AS ‖BAGDAD Cafe‖ 暇喫茶的育児休暇

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日々つれづれ、育児休暇中の日記です。(2002/8-2003/3)
その後ぐら小学4年生、ぐり小学2年生になり
中学受験を視野に入れた勉強の記録

2003年02月23日(日) きりんさん見たい

昨日は結局外食(といってもとんかつ定食、うまかった)したので夕ご飯がまるまる作りおきとして残ってしまった。で、日曜、そりゃ〜夜ご飯の用意ができてるんだから外出するしかないでしょうってなわけで外出、行き先は王子動物園。もうぐりがお座りできるようになったら前の日も書いたけど(また書くけど)外出したほうがある意味楽なのです。ぐらは歩行器に座っているぐりを抱っこしようとしつつ「ほらぐりちゃんもいっしょにどうぶつえんいこね〜」と大張り切り。いやいや兄としての成長著しくて母さんは嬉しいよ。

朝昨日タイマーで炊いてしまったご飯3合をまるまるたらこ入りおにぎりにして出発。雨がまだぱらついていたので30分後に到着した時には昼前というのにまだまだ駐車場は空いていた。ラッキー。この動物園パンダがいるからいつもここの道を通る時に駐車場の前に長ーい列が出来ていることが常態なのだ。雨はまだまだちょっと降っていたがもう明るくなってきてやむ気配が。

フラミンゴの檻の前で「ふらみんごさんこんなの」と片足上げて真似をするぐら、しかーしどうしてこうメジャーな動物には興味を示さないの!パンダは朝だし空いているからか木にのぼったりにんじんを前足でかかえて食べたり愛くるしさサービス満点だったにも関わらず、「きりんさんみたい〜」とほとんど無視。写真をとろうとしても逃げる逃げる。私は人生ウン十年初めてパンダを見たのでもう少しのんびり見たかったのに駄目でした。くそー。

白くまの檻の前でおにぎりとフライドチキンでお昼ご飯にして、きりん、かば、ぞう・・・しかしイマイチ反応の悪いぐら、元気が出てきたのは爬虫類館、どでーんとしたワニや動いている(初めて見た)陸カメを堪能、その上夜行動物館で真っ暗の中恐がりもせずこうもりを探す。2歳児にして超マイナーグロテスク趣味。

最後は眠くなってぐらはぐずぐず。雨は上がってきたけど寒くなってきたので早々に退却する。ぐりは猛獣館のうごきまわる豹に大興奮。バギーから身を乗り出し「うーわ、あー」と挨拶していた。もうこの月齢になったらそれなりに動物園って楽しめるんだよなあ。

ということでお昼寝をすっとばしたぐりぐら、夜恐ろしい機嫌の悪さ。特にぐりは豹にかなり興奮したのか絶叫で号泣。へとへとになってお父さんはこたつでぐらとうたた寝。お母さんはぐりと添い寝で朝まで沈没してしまいましたとさ。

2003年02月22日(土) 車の中の小確幸

雨降り、天気が悪いが午前中にそそくさと夕飯の準備までして外出する家族なのでした。ぐりがお座りできるようになると外出したほうが密室にいるよりかなり気晴らしになるしね。でも行くあてもさほどあるわけではなく、近くの西松屋とちょっと離れたメガスーパーへ。

西松屋ではぐりの保育園用コップ、スプーン、フォークとぐらの保育園用のパジャマとおしりふき購入。一つ一つの単価はそうでもないけどやっぱり保育園に通わせていると何かと物入りだ。あっという間に大きくなるし。メガスーパー内のショップで久しぶりに自分の春物コットンセーターを買う。そろそろ計画立てて購入しないと会社に着ていくもんないぞっ!1年復帰をはさんで2年育児しているとそういう服の需要ってまったくないんだよね。よってかなり貧弱なワードローブになっているのでこれから強化月間だよなあ。私が試着しているあいだぐりぐらダンナはその店にあるこじゃれたおもちゃスペースでこじゃれたおもちゃで遊んでいてくれました。そうでもないと買い物もできないぞ。

帰り暗くなりかけて寒々しい大雨の中、空調のきいた暖かい車に乗って帰る。車の座席4つにすべて人が座っているってのはなんだか私にとっては家族の象徴と言う感じでこう、ちょっとした幸せ感を感じる。ぐりぐらは遊びつかれて寝てしまっていて夫婦での会話の途切れた無言の状態でさえ心地いいというか。うーんうまく説明できないな。でもいつもとにかくみっしりとした小さな幸せを感じるのです。
(小確幸←「小さな確固たる幸せ」村上春樹のエッセイの中の造語)

2003年02月21日(金) もう金曜日

あっという間にもう金曜日、早いなあ。ぐらは元気にフルに今週は保育園登園、このまま風邪とかインフルエンザに罹らずに春になってくれれば。でも春の気温の不安定な時にかえって体調崩したりもするもんなあ。去年がそうだった。冬の間はほとんど熱も出さず、春の声を聞いて私が産休に入ってから熱だしてたような。

ぐりはこの2、3日食欲が落ちている。口を見ると唇の裏や下に小さい白い斑点みたいなものが。多分口内炎なんだろうと様子見している。ヨーグルトとかは少しながら食べるけどご飯ものは口に入れるとしみるのか「ぶーっ」とかなりお行儀悪く出してしまう。断固としてまわりに飛ばしまくりながら出す姿を見てつくづく面白いなあと。性格なんだよね、嫌なものはぜーったい嫌ってこの年から意思表示するのも。しかしこれでテリブル・ツー(魔の二歳児)になったらどうなることやら・・・。

今日はこの前ぐらが夜間診療にかかった脳外科まで払い戻しに行くために園へのお迎えに早めに出る。車もどうにか慣れてきたけどやっぱり便利。子どもがいない時はそう不便も感じなかったけど。すぐに終わって園に行くと早く着きすぎた。仕方が無いので近くのインポート子供服ショップを見て、そのとなりのケーキ屋でシュークリームを買って車にいったん戻ってお迎えに。こっそり覗くとみんなで小さな椅子に座って輪になって歌を歌っている。かわいいなあ。ぐらはすぐ気付いて飛んできた。あーこういう気持ち的にも時間的にも余裕のあるお迎えって復帰したらまず無理だ。今のうちに満喫しなきゃなね。

しかし子供服のインポートブティックに若いお母さんがたくさん来ているのには驚いた。けっこう高いぞ。トレーナー1着4,5千円、ズボンもそのぐらいだ。私の好きなブランドもあってしかし私はネットオークションとアウトレットショップですべて調達してる。しかしそれは洗濯に耐えてかなり丈夫だから。みんな子どものおしゃれには熱心なんだなあ。うちは子ども単体よりは家族で色調をそろえるとかその程度のことはしているけど・・・って私の意識低すぎる?

2003年02月20日(木) 地域のつながり

私の住んでいる市に去年できたファミリーサポートセンター(以下ファミサポ)へ登録してきた。ぐらの時にはまだなくて、隣接するすぐ近くの市のファミサポでちょっと遠いところに住んでいる人を紹介してもらって残業、病時に備えたのだけど残業があまり発生しなかったのと比較的ぐらが丈夫だったのでほとんど利用しなかった。2年の月日のうちに少しずつ少しずつ働く母に追い風になってきているんだねえ・・・感慨深いよ。

久しぶりに市街へ。電車に揺られること30分、バギーはなにかと不便なので動きやすいように抱っこ紐でぐりを連れて行く。もう少し暖かければこのファミサポの事務所のあるあたりは洒落た店が最近乱立しているところなので、ゆっくりコーヒーでも飲みたかったんだけどそんな考えが吹っ飛ぶくらいの寒さ。そそくさと用事だけ済ましてきました。

昼2時に事務所につくと、担当の人が出てきて「今日の依頼会員の登録の説明にはあと2人参加されますのでもう少しお待ちください」と言われ、その間に個人的な希望やら情報の登録を済ませる。大きな地図を出してきた担当者、見ればその地図に赤いシールやら青いシールがたくさん貼ってある。「この赤いのが依頼会員(子どもを預けたい人)この青いのが協力会員(子供の面倒を見てくれる人)なんですよ」と説明を受ける。私の住んでいる地区はまあまあまわりにぱらぱらと協力会員がいて「この地区の人たちはつい最近自治会でかなりプッシュして入っていただいたんですよ、それまでほとんどいなかったんですよね」と言われ、ほっとする。大体は50-60前の子育てが一段落してまだ体力のあるお母さんらしい。保育園へのお迎え、週2、3回の残業時夜2時間ぐらい、ご飯も食べさせてもらえるらしいのでそういう対応ができる人をコーディネイトしてもらえるようお願いする。私のイメージとしては第3のおじいちゃんおばあちゃんという感じかなあ。うちの近辺はかなり大きな住宅街だからそういう熟年の夫婦は多そうだ。説明を聞いているとファミサポの協力会員というのは子育て等の研修を受けてから登録されるのだけど、うちの市はかなり研修が厳しくて(12時間の研修が必須)その上協力会員の熱意が高いのでかなり信頼できるみたいだ。救急対応の資格をもっている人もかなり多いという。ありがたい。いい人が見つかって信頼関係が築ければかなり私の子育ても気持ちが楽になるんだけどな。

もちろん本当の祖父祖母だって信頼できるんだけど、逆にその距離感の近さが何かとやりにくいことも多そうだ。まあ、本当に近くにいないからしょうがないんだけど。この制度はいい人にめぐり合えればその距離感が私にとってはちょうどいいのではないかなあと思ってます。

2003年02月19日(水) 世代格差

今日保育園へ送りにいくとぐらのあとをいつも追っかけてくるちょっと可愛い女の子がいててその子と一緒になる。当然ぐらをおっかけてきてぐらはキャラキャラ笑って逃げたり逆におっかけたり、最後におててつないで母をちょっと振り返ったぐらいで一目散に部屋に入っていった。一安心。体調がいいとやっぱり愚図るの少ないよなあ。

最近の日課として、ダンナは帰りが早いと駅の近くになる夜店チックな店で(屋台じゃなくて店舗としてちゃんとあるので)たいやきとたこ焼きを買ってくる。どうせなら寿司折りなんて思っちゃうんだけどまあ、買ってくるだけよしとしよう。で、たいやき、ぐら好きなんですね〜あんこ好き、和菓子好き。口の周りにあんこがたくさんつけながら食べているのを見てると思わず口をついて出てくるのは「まいにち〜まいにち〜ぼくらはてっぱんの〜」というあの歌。「おかあさん、そのうたなんだ〜?」と聞くから「おかあさんのちっさいころあったたいやきの歌だよ」と答えている。歌を歌ってもらうのは好きみたいだ。なのでよくいろいろ歌うのだけどけっこう覚えているもんだなあ。こんな歌自分が幼稚園の時ぐらいに覚えてたヤツのはずなのに歌詞まで歌ってみれば鮮明に出てくる。記憶のタンスの奥底からぞろぞろぞろと出てくる感じ。英単語なんて「なんだっけかな〜」なんて忘却の彼方はなはだしいのにね。リズムや音楽とからむと覚えやすいばかりじゃなくて忘れにくいのかな。話それましたが、ぐら「ちがうよ〜たいやきのおうたはね〜」と歌いだしたのは「たいやっき、たいやっき、たいやっきのなかにはタイヤがおる!れいぞうこっれいぞうこっれいぞうこのなかにはぞうさんがおる!だよ〜」うわ〜それってピタゴラスイッチの中に出てきた歌だっけなあ。保育園でこんなの教わってるのかと感心。しかしちゃんと意味分かって歌っているのか?

ちなみにぐりも歌好きです。「う〜」といって喜んで手をパチパチする。現在バンザイを練習中。よくころころ太ってきたからかバンザイすると顔が両手の間にいっぱいに四角くなってけっこう笑える顔になっちゃう。

閑話休題、ぐら最近何かを食べていて口の周りにそれがいっぱいついたとき「ぱかし」と表現する。牛乳なら「にゅうにゅうぱかし」ヨーグルトなら「ヨーグルトぱかし」と言うんだけど謎だ〜出典がよくわからないぞ〜

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