AS ‖BAGDAD Cafe‖ 暇喫茶的育児休暇

INDEXPASTWILLCLOSE

日々つれづれ、育児休暇中の日記です。(2002/8-2003/3)
その後ぐら小学4年生、ぐり小学2年生になり
中学受験を視野に入れた勉強の記録

2003年02月13日(木) お友達

あらためて言うのもなんだけど2歳後半になると子どもってお友達ができて関われるようになるんですね。ぐらの口からも「今日○○くんとあそんだの〜」「今日△△ちゃんふくにおはなつけたの〜」とかいろいろ個人名が頻繁に出てくるようになって「面白いなあ〜」と思って毎日聞いている。今日保育園の帰りに担任の先生と話す機会があっていろいろ聞いているともう2,3人で気の合う友達と遊んでいるらしい。でもぐらは「やさしい」らしくってけっこう周りの子のわがままをあっさり聞いてあげて自分が引くらしいです。これって言葉を代えれば「へなちょこ」?おもちゃの取り合いとかではすぐに引き下がって先生に訴えにくるんだってさ。で、先生から「ぐらくん取り返しておいで〜」とハッパをかけられているみたい。親としてはやんちゃなぐらいがちょうどいいと思っているんだけど、ぐらのこういうちょっと小心者な性格も自分の子どもだとそれはそれで可愛いモンなんですね〜、ああ親ばか。でも確かにぐらはやさしいところがあるかもしれない。例えばお菓子がたくさんあって食べていたら必ず「はい、おかあさんどうぞ」と分けてくれる。私なんか振り返って自分が物心ついてからこういうやさしさって持ってなかったような・・・。そのやさしさを失わずに強い男になってください。

帰りもお友達と一緒になると追いかけっこしたり、「○○くんといっしょにかえる〜」やら「△△くんばいばーい」やら賑やかなことこの上ない。こういう風に友達ができて保育園に社会を見出せるようになると保育園に行くのが楽しみになってくれるかな・・・。

先生に「ぐら、追いかけっこでも追っかけられてばかりですか?」とか聞いてみると「いや、そんなことないですよ〜追っかけもしてますよ。ぐらくんすごく足速いんですよね〜」と言われた。いや〜徒歩通園で鍛えたかいがあったかな?

2003年02月12日(水) 新生児グッズ譲渡

昼から大学時代の友達が遊びに来た。彼女は2月に産休にはいったばかり、4月の頭に第一子出産予定日なのだ。どうやら男の子らしいです。大学の友達の仲間内は見事にみんな第一子は男の子、「赤ちゃんのときは服ぐらいだけど2歳児ぐらいになったらおもちゃこんなんやで〜男の子って感じになるよ〜」とトミカとプラレールコレクションを披露する。彼女も私も姉妹だったから男の子のおもちゃって本当に未知の世界なんだよね〜。

ぐりの相手をしつついろいろ出産やら陣痛やら保育園やらの話をしている時に電話が鳴る。実家の母かな〜とのほほんと出たら直属の上司である局長、「どうですか〜、女の子は元気?上の子は赤ちゃん返りしてない?保育園は大丈夫?」という当り障りの無い話から始まり、「今後のことをちょっと電話で確認しようと思って」ときた。「今会社も厳しい状況だからねえ」とかなり含みのある言葉を言われて「むっ」として「それなら今までのぬるま湯状態でずっとスポイルされてきた無能な年寄りを清算したらどうでしょう?」と内心毒づきつつ、もちろんここで言い返してもらちがあかないので早速バレンタインデーに会社に顔出しすることにして予定を入れてもらう。なかなか難しいよなあ・・・このあたり。私は多分全社で2人目復帰初めてのケースとなる。それでデメリットもあるのだけど、世の中の少子化対策等時代の流れはかなり追い風になっていて、あとは上司のカチカチのカビた干物のような価値観をどうにかしなきゃならないんだけど、これはどうにもならないと断言できる。でも大企業を含めあまたの企業を取引先とするうちの会社、産休復帰で使えずWMをやめさせるってのは旧態依然としている上に会社に体力がないのが歴然としていて会社のイメージダウンになると思うんだよね〜。そこんとこをソフトに真綿で首をしめるように上司の彼なりのプライドの逆鱗にふれないよううまいこと分からせたいんだけどなあ。さてどうなることやら。

遊びに来てくれた子はもうすでに役職がついている。自分の足元を固めた上での出産ってのは復帰後やはりやりやすそうだ。でも私の会社は役職なんてほーんとにオジサンにならないとつかない現場主義、こういう時は専門職が強いんだけど私はそうではない。ああ、難しいよなあ・・・。

その友達に結局使わなかった新生児用ミルク、母乳パッドやら湯温計やら譲ってうちもすっきり、帰りは彼女の希望もあってぐらを保育園に迎えにいくのに一緒に行った。彼女も保育園の具体的なイメージができたようです。

2003年02月11日(火) 温泉たまご

今日は雨、雨の日のチビ連れの外出はとてもとてもなのでダンナと交代で子守り、でダンナは午前中、私は午後2時間大人の自由時間を設定した。いつもは六甲山に行き体を動かし山頂でコーヒーを沸かすのが好きなプチ山男のダンナ、さすがに雨でもゴアテックスのレインウエアを着て登るほどの根性は無くてメガブックストアでのんびり暇つぶししてきた様子。ぐらにお土産に機関車トーマスのパズルを買ってきた。トーマス物増殖中。もうすこしぐらが大きくなれば精神体力ともに一緒に連れて行ってもらって鍛えてもらおう。私は久しく行ってなかったので髪を切りに。のんびり雑誌を読んで世の中の服の傾向をサーチしつつ手のマッサージなんかもしてもらったりしてのんびりできた。子育てしてると髪を切りに行くだけでも相当癒されます。真面目な話。髪はちょっと長くしつつ軽くして前髪を作ってもらった。ああすっきり。

午前中はダンナにぐりぐらの髪を少しカットしてもらった。手先が器用なダンナ、雑な私より上手なんですね〜。ぐらは少しお兄ちゃんらしくなったけど問題はぐり、最近大食漢でよく食べるからか仁王顔のうえにぽちゃぽちゃになってきて前髪を少しカットしただけでハワイ系力士のような顔に。うーむ。

夕食は準備してカットしにいったんだけど帰ってくるとダンナがぽそりとグルメ番組を見つつ「温泉たまご食べたい」確かあれって黄身と白身の固まる温度の差を利用してるはずだから家でも作れるかも・・・とネット検索してみたらでてくるでてくる、その作り方。その中の一つの発泡スチロールに熱湯を入れコップ一杯水を足して卵を入れて20分という簡単そうな作り方でダンナが作ってみたけど、殻をわったら見事にゆで卵だった。残念だな〜温度のさじ加減があるんだろうね。今度は違う作り方「アルミホイルで卵をくるんで保温している炊飯器の中にいれて30分」を試してみようと思います。私も食べたいのだ〜。

2003年02月10日(月) 小春日和

ってのはこういう冬の間にある今日みたいな暖かい日を言うのだっけ?今日は本当に暖かい。暖かいと活動的になる私、変温動物みたいだ。週明けのお布団やらいろいろなセットするものやらを昨日の夜から車に積み込み、さっと登園。帰って医療費控除の確定申告へ。すぐ近くで出張説明会みたいなものがあってそこですぐ提出できるのであらかじめ作ってあったものをそのままちょっとチェックしてもらって提出する。所要時間30分、思ったより早く終わったので、ぶらぶらぐりの保育園用お布団シーツを作ろうと布地を物色したりしつつ帰宅。帰ってぐりの昼寝中に夕食を作り、ざっとトイレを掃除して床を水拭きする。体を動かすのは気持ちいいなあ・・・ってもう保育園送り迎えを車に切り替えた途端運動不足ってこと?やれやれ。

暖かくなったら外出したいなあ、ってこのまま暖かくなるわけじゃないと思うけど。そろそろ会社にも顔出ししなきゃなあ。

ぐり、何となく愚図りモード、観察しているとどうやら私の姿が見えなくなると泣きべそをかいている。つまり後追いの時期で、でもハイハイも出来ないし自分で移動できないから泣くしかないという感じ。もうそんな時期か・・・。そういえばもう前の歯が2本顔を覗かせている。ぐらも早かったけどぐりも歯が生えるのが早い。最近授乳している時にかなり痛いなあと思うときがあったんだけどこれが原因かな。歯が生える時に痛がってむずかるというのも聞いたことがあるな。でも愚図って大泣きもするけれど頬ずりすると面白いぐらいに声を立てて笑う。かなり喜怒哀楽の激しいタイプのようです。

2003年02月09日(日) 雛人形

運転にだいぶん慣れてきたということもあり今日は私の運転で近くの某メーカーのビール工場へ。見学者を意識した作りの工場、とても綺麗でビオトープを作っていたり環境対策も万全、つまり周りは自然がたくさん、おまけに来訪者はタダビールが飲める(ただし運転する人意外、子供はジュース)ということもあって休みになるとかなり暇そうなおじさんとかファミリー層であふれかえっている。うちのダンナは無類のビール愛好者なので、ここでビールを心置きなく飲めるようになるのは悲願だったみたいだ(笑)。無事到着してぐらはオレンジジュース、ダンナはビールを堪能しておりました。残念ながら工場はお休みでビールの缶が恐ろしい速さで流れていくところは見えなかった。ぐらはかなり心残りだったようで「きょうはおやすみなの」と何度も言っていた。ぐりはお座りして私の顔をいじりまくって遊んでいました。ぐりは顔をよく触るんだよなあ。口の中に手を突っ込んできて私が「ぱくっ」とするところころ笑う。けっこう握力強いから痛いんだよなあ・・・。恐ろしい女だ、まったく。

その後引き続き私の運転でダンナ実家へ顔出し。「夕ご飯食べにおいで〜」というありがたい申し出に当日飛びついた形。上げ膳据え膳でとろろご飯と天ぷらをこれまた堪能。早くにぐりぐらをそこでお風呂に入れさせてもらって帰り車で爆睡してしまったぐら、ぐりを家に運び込む。ふう、でももういつ寝てもいい体制だからかえってこのパターンのほうが私が両方に添い寝しなくていいし楽だぞ。のんびりその後自分の時間を持てるのです。

もう3月も近づいてぐりの初節句がやってくる。私の母が「ちゃんと向こう(ダンナ方)への体面もあるからちゃんと買うからね」と言ってくれていてはじめは「マンションにそんなの置くところないぞ」とかなり腰の引けていた私だったけどやっぱりあればぐりも嬉しいかな、特に女の子だし・・・と思い直して買ってもらった。かなり普通の京ものと比べて丸い感じの古典的なものでけっこう私も気に入っている。現金なもので買ってもらうと決めたからには来るのが楽しみだ。やっぱり「モノより思い出」なんだけど、これに関しては「モノにまつわる思い出」だもんなあ。

| llcafell | MAILVILLA