AS ‖BAGDAD Cafe‖ 暇喫茶的育児休暇

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日々つれづれ、育児休暇中の日記です。(2002/8-2003/3)
その後ぐら小学4年生、ぐり小学2年生になり
中学受験を視野に入れた勉強の記録

2002年12月24日(火) 宴のあとの離乳食

昨日早くに寝てしまうぐりのために5時に私とぐりはお風呂、6時から夕飯(あじの干物とアボカドとトマトのサラダ、高野豆腐とニンジン春菊の炊き合わせ・・・まったくもって普通の夕食)を食べて7時からのクリスマス花火に行く準備を整える。大変だ・・・たかが30分ぐらいの花火を見に行くぐらいで。

花火のよく見えるスポットに車を走らせて20分、最初は寒いから車の中で見ようといっていたけど結局ダンナはぐらを、私はぐりを抱っこして外に。久々に花火を見た。冬の花火は空気が澄んでいるからかなんだかとてもクリアに見える。しかし今の花火って凝っている。仕掛けが何段階もあって綺麗で楽しめる。冬ということでフィナーレには白い花火が間髪置かずたくさん打ち上げられてかなり幻想的。満足。ばたばた用意したかいがあったな〜。ぐらも周りのカップルの雰囲気をぶち壊すような大声で「ばん〜ばん〜」と花火の打ち上げの音を真似して喜んでいた。「きれいね〜おさかなみたいね〜」と言ってたが、何をもってして「魚」なのか親にはよく分からない。海遊館でみた鰯の大群のキラキラしたものかなあ。ぐりも眠いけど一生懸命もこもこのオールインワンの中から見ていました。

で、世間的にはクリスマスイブだけどうちは「宴のあとの平日」、もうなんとなく年末モード。おもちつきがあるので「おうちであそびたかった〜」と行くのを渋るぐらを保育園へ送っていきクリスマスアルバムをかけぐりを背負って家事にいそしむ。

ぐりは離乳食2回食へ進むところ。ちょっと進行が遅いが母乳だしまあいいだろう。離乳食をあげるのにぐらの時に使っていた小さい陶器のスフレ型を出してきてあげているとぐらが「これぐらの。ぐりちゃんたべたらあかん」とかなり怒っている。しょうがないのでデミタスカップが今のぐりの食器なんだけど、ぐらが保育園に行っている間は大丈夫。今日は昨日の高野豆腐の煮物をすりつぶして水を加えて片栗粉でとろみをつけた「手抜き使いまわし離乳食」をつくろうかな。

2002年12月23日(月) クリスマスプレゼント

昨日餃子パーティの後にケーキでお祝いと思っていたが、昼寝せずに遊んでいたぐらは機嫌悪くなって甘えん坊モード突入、私がぐりをお風呂に入れて寝かしつけているベッドに「さみし〜、おとうさんはぐりちゃん、おかあさんはぐらだっこ」と強硬突入、仕方なく私が真中でぐりに添乳しつつ、片方の手でぐらをぽんぽんしていると寝てしまった。仕方なくあらかじめ買っておいた(というかぐらの欲しいものを聞いて私の母が送ってくれた)クリスマスプレゼントをロフトの物置から降ろしてきてぐりぐらの枕もとにおいてケーキでのお祝いは明日ということに。

相変わらずのぐりの夜文句で3時ぐらいから寝たり起きたりの私。さすがに疲れが溜まっていて、朝早起きしてコーヒーを飲んでいるダンナにぐりを託してベッドに逆もどり。ぐらもまだ寝ている。ぐりぐらの泣き声の二重奏で目がさめ、8時ごろ出て行くとぐらもその時起きてきて「しんどい〜ねる〜」と泣いていた。熱をはかっても平熱、きっと昨日の晩にあまり食べなかったからお腹がすいて機嫌が悪いんだろうとパンを握らせる。で抱っこして「ほら、ぐら、サンタさんがおおきーいプレゼント持って来てくれたよ」と枕もとの大きい包みを見せる。それまで気づかなかったのはあまりに大きいからか(笑)。さっそく「あける〜」と包装紙を開けるとそれはぐらは事前に呪文のように毎日「ぐらがおしっこいえたらサンタさんがトミカくれる」と言っていたトミカの「電動立体駐車場」ぐらは嬉しそう。

それからケーキを出してきてろうそくを立て、「ふーする」というぐらに吹き消させてみんなで食べて4時間経過。延々電動駐車場に手持ちのミニカーをダンナを助手に入れたり出したりしている。これダンナが横にいるからできるけどひとりで遊べるのかちょっと不安だなあ。飽きるとダンナに「おひざでえほんよむ」と図書館で借りてきた絵本を数冊持ってきてどっかり膝にすわりダンナが黙っていると「おくちにだす」と読むことを催促。「ごはんいや〜おひるねいや〜りったいちゅうしゃじょうおやすみいや〜」の我儘し放題。本とおうちの好きな出不精のぐらにはいいクリスマスになったようです。

ぐりはぐらの時に買ったはいいけどほとんど使わなかった歩行器をダンナが出してきた。試しに座らせてみるとバンバンおしゃぶりを叩きつけてけっこうこちらもお気に召した様子。これで機嫌がいいとけっこう離乳食あげるのも楽になるかな。

今日は、今年は多分無理であろうルミナリエの代わりといってはなんだけど、近くのクリスマス花火を見に行く予定なんだけど・・・行けるのかなあ。

2002年12月22日(日) 餃子でクリスマス

24日、25日は平日なのでぐらは保育園、じゃあ24日の晩にサンタさんがプレゼントを置いていっても次の朝ゆっくりあそべないだろうという父母の配慮でうちのクリスマスイベントは今日の夜ということにした。さて、晩御飯はなににしようか・・・やっぱり鶏ももぐらいを焼いてと朝考えているとダンナから「家でつくった餃子が食べたい」というリクエストあり。私もホームメイドの餃子が食べたいなあ、でも暇が・・・と思っていたところだったのであっさり了解。まあ、ぐらもぐりも「象徴としてのクリスマスの料理」に固執する年でもないし、ケーキがあるからいいかなということで。

二人のときはよく作っていた餃子、どっさり作って食べられない分は冷凍して焼いたり水餃子にしたりと大活躍。うちは具の野菜の割合が多くてしょうがが入ったジュ−シーな感じの餃子なんでたくさん食べられる。ぐらが生まれた時から包む手間暇がないなあ、ということでほとんど作らなくなった。

早速ダンナが朝にぐらのおもちゃ整理用のエレクターを買いにいくついでに餃子の皮を買ってきてもらって(ほんとは皮も作るのがおいしいんだけどそれはさすがにパス)ビーチボーイズやらケ二−・GやらのクリスマスのCDを引っ張り出してきて聞きながら朝からタネの仕込みにとりかかる。それと夜用にフルーツシャーベットの用意、昼用にそういえば生クリームが残っていたなあ・・・じゃカルボナーラスパゲティを作ろうと台所に立ってフル回転の状態。

餃子を包みながらぼんやり思い出していたけど、私って本を読んでいる中で料理の出てくる場面が小さい時から病的といっていいぐらい好きだった。小学生の時「シャーロックホームズ」の中で出てくる料理を一冊の本にしたものを図書館で何度も何度も借りてきて「クリスマスプティング」とかの作り方を熟読するとか。もちろん作るわけではないれども。今でも本を読んでいて主人公が料理を作るとか、コーヒーを飲むとかそういう何気ない場面がとても好きだ。なのにどうして小さい頃から料理をしなかったんだろうなあ。とにかく結婚するまではまったく作らなかった私。

今になって作るようになって、遅ればせながら「美味しいものを作る」楽しさを満喫しようとしている。あくまでも「しようとしている」です。だってさすがにぐりぐらがいてたら凝った料理は無理だもんなあ。できる人もいるんだろうけど経験値が浅い私にはちょっと無理だな(笑)。

2002年12月21日(土) 等身大の姿

ぐら、スカーフをかぶったり保育園で作ってもらったネックレスをしてみて「ねえ、おかあさん、ぐらにあう?」と最近よく言う。まあ、かまってほしいからだと思うけど自分の姿を意識していたらすごい。私の世代と違って、今の子供ってデジカメとかででリアルタイムでの自分の姿を見るのに慣れているもんなあ。動いている姿だって見ているしね。自分の姿が鏡以外で確認できるのってゆくゆく成長して性格の形成に影響するような気がする。今考えたら私の時代の思春期って自分のイメージする自分の姿と本当の姿にギャップがあるような気がしていた。自分の「こうありたい」というイメージと本来の姿が違っていてそれが心の葛藤になったり。で、成長して大人になっていくにつれて自分を客観視することができるようになってだんだん埋まってきて・・・「己を知る」に到るというか。でもこんだけ小さい時から自分の姿を客観的に把握していたらそういうプロセスって存在しないのかも・・・とふと思ったりする。

今日は激しい雨が一日中降り続いている。晴れていてぐりぐらと家にいるともったいないような気がしてなんとなく落ち着かないけど、こんな日は逆に家に一日中いたほうがいいしなんとなく気持がゆったりするのが不思議。

最近9時過ぎにぐらとの添い寝で一緒に寝て、夜3時ぐらいからぐりの夜泣きというか文句に1時間半ぐらい付き合い5時起床という生活が続いている。かなり弱ってます(笑)トータルの睡眠時間は足りているはずだけど・・・。

2002年12月20日(金) そうじ考

今年も大掃除の季節がやってきた。マンションに越してきた頃は新築だったせいもあって、2,3年はさほど掃除をしなくても綺麗だったような気がする。ダンナと共働き子供なしということもあり掃除は一週間に1回、まあ、基本的には「出したものはもとの位置にもどす」ことさえ徹底していればそれほど「掃除しなくちゃ」と思わせられることもなく日は過ぎていた。

しかし、3年を過ぎる頃から水まわりの汚れが気になるようになった。で、覚悟を決めてぐらの産休突入時に徹底的に台所や洗面、お風呂の水まわりを掃除、ついでに生まれる前だからやることもなくあらゆる隅から隅まで掃除しつくした。ワックスかけからじゅうたんの部屋のじゅうたんの水ぶきまで(これは掃除機でとれないほこりがとれるのです)。掃除は臨月の妊婦にいい運動とも言われていたしね。

で、ぐらが生まれてからそうそうまとまって時間を割いて掃除できないことに気が付いた私。仕事に復帰したら時間は余計取れなくなるし、休みに1日掃除というのも考えただけで気が滅入る。でどうしたものかと考えているある日、本屋で平積みのベストセラー「節約生活のススメ」(山崎えりこ・飛鳥新社)が目にとまった。これは今考えたら今流行りの「シンプル・ライフ」の走りみたいな内容だったと思う。無駄を省いて少ないもので豊かに暮らすという内容。とはいっても本を読んでここまではとてもできないと思った私、掃除のノウハウだけいただいた。

それは曜日ごとに掃除するところを決めて短時間毎日掃除するということ、あと「気が付いたときに」すぐぱぱっと掃除すること。水周りには古歯ブラシをそれぞれ置いておいて、「ちょっと水垢が」と思った段階で歯を磨いたついでに掃除する。お風呂も入ったついでにちょこちょこスポンジで掃除。冷蔵庫もちょっと隙間があいたなと思ったら台布巾でふく。あと掃除の時に化学はたき(っていうんだっけ)で埃を壁や上から落として掃除機をかける。これだけでもだいぶん大掃除が楽になった。今年もレンジフードの掃除と網戸洗いとワックスがけのみの予定。まだまだやればあるんだろうけどまあ、やりだしたらきりがないので8割きれいでOKにしている。

ぐりが生まれてからは毎日朝に電気ほうきで部屋中簡単に埃をとることを習慣にしている。所要時間10分、毎日やっていても練り歯磨きの箱2本分ぐらいの埃をためるところにいっぱいの埃がとれる。これだけ毎日あるんだから1日かけないとなんとはなく気持が悪い。掃除機を出して、隅の埃やらをとるのは週末のみ。毎日私の掃除をしている姿をみているぐらは「ほこり〜きれいきれい」と小さなゴミをみつけてはゴミ箱に入れるようになった。私的には嬉しいんだけど、きっと嫁から嫌われるぞ、ぐら。

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