AS ‖BAGDAD Cafe‖ 暇喫茶的育児休暇

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日々つれづれ、育児休暇中の日記です。(2002/8-2003/3)
その後ぐら小学4年生、ぐり小学2年生になり
中学受験を視野に入れた勉強の記録

2003年03月05日(水) みんな一緒に

昨日はダンナが電話一本、「ちょっと飲んで帰っていい?」「えええ〜お風呂どうすんの」「いや、30分だけ・・・」 「そんなのぐりぐらが寝る時間に間に合わないじゃんか〜」ということになりまたもや3人でお風呂に。しかし日頃、ぐりをお風呂浮き輪に慣れさせていたせいか、中盤まではぐりは泣かずでどうにか終了した。ほっ。で、ふたりにパジャマを着せて、ぐりの寝かせつけの時にさみしそうなぐらも「一緒にごろんしようよ」と誘ってあげてみんなでベッドで川の字に。するとぐりがスースー寝たあと、ぐっと我慢して身じろぎせずにしばらくじっとしているとぐらも寝てしまうことが判明。これだと二人を時間差で寝かしつけするより時間のロスが少ないぞ。よし、これだ。ぐら、ぐりと私がいるところに一緒にいて同じことをやっていれば満足なんだな・・・と今更基本に立ち返る。

で、夜にミシンを持ち出してきてがたがたぐりの保育園用のお布団カバーを縫う。ああ〜こういう大物で単調なのって苦手。ちょっと縫ってはコーヒーを淹れファスナーをつけてはネットしたり・・・まったく進みません。やっぱり私は工作系手芸のみにしか適性が無い模様。でも、まあ、洗濯に耐えればいいやと大雑把に完成。

さーて、あとは敷布団カバーと、ぐらの布団かばんと、ぐりの布団かばんと、ぐらのコップ入れと・・・無数の名前付け。あああ〜めんどくさいぞ〜!

ぐり覚書、昨日保育園へぐらをお迎えに行った時、帰る用意をしているときに座らせておくと、わらわらたくさんの子ども達が寄ってきては頭をなでたりしている。先生がやってきて「ああ〜ぐらくんの妹さんね〜」と相手をしているとさっと両手を上げて抱っこを催促。あと最近覚えたての「いやいやいや」(と顔を左右に振る)を披露するほどのサービスぶり。「芸達者ですね〜ぐりちゃん」と言われた。ほんの2ヶ月ぐらいの時から保育園の送り迎えに同行しているだけあって度胸すわりすぎ。人見知りもそれほどなくてちょっと安心。

ぐら覚書、最近のブームは「ボタンかけ」保育園でパジャマのボタンのかけたりはずしたりができるようになって大得意、家の布団はカバーがボタンでかけるようになっているんだけど、毎日それをぜーんぶ外して(二組で10個程度)またかけ直すのが日課になっている。あとは・・そうだなあ、昨日の帰り、同じマンションに住んでいる例の女の子がまた愚図っているのを見て、「いっしょにかえるの。○○のおねえちゃんまっとくの」とじっと待っている。どうやら泣いているのが心配みたい。君はなかなかやさしいところあるじゃない。ちょっと見直したよ。

2003年03月04日(火) おもちゃの棲み分け

今日は雪が降っている。多分最後の雪になるんだろうなあ。風が強くなったり弱くなって雪がゆっくりとみっしりとした密度を保って落ちていくのを家の窓から眺めている。保育園に行くのに駐車場まで少し歩くのだけど、ぐら「しんどい〜ゆきつめたい〜」と子どものくせにかなり軟弱な発言、「そんなこといってたらスキーに行ったらこんなもんじゃないよ」と叱咤する(ぐらはスキーに行きたがっているのだ)。車にうっすら雪が積もっているのを見て「くるまさん、さむそうだね〜」と同情してました。

ぐりぐらは家にいる時にもちろんおもちゃで遊ぶのだけど、今はぐりがまだ動けないし(動こうとしないし)ぐりにはぐり専用のおもちゃ箱を作っている。といってもプチバトーを通販で買ったときのダンボールの小さな箱なんだけど。ここのダンボール箱は白いし余計な印刷がほとんどついてないからけっこうおもちゃの仕分けとかに便利に使わせてもらっている。で、そこにぐらの遊ばなくなったおもちゃをぎゅうぎゅうに詰めていて、それをでんっとお座りしているぐりの前に置いておく。すると一つづつ取り出しては子細に眺めて30分は遊んでいる。でもおもちゃよりくしゃくしゃ音のする新聞紙とかチラシのほうが楽しそうなんだよな、今のところは。一方ぐらは和室に展開しているプラレールワールドで、自分でストーリーを作って私に説明しながら遊ぶってのが最近は主流かな。「ベン(以下カタカナ名は機関車トーマスの登場人物・・登場機関車)はね、ヘンリーをいっしょうけんめいおしてるの。ヘンリーはありがとう、っていっているんだよ」やら「しんかんせんははやくってにもつをはこんでるの、で、こんにちは〜ってトビーにごあいさつしているんだ」とか。私は女の子なのでこのあたり分からないけど、これって男の子にとっての「お人形遊び」みたいなもんなんだろうね。面白いな。

今は平和なんだけど、そのうちぐりが動き出すと、きっと私何回も仲裁にはいんないとだめなんだろうなあ。ぐりはお兄ちゃんが遊んでいるものをじっと見ていて、ぐらに見つかると「ぐり!だめ!」とかなり怒るのでぐらがお風呂に入っている時にこっそりトーマスなぞ持たせてやると本当に嬉しそう。でも上がおにいちゃんの場合って下の女の子はお人形遊びとかするのかな?これから観察してみよう。

2003年03月03日(月) 初節句

なのに今日もまたおととい土曜日のように大雨。ぐらの保育園送りはまだ雨が降り始める前だったからどうにかよかった。金、土と休んでいたので今日は久しぶりの保育園、ひなまつりの人形なぞが飾ってあったりしてぐらも気持ち的には明るかったんだけど、やっぱりお別れのときにちょっと泣きそうな顔、そこへお友達がぐらの手をつなぎにきてくれてどうにかセーフ。部屋を出ると同じマンションの一つ上のクラスの女の子がものすごく愚図っていてお母さん、ほとほと困っていた。そこは今2ヶ月の新生児ちゃんがいるところ。3歳になってもまだまだなんだろうな。数ヶ月前の自分を見るようだったよ。

これだけ思い切りよく雨が降っているとかえってゆっくり家でできるぞ。育児休暇中の贅沢のひとつだなあ。お雛様と桃の花を下の台に下ろして前にぐりを座らせて初節句の記念撮影。歯ぐずりも歯が生えてきて一段落なのか機嫌がとてもいい。よく遊ぶし食べる離乳食の量ももとにもどった。デジカメで10数枚撮影後、ダンナの一眼レフを出してきてシャッターを押した途端巻き戻った。フィルムも在庫なし。ああ〜肝心な時になくなるなんて。仕事帰りにダンナに買って来てもらおう。

ひとしきり撮影大会をしてそれから散らし寿司の準備にとりかかる。寿司桶は夏の妻籠、籠馬旅行の時に木曾ひのきのかなりいいやつをお土産にかってきたくせに、一回も使ったことがなかったのだ。今使わなくていつ使う!と意気込んで一挙にツナのそぼろ、しいたけ、にんじん、高野豆腐の煮しめ、錦糸玉子を作る。錦糸玉子って片栗粉を入れると破けないと料理本に書いてあったのでそのとおりにしてみると、あら不思議、嘘みたいに綺麗に薄く仕上がる。人生30数年、まだまだ知らないことはたくさんあるぞ。ぐらをお迎えに行って帰ってきてからデモンストレーションで寿司飯をまぜようとそこまでの準備でストップ、あとはきゅうりの塩もみとはまぐりのお吸い物を用意。

あ〜こんなにゆっくり季節のものを準備できるのも家にいるからこそ。そう考えたら来年以降はどうなるんだろう・・・少し復帰するのが憂鬱だあ〜。

2003年03月02日(日) 春の「うまいもん」

今日はお義母さんの同窓会用の葉書のデザイン、印刷をお手伝いするためにダンナ実家に帰る予定の日だった。と書いているとうちって本当によくダンナの実家に帰っていると思う。まあ、車で30分と近いってのもあるけどダンナ母ってのが私の性格によく似ていてさばけていて、むこうも私を似ていると思っていてほどほどに可愛がってくれる、その絶妙な距離感がいい感じなのもその理由かな。ダンナは上に兄さんがいる男二人兄弟なんだけど、それはまあ二人ともマメにダンナ実家に帰ったり一緒に旅行したりして孫を見せて親孝行している。私の母は私と妹の女の子二人の子どもで、今気兼ねなく話したり行き来できるのでよかったとよく言うけど、ダンナのところを見る限り男の子ばっかりというのも悪くはないなあとも思ったりする。そんないい「お義母さん」なんだけど一つ食い違うのは「子どもを保育園に預けるのは可哀想」という考えぐらいかな。私としてはお義母さんの言うことは「正論の一つ」であって絶対的な正解ではない、というスタンス。でも未だにこの話題の核心に触れることはお互い避けているという感じ。

実家の近くの美味しい割烹で待ち合わせして座敷で昼ご飯。ここ、本当に美味しいのだ。ちまちまと入っている普通のお惣菜、天ぷらとかお刺身とか所謂松花堂弁当みたいのなのだけど、素材と料理法が際立っているんだろう。ぐりももくもくたくさん食べていた。特に春限定の巻き物がものすごーく美味しかった。菜の花とおしんこといかなごとたけのこを巻いているんだけど、これがまたあっさりして筆舌尽くしがたいほど美味しい。家で作ってもここまで美味しくないだろうけど作ってみよう。いかなごが出てくると春、このあたりはいかなごの釘煮をこの季節になるとどの家庭でも作るみたいです。私は実家奈良だから知らないんだけど。

さっさと葉書をプリントアウトし終えて、早々にぐりぐらをお風呂に入れてもらって夕食はお義母さんの手作りを毎度のごとくご馳走になる。で次のうまいものは「うど」、中は酢味噌あえでりんごのようなしゃきしゃきして少し甘い食感、皮は少しのひき肉ときんぴらにしたものをいただいたんだけどこれがまた美味しかった。「すごく美味しいです」と言うとお義母さん、家に帰るまでに新たにつくって持たせてくれた。嬉しい〜ありがとうお義母さん。

おばあちゃんちに行ったらよく遊んでもらってもちろんお昼寝をパスするぐりぐらなので、8時ぐらいに帰ってきたら二人ともチャイルドシートでぐっすり。なので逆に夜の時間がゆっくりできるのです。とりあえず帰ってきて朝買ってあった桃の花をお雛さまの前に飾ってみた。うーんいい感じだ。今日はぐりがおじいちゃんの顔をキャッキャ言いながら触って遊んでいた。おじいちゃんもかなり嬉しそうだったぞ。

2003年03月01日(土) 雨雨降れ降れ

ずっと激しい雨に降り込められて家でのんびり。春の雨なんだろうなあ。これがやむと多分気温も暖かくなるに違いない。

ということで子どもに合わせてお風呂も7時ごろ入りご飯も8時には終わってそこから自分の時間を満喫しようとおもっていたけどそのままぐりに添い寝。ああ〜もったいない〜。

最近ぐりとぐらが関わって遊ぶことが増えてきた。ぐりが歩行器でずりずりぐらのほうに寄ってくると頭をなでたり、歩行器を後ろから押してあちこち連れて行ったり「ぐりちゃんほらみてごらん」といろいろなおもちゃを見せたり。いや、兄弟で遊ぶのを見るのって本当に可愛いなあ。ここまでの道のりは長かったけど。でもぐりがハイハイなり移動できるようになって勝手にぐらのおもちゃを取り上げるようになったらまた喧嘩もするんだろうけどさ。

家にずっといてると夫婦そろってコーヒーの消費量がすごくなるので、さすがにミルクティにしたり、最後には昆布茶なぞ飲んでました。

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