今年も大掃除の季節がやってきた。マンションに越してきた頃は新築だったせいもあって、2,3年はさほど掃除をしなくても綺麗だったような気がする。ダンナと共働き子供なしということもあり掃除は一週間に1回、まあ、基本的には「出したものはもとの位置にもどす」ことさえ徹底していればそれほど「掃除しなくちゃ」と思わせられることもなく日は過ぎていた。
しかし、3年を過ぎる頃から水まわりの汚れが気になるようになった。で、覚悟を決めてぐらの産休突入時に徹底的に台所や洗面、お風呂の水まわりを掃除、ついでに生まれる前だからやることもなくあらゆる隅から隅まで掃除しつくした。ワックスかけからじゅうたんの部屋のじゅうたんの水ぶきまで(これは掃除機でとれないほこりがとれるのです)。掃除は臨月の妊婦にいい運動とも言われていたしね。
で、ぐらが生まれてからそうそうまとまって時間を割いて掃除できないことに気が付いた私。仕事に復帰したら時間は余計取れなくなるし、休みに1日掃除というのも考えただけで気が滅入る。でどうしたものかと考えているある日、本屋で平積みのベストセラー「節約生活のススメ」(山崎えりこ・飛鳥新社)が目にとまった。これは今考えたら今流行りの「シンプル・ライフ」の走りみたいな内容だったと思う。無駄を省いて少ないもので豊かに暮らすという内容。とはいっても本を読んでここまではとてもできないと思った私、掃除のノウハウだけいただいた。
それは曜日ごとに掃除するところを決めて短時間毎日掃除するということ、あと「気が付いたときに」すぐぱぱっと掃除すること。水周りには古歯ブラシをそれぞれ置いておいて、「ちょっと水垢が」と思った段階で歯を磨いたついでに掃除する。お風呂も入ったついでにちょこちょこスポンジで掃除。冷蔵庫もちょっと隙間があいたなと思ったら台布巾でふく。あと掃除の時に化学はたき(っていうんだっけ)で埃を壁や上から落として掃除機をかける。これだけでもだいぶん大掃除が楽になった。今年もレンジフードの掃除と網戸洗いとワックスがけのみの予定。まだまだやればあるんだろうけどまあ、やりだしたらきりがないので8割きれいでOKにしている。
ぐりが生まれてからは毎日朝に電気ほうきで部屋中簡単に埃をとることを習慣にしている。所要時間10分、毎日やっていても練り歯磨きの箱2本分ぐらいの埃をためるところにいっぱいの埃がとれる。これだけ毎日あるんだから1日かけないとなんとはなく気持が悪い。掃除機を出して、隅の埃やらをとるのは週末のみ。毎日私の掃除をしている姿をみているぐらは「ほこり〜きれいきれい」と小さなゴミをみつけてはゴミ箱に入れるようになった。私的には嬉しいんだけど、きっと嫁から嫌われるぞ、ぐら。
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