周回遅れに気をつけろ!
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2003年02月25日(火)  消されたエンブレム

別動隊が1週間出張に行ったきりの今週。
私は今日から3日間、会社近くの工場で肉体労働だ。
普段通りに出社して、作業着に着替え、
社長のBMWを借りて工場へ行くのだ。

作業着とBMW・・・恐ろしくミスマッチだが、
別動隊が社用車クオリスを使っているので仕方がない。

昨日の川越も、このBMWで行ったので、
4日連続で使うことになる訳だね。
最初は社長の車なので、結構緊張して乗っていたのだが、
最近何度も借りて慣れてきたのか、
普通の車と変わらず乗るようになってきている。
うむ、このBMWが私のモノになる日も
近いということか?(違)

それはともかく、作業のための荷物を積み込もうと、
社長のBMWが停めてある駐車場へ行き、
キーレスエントリーでドアを開けて乗り込んだ時、
この一連の動作風景の中に、なにやら違和感を感じた。
何かが足りない?

荷物を乗せる為に、事務所の前まで乗って行き、
車を降りて正面にまわりながら、
ちらりとフロントグリルを見ると、
やっぱりそこにあるべき何か足りない気がする。

荷物を後席に詰め込んでいる時、
はっと気が付いた。
フロントグリル部にあるBMWのエンブレム、
そのエンブレム自体は確かにあったが、
色が消え失せていたのだ。

改めて見てみると、
縁取りの黒と青と白の塗装が剥がされ、
地の金属部がむき出しとなっているではないか!



いつの間に?
昨日もこんなんだったっけ?
う〜ん、憶えていない・・・。(汗)

帰ってきてから聞いた所によると、
どうやら3週間程前にやられたらしい。
ただ、いつ、どこでかは、全く不明。
意外と皆、気にしてないってこと?
と言うよりこんな悪さは聞いたことがないから、
思いもよらず、気が付くのが遅れたのかな。

こんなことをする人がいるなんて、
あ〜もう、何だか嫌な世の中ですね・・・。





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2003年02月24日(月)  今日は川越にお出かけ。と、いうことは?

行かねばならぬ、いも膳に!(笑)
前回の痛恨の定休日攻撃から3週間。
その屈辱は1日たりとも忘れたことはなかったぞ!(嘘)

それはともかく、今我が社で一番忙しい私が、
サンプルを返却するためだけのために、
わざわざ川越に行く事はないのでは?
と専務に言われたけど、
「いえ、今回は打ち合わせをするらしいので。」
と(一応本当)、やや強引に川越行きを確保した。
(そうまでして、いも喰いたいか!?(笑))

さて、店に到着すると、さすがに今日は、
駐車場に何台か車が止まっていた。
間違いなく営業してるようだ。
「営業中」の看板もちゃんと出ているし。

小雪がちらつく中、車から降りて、
小走りに入口へと向かう。
店の外に、料理を紹介するディスプレイでもあるかな?
と思ったが、そういう類のものはなかった。
この期に及んでなんだが、
値段の相場を知りたいなぁと思ったのだ。
入ってしまった後に、値段にびびった揚句、
「やっぱり高いので止めます。」
って訳にもいかないしね。(どこまでも小心者)

腹を括って店に入ると、
客席はそれ程混んでいなかった。
店内には、有線の琴の演奏が流れている。
「お座敷きと腰掛け、どちらになさいますか?」
と聞かれ、座敷きが苦手な私は腰掛け席を選択。

腰掛け席と言っても、いわゆるテ−ブル席ではなく、
掘りごたつ状の席と言えば理解できるだろうか?
靴を脱いで座ると、足元のホットカーペットが温かい。
今日は日中の方が寒くて、2℃しかなかったからね。
(朝は5℃あったらしい)

席に案内された時に渡されたメニューを広げてみる。
中に載っていた料理は、想像していたのとは
ちょっと違っていた。
もっと、いもいもいもいも〜っ!
という具合に、これでもかとばかりに、
見たこともないような芋料理の数々を期待していたが、
そうではなく、定番のような料理があって、
その微妙なバリエーションと
各々の組み合わせがあるだけだった。

そんな中から、私が注文したのは『いも点心』。
要予約で注文できない『いも懐石』の料理が
いくつか含まれていると言うのが売りらしい。
店の人も、まっ先に「お薦め」と言った料理だ。
一番高いからか?(笑)
ちなにみ『いも懐石』は値段が書いてなかったけど、時価?(笑)

お茶と箸と一緒に出されたのが、
むらさきいもの羊羹。



う〜ん、でも、羊羹ほどの弾力がなかったので、
羊羹ではなく、蒸したいもをうらごしして、
形を整えただけのものかもしれない。
見た目が食事の前に食べるものではなさそうだったので、
メインの料理の後に食べたのだった。

料理の方は、まずは食前酒として、いも焼酎の梅割り。
続いて汁物。
さつまいも、大根、にんじん、椎茸を
それぞれ1.5cm角に切ったものが、
とろみのある汁に入っている。
体が温まって良いのだが、さつまいもが
4片しか入っていないのは、どうしたことだろう?
いも料理屋だから、もったいぶって
貴重な高級食材のごとくな扱いなのだろうか?(笑)

そしてメインの料理の登場、
3つに仕切られたお重に入っている。



右から、いもを練り込んだ蕎麦。(定番らしい)
ちょっと粘り気があるような舌触り。

中央、鰻の味御飯に、1.5cm角に切った
さつまいもを加えて、卵巾着にくるんだもの。
(鰻+さつまいもご飯が定番らしい)
やっぱりいもは少しか入っていない。(笑)

そして左は天麩羅。
普通のさつまいも2つ、むらさきさつまいも1つ、
にんじん、ごぼうのささがき、シソの葉。

デザートには、さつまいものアイスクリーム。

以上で¥2500。
ちょっと高いような気もするけど、こんなもの?
さつまいもを堪能した〜、という感じはないかなぁ。
悪くはないけど、美味しくて満足という感じでもなし。

それはそうと、カード使えないってどゆこと?
最近現金を持ち歩かないので、かなり焦ったよ。(笑)




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2003年02月21日(金)  ジャンボとLOTOの実績による期待値

今日の昼休み、食事がてらに宝くじ売り場に立ち寄り、
グリーンジャンボを買い付けた。

その購入資金は、LOTO6の当選金から捻出。
昨年の8月以降に当選していたLOTO6を、
まだ換金していなかったので、
ちょうど良い機会とばかりに持って行ったのだ。
当たったと言っても、全部末等の¥1000。
それが5枚で計¥5000。
これを資本に、バラ15枚のグリーンジャンボを購入。

当たったLOTO6を換金してもらいながら、
せっかく当選金を受け取りに来たんだから、
ジャンボの末等も一緒に持ってくるべきだったのに、
と、自分の考えの至らなさにがっくし。
たったの、と言いたくなるような¥1800だから、
忘れてもしょうがないかもね・・・。

そこで、ふとあることに気が付いた。

私はLOTO6を毎週5枚ずつ買っている。
1枚¥200×5枚で¥1000。
8月から2月までの7ヶ月間買い続けたのが30週。
週¥1000×30週で¥30,000の投資。
そして、LOTO6の当選金を今¥5000受け取った。
実績から導き出せるLOTO6の投資に対する期待値は16%。

対するジャンボくじは、10枚毎にお約束の下1桁¥300。
計算するまでもなく、投資に対する期待値は10%。

なんということだ、私自信の実績から考慮すると、
LOTO6の方が期待値高いじゃん。
ジャンボくじバラの場合の最高1等2億に対して
当選金もLOTO6の方は最高4億だし、
ジャンボくじを買ってる場合じゃないってことじゃん。

って、「グリーンジャンボくじ15枚ください。」
と売り場のオバちゃんに言った後に
気が付いても遅いんだよなぁ・・・。(苦笑)

さて、今回は変則の15枚作戦。(いや別に作戦じゃないけど)
バラ10枚セットは確実に¥300が戻ってくるが、
別で買った5枚の方が勝負だ。
投資¥4500に対して、その5枚の中に末等が
含まれていれば、リターン率は13%。
なければリターン率は6%。

今書きながら計算して、がっくし。
15枚中、2枚末等が当たってても、
LOTO6の方が期待値高かったのね・・・。




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2003年02月20日(木)  子供の頃の記憶「チハラさん」(後編)

昨日の続きです。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

1日の保育時間が終わり、
帰りのバスが来る時間になると、
保母さんが呼びに来る。
保育園からバス停までは、子供の足で
5分くらいかかったんじゃなかったかな。

田舎の赤字路線。
一時間に1本しかないので乗り遅れたら大変だ。
遊びに夢中になる子供をかき集めるのは、
さぞかし大変なことだっただろう。
そして、バス通園の子供達を集める時に、
保母さん達が叫んでいた言葉は
「チハラさ〜ん!、バスですよ〜!」だった。

バス通園の子供達が降りるバス停である茅原沢[チハラザワ]。
途中のバス停で乗り降りする園児はいないので、
バスで通ってくる園児のことを、
「チハラ(ザワのバス停で降りる、
 茅原沢方面に向かうバスに乗る園児の皆)さん」
略して[チハラさん]と呼んでも、
何の問題もないはずだった。

しかし、子供の私には
その略されている部分が理解できず、
毎日問題なく帰れているにも関わらず、
実は独り不安にかられていたのだ。

[チハラさん]と言えば普通、
茅原沢に住んでいる人の事なんじゃないのかな?。
ボクが住んでいるのはその隣町[オイダイラ]だ。
そのボクが[チハラさん]のための
バスに乗って大丈夫なのだろうか?
今までは、たまたま大丈夫だっただけで、本当は、
ボクは毎日間違ったバスに乗っているのかもしれない。
もしかしたら[チハラさん]のバスの他に、
[オイダイラさん]のバスもあるのでは?

それともボクはず〜っと[オイダイラ]に
住んでいると思っていたけど、
実はここは[チハラ]だったのだろうか?

そんな疑念を抱きながらも
「チハラさ〜ん!、バスですよ〜!」と呼ばれたら、
皆と一緒にバスに乗って帰っていた。

しかしある日、私は意を決して母に聞いてみた。
「お母さん、ボクが住んでいるのは
 [チハラ]じゃないよね?[オイダイラ]だよね?」
私が何を考えていてこう聞いたかを知る由もない母は、
もちろん「そうよ」と答える。
だがこれで、私の中での疑問は確信に変わった。
やっぱりそうだった。ボクは[チハラさん]ではなく
[オイダイラさん]なのだ。

そして次の日、私は重大な決意を持って登園した。

いざ帰る時間になって、保母さんはいつものように
「チハラさ〜ん!、バスですよ〜!」と呼び掛ける。
しかし、私は動こうとしなかった。 
保母さんが心配して直接呼び来る。

「バスが来るよ。早くしなきゃ。」
「でもあれは[チハラさん]のバスでしょ?」
「そうよ。」
「ボクは[チハラさん]じゃないから、乗らない。」
「何言ってるの? 
 あなたは[チハラさん]でしょ? 
 あのバスに乗らなきゃ。」
「違うもん。ボクは[チハラ]じゃないもん。
 [オイダイラ]だもん。」
「???[オイダイラ]は[チハラさん]でしょ?」
「[オイダイラ]は[オイダイラ]じゃん。
 [チハラ]じゃないじゃん。」
「そうじゃなくて・・・」
「ボクは[チハラ]じゃないから
 [チハラさん]のバスは乗らない。
 [オイダイラ]のバスに乗るんだ!」

バスの時間がせまり、焦っている保母さんは、
私が理解できるように、順を追って説明する余裕がない。
なぜ突然私が[チハラさん]じゃないと
言い出したか分からなくて、困っただろうなぁ。
いやぁ、申し訳なかったです。

そんな私を残し、他のみんなはバスに乗って帰って行った。
電話で連絡を受けた母が車で迎えに来るまで、
鉄棒につかまって泣きながら、
「ボクは間違ってない。
 だってボクは[オイダイラ]だもん。」
と言い続けた私。

真っ赤な夕焼けの空と、寺の森に集まってくる
カラスの鳴き声とともに、
強烈に印象に残っているできごとだ。

と、きいちさんのネタを読んだ時に
このエピソードを思い出しましたとさ、という話。




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2003年02月19日(水)  子供の頃の記憶「チハラさん」(前編)

以前、私の掲示板に載った、きいちさんのネタ。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

ベルギーGPスタート前

ロン「スタート時は雨だがこの雨はすぐ止み、
   ドライタイヤに換えるタイミングが
   明暗を分けると思われる」
ミカ「そうなると、どちらからピットインするんでしょう?」
ロン「うむ、とりあえずは前を走ってる方から入れるが、
   状況によっては同一周回で連続ピットインもあるだろう」
デビ「ピットインのタイミングは誰が?」
ロン「他チームの動きも見ながら私が判断しよう、
   私がピットインと言ったら入るんだ」
ミカ「了解、ボス」

ロン「わかったか、デビット?」
デビ「私がピットインと言ったらですね」
ロン「・・・いや、「私が」はいらない、
   ピットインと言ったら入れ!」
デビ「ああ、ピットインと言ったらですね」
ロン「そうだ、くれぐれも個人の判断で
   ピットインするのではなく、
   私がピットインといったらだぞ」
デビ「私がピットイン・・・?」
ミカ「・・・だからピットインだけでいいんだよ!、
   もうスタートだ」

ローリングスタートで始まり徐々に路面が乾いていく。

ロン「ん? フェラーリが交換するようだな、
   ウチの2台の差は、連続で入ってもそれほど問題ない、
   よし!『連続ピットインだ!』」
ミカ「了解」
デビ「連続ピットイン?何のことだ?」

ミカピットイン

ロン「ヨシヨシ、続いてデビッドだ、しっかり交換するんだぞ。
   って、なんで入ってこないんだよアイツ!
   おいデビッドどうして入らない?」
デビ「早くピットインって言って下さいよ、
   もうレインタイヤじゃキツイです」
ロン「・・・今からチームオーダーを発動する」

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

何度読んでも笑えるネタだ。
まるで子供のようなデビッドのやり取りが傑作なのだが、
実は私も子供の頃、こんな小さな言葉のやり取りの違いで、
保母さんを困らせたことがあった。

私が住んでいた所は田舎ゆえ、近所に幼稚園がなかった。
だから近所の子供は皆、5km程離れた
[秦梨(はだなし)]という町にある、
寺が税金対策のためにやっている保育園に通った。

そんなに離れているんだから
車で送り迎えかと思いきや、バス通園だった。
その保育園の方へ行くバス停は、私の家から
800mくらい離れた所にある[茅原沢(ちはらざわ)]。
(近所のバス停は、系統が違っていた。)
そこから子供達だけでバスに乗って通っていたのだ。
もちろん、バス停までと、バス停からの行程は
親か保母さんが付き添っていたけど。

その保育園には、秦梨に住む子供と、
茅原沢からバスで通ってくる子供が集まる。
私はその保育園で数々の伝説を作ったらしいのだが、
今回はとりあえずパスする。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

うう、本題に入る前に力尽きました。
もう3時半ですので寝させてください。
(帰ってきたのは、1時45分ですし・・・。)
きいちさんのネタで、皆さん充分満足されてるのではと。(自爆)

《元気が残っていたら、明日につづく》




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