周回遅れに気をつけろ!
.ALL LAP LIST. << LAST LAP. NEXT LAP.>>


2002年09月25日(水)  桜木町の勲六等なる割烹屋

今日は給料日で水曜日、ということは、
有無を言わさず定時退社決定。
映画を見ようかと桜木町駅で悩んだが、
ワーナーマイカルでやっているもので、
どうしても観たいというものがないので見送り。
今日はレディースデーでどの映画館も混んでるしね。

じゃあ、夕飯はどうしよう?
昨日は、まだイマイチ常連になりきれていない
イワシ料理が旨い店の定食だったし、
昼間はメンチカツだったなぁ。
う〜ん、ここで牛丼屋っていう気分じゃないし、
ラーメンも飽き気味だ。

どうしようと考えながら歩き始めると、
桜木町に新しくできた『にぎわい座』という
大衆演芸場(って言うのかな?、吉本劇場みたいな所)の
1階部分に、新しく[加茂]という料理屋が開店していた。

『ふぐ、うなぎ割烹』と書かれたメニューが店の外に掲げられ、
開店特別価格で少しだけ安くなっているようだ。
[うなぎ御膳:う巻き、うざく、季節の煮物、うな重、吸い物、漬物]
¥2300→¥2000
その他にもメニューは当然あったけど、
まあ、割り引きは皆こんな感じ。
それほど大したサービス価格でもないね。

う〜ん、どうしようと30秒程考えて、
たまにはいいかと、自動ドアの扉を開けると、
いかにも新しくできたらしい綺麗な店内には、
緊張感のない空気が漂っていた。
まだ客が誰もいなかったからだ。
午後7時という一番のかきいれ時に。
いそいそと厨房にスタンバイする料理人を見ながら、
「やっちまったか?」という失敗の念が頭をよぎる。

誰もいないのでどこに座ろうかと迷い、
カウンタ−席に腰掛けようとすると、
「テーブル席でどうぞ」と薦められたので、そうすることにした。
[うなぎ御膳]を注文し、店内をぐるりと見回すと、
大切そうに額に入れられた賞状のようなものが飾ってある。
そこに書かれた文面を読んで少し驚いた。

『日本国天皇は田島××を
 明勲六等に叙し單光旭日章を授与する
 昭和五十七年四月二十九日皇居において
 璽をおさせる

 内閣総理大臣 鈴木善孝』

なんだ?この店の主は勲章を授与されてるのか?
お茶を持ってきた店員に尋ねると、
女将が代わりに、ちょっと遠慮がちに、ちょっと誇らしげに
答えてくれたには、女将の祖父がふぐ協会の方で
功績をあげたご褒美だそうで。
祖父ということは、ここは3代目の店か。

勲章だけでなく、こういうものもくれるんだね。
そういえば、勲章授与の後、皆、卒業式の時みたいな
筒を持っていたような気がする、
なんて思いながらそれを眺めていると、
厨房からは「チン!」という音が・・・。

「チン!」・・・ですか?
そりゃメインではない、『うざく』の鰻と『季節の煮物』は
そうやって効率をはかりたいのは分かるけど、
あからさま過ぎないか?
まがりなりにも割烹を名乗っているんだから、
場の雰囲気にも気を使って欲しいぞ。

私がそれらの前菜を食べていると、
男女2人づつの客が入店してきた。
結局私が帰るまでに来店したのは、私とその4人だけ。
行く末不安なり・・・。

え? 肝心の鰻の味?
なんだか脂がのっていない痩せた鰻で味がなく、
ご飯も少ししんが残っていて硬かった。

老舗ののれんにあぐらかいて修行を忘れたな。


↑クリックすると おまけの一言 が出てきます。/エンピツ投票ボタン


2002年09月24日(火)  恐竜博の写真

私が恐竜博の会場である幕張メセに到着したのは、
午後4時少し過ぎ。
この日の入場最終時間は午後5時半で、
閉場は午後6時半の予定となっていた。
会場にいられる時間はおよそ2時間半だった。

実は今回、デジカメを持って行ったものの、
写真を撮ろうかどうしようかと少し悩んだ。
私は写真を撮り始めると、
少しでも気に入ったカットが撮れるよう、
他の人がいなくなるタイミングまで、
ついつい待ってしまう癖がある。
そうすると、最初の頃は時間があるので、
ちゃんと展示も見られるし、
余裕を持って写真を撮ることもできるのだが、
後半は時間がなくなってしまい、
せっかくの展示をじっくり見られなくなってしまった・・・、
なんてことがよくある。

だから今回は、写真を撮りたい気持ちをぐっと押さえ、
まず展示物を全部見ることに集中し、
やっぱり写真を撮りたいなと思ったなら、
二度手間で面倒臭いけど、再び最初に戻って、
写真タイムにしようという行動計画にした。

写真は後回し、もしかしたら撮影しないかもと思うと、
ことのほか自分の目でじっくり見るもので、
全部見終えるのに随分時間がかかってしまうことに・・・。

閉場まで残り時間はあまりないけど、
他に撮影している人を見ていたら、やっぱりウズウズ。
せっかくカメラを持ってきたんだから、
何枚か撮っておこうかな。

まずは本物の化石で全身骨格を復元した竜脚類の中で
一番大きかった、中国四川省で発掘されたジュラ紀の固体から。
(名前控えてないから分からない・・・)



いつも閉館間際はこうだったのか分からないが、
他にお客さんがほとんどいなくて、
比較的写真は撮りやすかった。
↓コレも本物の化石で復元した全身骨格。



さて、最初の方に戻って本物の化石だけ
写真に撮ろうかなと順路を逆行し始めたら、
係員に呼び止められた。
もう撤去が始まっているので、
このブースから前には行けないとのこと。
が〜ん!
結局今回はいつもと逆で、
最初の方を撮り損ねてしまったか・・・。

仕方がないので、撮るつもりのなかったレプリカでもと、
『セイスモサウルス』を撮影。



↓コチラはその『セイスモサウルス』本物の化石。(尻尾の部分)



これ以後は全部レプリカ。
もうヤケの連発をご覧ください。(笑)
↓左は『セイスモサウルス』、右はジュラ紀の肉食竜。



 白亜紀の『ジョバリア』という象に似た骨格の恐竜。
↓『ジュラシック・パーク』でこんなポーズあったよね。



↓上の写真を正面から。骨格標本としては珍しいポーズ。



↓アフリカで発掘された、白亜紀の肉食竜たち。



 上の写真の頭部のアップ。
↓こういうワニに似た頭部の化石は、他では発見されていないらしい。



 シノルニトサウルス(中国鳥竜)。全身が毛に覆われてたらしい。
↓なんとなくそんな風にも見えるけど、本当に毛の化石? 



↑クリックすると おまけの一言 が出てきます。/エンピツ投票ボタン


2002年09月23日(月)  世界最大の恐竜博 2002 へ行ってきた

7月19日から幕張メッセで開催されていた恐竜博も、
気がついたら今日で終わり。
せっかくだから行かなきゃとは思っていたのだが、
最終日にようやく行ってきた。

協賛する朝日新聞の紙面に、
毎日恐竜話が詳しく載っていたので、
それに煽られたというのもあるけど、
やはり『恐竜』っていうのはロマンでしょう。(笑)

展示されいる骨格標本の半数は、
本物の化石の型を取って樹脂で制作したレプリカ。
子供達にはその区別はつかないかもしれないが、
これが展示として良いかどうかは判断に迷う所。
もちろん本物を組み立てて復元するのが一番良いが、
全骨格が出土してないもの、
まだ研究中で実物を外へ出せないもの、
さまざまな理由があって、致し方ないことか。

今回の目玉の『セイスモサウルス』の全身骨格もレプリカだった。
そもそもこの恐竜の骨は、全体の30%しか見つかっていなくて、
残りの部分は他の竜脚類から想像したものらしい。
(発掘された本物は、レプリカの周りに展示してあった。)
どこまでその形を信じれば良いのかは悩むトコロだが、
展示してある全長35mも全身骨格は、
確かに他を圧倒する大きさだった。

全身骨格状態で展示してあるのは、およそ30体。
それにしても改めて思うが、恐竜ってヤツはデカかったんだね。
恐竜の骨格を見るのはいつ以来か思い出せないが、
大人の目で見ても、これ程の大きさの生物が、
地上を歩いていたなど想像もできない。
肉食竜のその鋭い鈎爪も、
写真を見て想像していた以上にデカかった。

単なる骨を見に行っただけなのだが、
2時間半くらいの間、なかなか楽しめる展示であった。

あ、そうそう、今日は最終日ということもあって、
こういう博覧会にはお約束のグッズ売り場も、
一部商品は値下げを断行。
定価¥8000のアンモナイトの化石が、
『よりどり3個で¥3000』になっていたのには、
かなりグラっときた。
1個¥1000ですか?
でもいくら安いからって、3個もいらないって。(笑)

↑クリックすると おまけの一言 が出てきます。/エンピツ投票ボタン


2002年09月22日(日)  鈴鹿の準備?

ちょうど昨日で東横線の定期が切れた。
先週はちょっとだけ忙しくて、
定期を買える時間に帰って来れなかったので、
切れる前に買うことができなかったのだ。

東横線の定期は、私が利用している、
学芸大学駅と桜木町駅では売ってくれない。
途中の横浜駅で降りて買わなければならないという不便。
だから、定期を買うタイミングがなかなか合わなくて
意外と苦労している。

休みあけの火曜日にドタバタするのは嫌なので、
スクーターで横浜駅へ出かけることにした。
あ、そうだ、せっかく横浜駅方面にいくんだから、
その前にF●RZA横浜に寄って行こうと思い立つ。
あるモノを買おうと思っていたからだ。

F1グッズを集めている私。
F1観戦の基本であるキャップも、
買ったもの、もらったもの、福袋に入っていたもの、
色々あって現在11個持っている。
帽子全然似合わないんだけどね・・・。

そのコレクションの中には、
多分今年も鈴鹿で最も見かけるであろう
M・シューマッハのキャップは一つもない。
毎年少しづつデザインを変えて売られているので、
コレクターからみれば、かなり揃え甲斐のあるアイテム。
でも、最初の頃のデクラ・キャップを持っていないし、
ウィリー・ウェーバーの策略に乗るのがシャクなので、
ぐっと堪えて(笑)、手を出していなかった。
『WORLD CHAMPION 1994 1995 2000』と入ったキャップは、
買ってもいいかな、とかなり食指を動かされたけど。

そんな私がF●RZA横浜で手に取ったのは、
『WORLD CHAMPION 1994 1995 2000 2001』と入った、
昨年鈴鹿で大量に売られていたキャップ。
¥4500? 他のより¥500高いじゃん。
これがウィリー・ウェーバーの取り分か?

なぜこの期に及んでその禁を破る気になったかというと、
もはやミハエル・ファンの間では伝説(?)になりつつある
GUREさん制作のお面がからんでいるのだ。
(知らない方は、コチラ【GUREさんのサイト】を参照して欲しい。)

昨年の鈴鹿では、
私はフェラーリ・キャップ(黒)を後ろ向きに被って、
後頭部にそのお面を挟むような形にしていた。
こうすると、いかにもお面のミハエルが
帽子を被っているように見えて、
面白かろうと思ったからだ。(仲間うちでは大ウケ)
しかし、ただ帽子の間に挟んだだけなので、
すぐずれるし、帽子の角度とお面の角度が合わない。
自分としてはアイデアに対する完成度の甘さに、
イマイチ不満がつのっていた。

せっかく今年もお面を持って行くのなら、
昨年の不満点を解消しなくては。
それには帽子とお面の一体化が一番だろう。
どうせ一体化させるのなら、
ちゃんとミハエルのキャップと組み合わせねば!
という訳で、渋々ミハエル・キャップを買うことにしたのだ。
(どこが渋々なんだか)

一体化の構想をあれこれ考えながら、
F●RZA横浜を後にして、横浜駅に向かい、
横浜駅の駅ビル[ジョイナス]内にある『PIT』という
ミニカーショップにも立ち寄る。
ここで前から買おうかどうしようか、半年くらい悩んでいた、
京商『トヨタ2000GT』の1/43ミニカーを遂に購入。
ノーマル、オープン、速度記録、フジ24時間レースの4種。
正直あまり出来の良いミニカーではないが、
私の好きな『トヨタ2000GT』なので、
まあ我慢してやろう。

駅ビル内を少し歩くと、スポーツ用品売り場で
オークリーのシューズが安売りされていた。
定価¥12000が¥5800。安い!
カラーも、コレ欲しいなぁと思っていた色だ。
サイズが0.5cm大きいのしかないけど、いいや。
コレください。

ふう、今日はいっぱい買い物しちゃったなぁ。
さぁてと、じゃあ帰って、
ミハエル・キャップ&お面一体化計画を実行せねば。
うまくいくと良いんだけど、どうなることやら。

それはそうと、何か忘れてる気がする・・・。

↑クリックすると おまけの一言 が出てきます。/エンピツ投票ボタン


2002年09月21日(土)  『サイン』を観た

-2-
監督:M・ナイト・シャマラン 出演:メル・ギブソン
ワーナーマイカルみなとみらいにて鑑賞


映画を初日に見るなんて、かなり久しぶりだ。
これもワーナーマイカルシネマズの座席予約制度のおかげ。
注目の映画も余裕で良い席で見られる幸せかな。

音響にはなかなか凝っているので、
サラウンドシステムがしっかりしている
劇場で観ることをお薦めする。

内容は、なんだか想像していたのとは
かなり違っていたという印象が強い。
こちらが想像する展開をせせら笑うがごとくの
もっと練られたストーリーかと思えば・・・・・・。
今年最も期待を裏切られた映画。

確かにミステリーサークルが出てくるけど、
まさか宇宙人まで出てくるとは思わなかった。
しかも侵略か何かは分からないが、
いきなり人間を攻撃してくるとは!
映画の展開というか、画面構成というか、
そういう内容の映画の作りではないように思えたので、
観ていてとても違和感を感じた。

冒頭から様々なキーワードや仕掛けが配されているので、
一体それらがどう繋がるのだろう?と期待し過ぎたことも、
この映画の見方を自ら歪めてしまったかも。

『奇跡や偶然というものはなく、
 全ての事象には理由がある。』という
何か[特別な存在]を信じるに足る事件でした。
妻の死で信仰を失ったグラハムも、
神の存在をそこに感じ、再び神父として生きるのでした。
・・・で終わられても、観ているコチラは納得できない。

どこにもひねりがなくて、そのまんまじゃん。

さて、この『サイン』はチラシが4種類も作られている。
ちょっとヒットさせたいと企むハリウッド映画で、
2種類作られることはよくあることだが、
4種類ともなると結構珍しい。

-1- 

-3- -4-

製作された順番は、チラシ右下の数字順。
3と4はちょっと見た印象はほとんど同じだけれど、
よく見ると細かいレイアウト等色々変更されている。
注目度が高く、チラシの消費が早くて、
増刷する際に少し変更をしたのだろうか?
裏面も『全米週末ランキングNo.1』等の文章が追加されている。

↑クリックすると おまけの一言 が出てきます。/エンピツ投票ボタン


Maxi |BLOGBBSBBS2
My追加