AS ‖BAGDAD Cafe‖ 暇喫茶的育児休暇

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日々つれづれ、育児休暇中の日記です。(2002/8-2003/3)
その後ぐら小学4年生、ぐり小学2年生になり
中学受験を視野に入れた勉強の記録

2003年02月18日(火) お風呂のどたばた

ぐら今日は昨日にくらべてあまりまばたきが気にならない。よかった。きっと転倒した時に私が尋常ならざる反応をしていたので(ま、あたりまえだけど)それに不安を感じてそれが「まばたき」という形ででたんだろうか。とにかく気にしない気にしない。

最近ダンナ仕事が山を迎えているようで少し帰りが遅い。でも今までぐりぐらをお風呂に入れるのに間に合うぐらいに帰ってきていたので私がぐり担当、ダンナがぐら担当と言う感じで入れていた。洋服を脱がせたりお風呂からあがるのはお風呂に入っていないもう片方がするという方式だ。でもダンナがいないとぐらをテレビの前に少し待たせておいてぐりを入れて洋服を着せ終わって寝かしつけてから私とぐらが入るというやり方をしなくちゃならないんだよなあ。2回入るのは面倒だし、ぐらは一人で残されるのがやっぱり嫌みたいでしょっちゅう覗きに来る。で勢いよくサニタリーのドアを開け、寝かせてあるぐりの頭にぶつかりそうになって私に一喝され号泣という毎度毎度のパターンなのだ。(笑)

とにかく2回入るってのは予想外に疲れるので昨日はいっぺんに3人で入ってみた。赤ん坊を入れるお風呂用浮き輪を友達からぐらの誕生祝いにもらっていて、ぐらはこわがってぜんぜん駄目だったのだけどぐりはお風呂好きだし・・・と思って入れると予想外に号泣。その泣き声のなかそそくさとぐらと私は短時間で洗い終わりぐりを救出して抱っこする。洗い場に座らせてもぐりは号泣。困ったぞ・・・。
でもやっぱりぐりが泣いている時はぐらは我儘言わずに素直に洗ったり、「ぐりちゃん、ばー」といってあやしてくれたりしていて久々にお兄ちゃんらしさを見た気が。あとはぐりが慣れてくれるだけかな。でも2人いっぺんに入れるのって本当に大変。せめてぐらが自分で脱いで呼んだら来てくれるぐらいになったらマシになるんだろうか・・・誰か一人で二人の子どもを入れるいい方法教えてください〜。

■今日のひとつひとつ■  ぐりパジャマ袋制作・時短申請書、育児休暇期間変更届送付

2003年02月17日(月) ひとつひとつ

会社へ顔出ししたことで復帰モードに戻ってきた。復帰日は5月中旬、いまから毎日ひとつひとつ復帰に向けてこなしていこうと今日はぐりのお昼寝中にぐりの保育園用タオルエプロンとコップ袋を縫う。ぐらが在籍しているのでなにかと次の用意は勝手が分かってていいかも。あと大物で今ぐらが使っているお昼寝布団が小さいのでこれをカバーを作り変えてぐり用に、でぐらには大きいのを買おうと思っている。布団袋も作ろうと思っているんだけど、どうも私は嫌いなんだよなあ。あのおっきいキルティングにキャラクターものがごっそりついている袋。無地モノにしてワンポイントでフェルトアップリケでもしようと考えつつ買ってくる。フェルト、今って洗っても縮まないものがでていてびっくり。絵本の「ぞうのエルマー」を作るつもりだけど、できるのか?

ぐらのまばたきは保育園の先生と話していてもやっぱりでているらしく、特にみんなで遊んでいる時ぐらに話題が振られるとぼーっとして目をぱちぱちするらしい。緊張なのかな。とにかくネットで調べたところ親が気にせず子どもに「ぱちぱちしてるよ」とか意識させないのがいいらしいので様子見だなあ。でもやっぱり気になる私、自分の育児やしつけがぐらには合わなかったのかと気にしてしまう。その雰囲気が言葉にしなくても子どもには伝わるみたいなのであまり考えないほうがいいのかもしれないけど。

上長に電話。復帰は始めは時短をとるが速やかに残業および出張OKの体制にしますと返事する。かなり悩んだんだけど完全なデスクワークより逆に時間の融通がききそうな感じだし、いつも私は二つの道を提示されたときに冒険しない道を選んで後悔することが最近多いので敢えてそっちを選んだ。それで駄目ならまたその時考えるつもりだ。ファミサポ等ケア体制もちゃんと考えないとな。

ぐり寝汗びっしょりで起きてちょっと愚図っている。熱はないけど体調が思わしくないみたい。ゆっくりさせよう。抱っこ紐でおんぶしてCDをかなりの音量でかけつつ家事をするのが日課なんだけど、今日は「ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ」のサントラCD。この映画ぐらの産休に入ったばかりのときに一人で見に行ったんだよなあ。これから休みにはいる高揚感とお腹のぐらに温かい幸福感を感じながら暗闇のなかでゆったり見た映画、なかなか良かったし。それももう3年前か。

2003年02月16日(日) 気になる・・・

今日は大雨、昨日外出していたので心置きなく家でゆっくりする。とはいっても家でこもりきりでふたりの世話をするのは大人二人がかりでもけっこうバタバタするんだけどね。昨日は逆に外出してしまったほうが楽なような気がしたなあ。ダンナは昨日のぐらの「お風呂転倒事件」で不安になったらしくホームセンターでお風呂に敷く滑り止めシートと角につけるスポンジゴムを購入してさっさと取り付けてくれた。迅速な対応に感謝。

この2,3日、ぐらの瞬きが異様に多いときがある。はじめは眠いのかと思っていたけどこれって「チック」じゃないのかな?と心配になる。今日の昼にぐらが私の妹から贈ってきたバレンタインデーのケーキを掴んで「あけてー」と駄々をこねる。ダンナの分と二つもらったのでダンナのから切り分けて食べようとしていたのでいつまでも執拗に我儘を言うぐらにいつものごとく一喝、ぐらは大泣きしてダンナに抱きつきにいってしまった。今日はその後ぐらいからその「瞬き」に気が付いた。

気になるなあ。ぐりが生まれて赤ちゃん返りしていた時にはこういう風には出なかったのに。ダンナに「こうなんだよね。気になるなあ」と相談すると「お母さんこわいんじゃないの?」「でも我儘を叱るのは間違ってないよねえ」「間違ってないよ、それでいいと思うよ」・・・でも気になるんだよ。ちゃんと叱った後短時間で言い聞かせてスキンシップして安心感を与えているつもりだったのに、ぐりを相手にしている時は必ずぐらにも声をかけているほど気を遣っていたのに・・・我ながらショック。ぐらが感受性が強い子どもだということもあるのかもしれないけど。

その後いつも週末恒例の「図書館+お買い物」デートにぐらと二人で外出する。ゆっくり本を見てショップに寄ってアイスクリームを舐め、その後おもちゃ屋さんに行ってぐらの好きな車のおもちゃを眺める。普通なんだけどどうしても「チック」じゃないかと思う心があるとなんとなくぐらが無条件に可哀想になって甘やかしてしまう。請われるままに「機関車トーマス」の洗面器買っちゃったよ〜、ああこんなもんいらないのに〜。

どうすりゃいいんだよ〜。ほったらかしだったらそりゃもっとスキンシップしてとか打つ手があると思うんだけど、上に書いたように本当に本当に気を遣って寂しい思いをできるだけさせないようにかなり苦心してきたのに。これ以上どうすればいいのか本当に分からなくて途方にくれちゃうよなあ・・・。

2003年02月15日(土) ホンモノの蒸気機関車

今日は天気もいいし、ダンナの提案で男の子の親なら必ずやと言っていいほど訪れる可能性が高いであろう京都の「梅小路蒸気機関車館」へ。うちの家って六甲の裏になるのだけど、高速で行くとここまで1時間かかんないんですよね〜。いや〜改めて京都は近いんだと、もちろん高速が混んでない場合なんですけどね。あまたある寺にもそのうちまた再訪しようっと。

レトロなもと二条駅の駅舎が入り口、蒸気機関車が転車台を中心にした車庫にずらり。ぐらはやっぱり機関車トーマスとダブるのかかなり興奮気味。白い煙を吐いて動く本物の蒸気機関車を見て「のるの〜あれのりたい〜」と昼寝をすっ飛ばした寝不足をものともせずにダンナを引きずって乗りに行く。博物館にジオラマがあれば飽かずずっとへばりついている。男の子だなあ・・・とダンナとぐらの後姿をみながら感心する私とぐり。まあ、ぐりは女の子だからというより赤ん坊だからまだ興味を持つまでには到っていないんだけどね。でも今日はぽかぽかと春の萌し、外で散歩するだけでも気持ちよかったです。広い芝生公園が隣接していてその散歩コースをたどると立地のなせる技かすぐとなりをJRのいろんな種類の列車が間髪おかず通り過ぎる。ついでに新幹線も良く見える。もうそれでぐらは大喜び。その中にあった庭園のあるご飯屋(昼は喫茶店)でコーヒーを飲んであったまり、機関車館へ再入場してまたジオラマやら機関車の運転席に座ったりかなり堪能しました。こんどは機関車の内部のバルブを触って「パズーの電車云々・・・」と目を輝かせて大喜び、多分「天空の城ラピュタ」で機関車暴走シーンがあったからそのことだろうな。しかしぐらぐらいの男の子率の多いこと多いこと。紋きり型の言い回しだけど陽だまりに子ども達の歓声が途切れることが無かったです。

家に帰ってきてはやばやお風呂に入っているとぐらはしゃぎすぎて転倒、後頭部を強打して大泣き、恐いのでダンナが近くの脳神経外科にいってレントゲンをとるも無事。ああ〜心配させるなよ〜、気が張り詰めていてどっと疲れがでてしまった。その後ぐりの添い寝で寝てしまった私なのでした。

2003年02月14日(金) 会社へ顔出し

ぐらを保育園へ送ってから会社へ顔出しする。久しぶりの道のり、電車の中でぐりは興奮気味、寝てくれると思っていたけど私の顔を触りまくって足をつっぱってぴょんぴょん、ついでに仰け反って向こうに座っている人の顔を眺めたり。ああ空いている時間を選んだのは大正解でした。でも泣かなかったのはえらいぞ。

会社に着いてすぐ上司である局長と管理部長に応接室に拉致された。(笑)もう少しゆっくり同僚とかに挨拶させてくれよ〜。こんこんと今の会社の状況が云々と説明される、で、復帰時期はともかくとして復帰場所としてそれとなく提示されたポジションというのが「やってみたいかも」と少し思っていたポジションだった。今までの現場復帰にはならないんだけど。しかしもちろんこのポジションに付くには「時短取得」はまず許されない。許されないどころか残業も発生するだろう。で「時短取得」を選んだら多分管理的な業務になるに違いない。あああ〜難しいなあ。ぐりぐらとの時間を切り売りはしたくない、でもこういうポジションとのめぐり合わせってタイミングに拠るところが大きいからなあ。

ぐらの時の復帰は残業は厭わなかったし、その体制もそれなりに整えていた。結果としてあまり残業は発生しなかったけれど。でもぐりの育児休暇中にふたりと一緒にいるとやっぱりゆとりというのは必要なものなのかも、とひしひしと感じる。けっこう悩みどころです。でも返事は週明けにはしなければならない・・・あ〜。

ぐりは社内外いろんな人に抱っこされていたけど、人見知りすることもなく顔を触ったりたかいたかいしてくれる人には声を上げて笑っていた。なかなか我が子ながら肝が据わっているなあ。でも同じぐらいの年齢の同僚の男の人があやす姿って面白いぞ。同僚のときは想像もしなかった「パパ」にみんなそろいもそろって見えるから不思議だ。

今日はバレンタイン、夜仕事から帰ってきたダンナとぐらにラッピングしたチョコを渡した。二人はダイニングに座ってお互いのチョコを見せあいっこ。微笑ましいひとコマでした。

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