¥2500くらいだった。(というあいまいな記憶) 台座とケースは厳しい状態だけど、 中身はぎりぎり許せる状態なので安いコチラを購入。
[ティレル P34]
『Tyrell P34』 スーパーカー No.101 当時一般的にも有名だった『たいれる 6輪車』が ラインナップのトップを飾っている。 3台の中では、最も実車に近い形じゃないかな。
[フェラーリ 312B3]
『Ferrari 312B374』 スーパーカー No.102 マシンの形は、'74年の312B3。 カーナンバーはなぜか'76年、ニキ・ラウダの『1』。 ('74年のカーナンバーは『11』と『12』。 '76年のマシンは312Tおよび312T2。) 実車同様マシンの左側のみにラジエターがあったりと 出来の割に芸は細かい。(笑)
他の2台はちゃんとティレル、ロータスから 許諾を得ている旨のシールが貼ってあるのに、 フェラーリだけはそのシールがない。 そのせいか、キャバリーノ・ランパンテの デカールが表現されていないのが寂しい。
[ロータス 72D?]
『Lotus JPS2T』 スーパーカー No.103 手許の資料をちょっと調べただけでは、 どの年代のマシンを作ったのか特定できなかった。 ぱっと見には'72年〜'75年に活躍した ロータス72Dまたは72Eに見えるが、 サイドポンツーンの形状が異なる。 サイドポンツーンの形状から考えると、 '74年のロータス76に近いようだ。
カーナンバーは'72年の『8』。 ('72年はカーナンバーが一定ではなかったようで、 チャンピオンになったロータスの エマーソン・フィッティパルディは、 『1』『5』『8』『11』『20』等を付けていた。)
今回GETしたサクラ製以外にも、 当時制作されたミニカーを見つけたけれど、 (あう、メーカー名忘れた) 高くて手が出ませんでした。
タイトルはワンダーランドマーケットから離れてますが、 ちょびっと昨日の分の続きです。
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このミニカーでは、[ルーベンカイザー]の カーナンバーは『10』。 作品中でもこのカーナンバーだったのかな? 当時のカーナンバーは、現在のように昨年度の順位順ではなく、 チーム自体に割れ当てられていたので、 カーナンバー『9』『10』に相当するチームが 消滅したという設定か?(笑)
1977年までのカーナンバー『9』『10』は [マーチ]に与えられていたが、 実際の放送と被っている1978年には、 スポンサーであった『ATSホイール』が コンストラクターになったためチーム名も[ATS]に変更。 (まさかこの事実を知った上でのカーナンバー『10』?) ちなみにこの1978年、[ATS]のドライバーは ヨッヘン・マス、ジャン・ピエール・ジャリエ、 シーズン後半には当時新人のケケ・ロズベルグ(29歳)が ドライブと意外と豪華なラインナップだ。
そして翌1979年、[ATS]は1台体勢で参戦したので、 カーナンバー『10』は欠番に(!)。 1983年にも1台体勢で『10』を欠番にした所、 翌1984年はカーナンバー『9』『10』を没収され、 『14』『31』を割り当てられた。
なぜカーナンバーが離れているかというと、 シーズン前半は前年同様1台登録だったから。 この頃、消滅したチームがあったり、 1台体勢のチームが他にもあったりで 結構カーナンバーの入れ替えがあり、 カーナンバー『14』が一つ余っていて、 それがまずは[ATS]に割り当てられた。
そして、シーズン後半には2台目として、 G・ベルガー(24歳)が[ATS]から F1デビューを果たし、『31』を割り当てられたのだ。 ちなみに、新人だったG・ベルガーは、 デビュー2戦目のイタリアGPで 予選20番手から見事6位入賞を果たすが、 [ATS]の開幕時のエントリーが1台のみだったため、 ポイントの対象外とされ、記録にならなかった。
そしてチームは1984年で、その活動の幕を閉じたのだった。 なんだかアニメより[ATS]の話の方が面白いかも。(笑)
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さて、今回お届けした『ATSのトリビア』。 明日職場や学校で、すぐ使えるネタでしたね。(そうか?) さてこのトリビア、あなたは「何へえ〜」でしたでしょうか? あなたの評価をBBSに書き込もう!(笑) ちなみに手前味噌ながら、私の評価は 「10へえ〜」満点で「7へえ〜」くらいです。(笑)
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ワンダーランドマーケットの話は続きます。 (もしかして、まだ他にも買ったのか?(呆))
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