AS ‖BAGDAD Cafe‖ 暇喫茶的育児休暇

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日々つれづれ、育児休暇中の日記です。(2002/8-2003/3)
その後ぐら小学4年生、ぐり小学2年生になり
中学受験を視野に入れた勉強の記録

2002年11月29日(金) 経過観察

ぐり、心雑音で1ヶ月検診でひっかかって再検査すると心臓の弁が少し狭くて圧がかかっているということで経過観察中。で今日は久々のチェックで病院へ。過去2回心エコーをとっているが、その度に圧が下がっていた・・・ということは正常に近くなってきたということ。なので今日も3ヶ月ぶりに気楽に出かける。

エコーをとるときに赤ん坊がじたばたすると医者が困るので睡眠薬を飲ませる。甘いオレンジの液体で体重にあわせて量を加減するのでまずぐりの体重測定。7.5Kgということで相変わらず乳児身体発育曲線ど真ん中。注射器の針のないもので口のなかに少しずつ睡眠薬を注入。甘いといえどもまだ母乳メインのぐりは泣いて抗議、でも飲まされたあとはけろりとして看護婦さんににっこり。ぐらもあっさりしていたけどぐりもかなりあっさりした性格なのかな。

授乳室に入って横抱きして揺らせていたらあっという間に眠り、生理検査室へ。ここのエコーの機械はかなり素人の私からみてもすごくて心臓がちゃんと中学生の時習ったように4つの部屋に分かれてどくどくと伸縮を繰り返しているのをはっきり見ることができる。ついでに血流も動脈流と静脈流では赤と青に色分けされて見える。すごい。きっと恐ろしいほど高い値段なんだろうなあ・・・と見ているとその横の壁に張り紙が。「この機械は日本自転車振興会(競輪)の協力により寄贈されました」むむ、もうかってんだな、競輪、とかなんとか思っているうちにあっという間に検査終了。

結果としてはまだ少しだけ圧が残っているけれどほとんど気にしなくていい程度らしい。念のためぐりの1歳の誕生日に再度チェックしてくださいと言われる。予約は半年後はまだとれないのでその頃に電話して取らなくてはならない。忘れないようにしなくちゃ。

ぐりは薬で眠っています。あまりに深い睡眠のため抱っこした途端首ががくんと後ろにのけぞり私は冷や汗。普通に深い眠りの時でも完全に首に力がはいらないことはないのですごく違和感。さて何時まで寝てくれるかな・・・。

結局3時間寝つづけた。なんだか急に空いた自分の時間をもてあます。夜もはやばやと就寝。夜が恐ろしい・・・

妹からイタリア土産が届く。アレッシのティーサーバー。あっというまにぐらにさらわれオモチャになった。早く飽きてくれないかなあ。

2002年11月28日(木) 仕事あれこれ

保育園入園云々続きはもう少しお待ちください。このネタに関しては息切れしてます。長々書いたけど結局私の場合だけなんだしなあ・・・と。自治体が違ったらその選考基準だって違うわけだし。

職場関係(同業他社)の友達に久しぶりに電話。彼女も育児休暇中、ぐりより3ヶ月下の女の子のママだ。やっぱり彼女のところでも「育児時短」を取っている人は今までなくて、このまま行くと彼女がはじめての取得者になるらしい。うーむ、私も今回は2人抱えての復帰で余裕がないのは続ける上で命取りになるから取得しようと目論んでいる。で、当然社で「初めての取得者」になるわけだ。

でもぐらの時に一年復帰してみて「定時帰り」も「時短取得」もさして評価としては変わらない感じがするので初めてとることにそれほどの抵抗があるわけではない。まあ、その時間短縮の分給料やボーナスは差し引かれるけど。私の仕事は定時でも時短でも「一定の時間」その仕事に従事することによって仕事のまわる職種じゃない。かなり忙しさに波があって忙しいときにはエンドレスな残業をして納期に間に合わせる。なので「定時帰り」になった時点で能力があるなしに関わらずある意味「戦力外」になってしまうわけだ。まあ、はっきりいって定時帰りでも有効に私を使える方法はいくらでもあると思う。でもうちの会社の「上司」という肩書きは「人を能力等見極めてうまく使って自分の部の生産性を上げる事に秀でている」のではなく「うまくもっと上の人に取り入ってもらった見返り」もしくは「過去の栄光に関してのご褒美」という感じのものなので期待するだけ野暮というものだ。

それでも仕事をやめないのは「今の職種が好きだから」じゃなくて「仕事をするのが好きだから」。今はペースを落として雌伏に徹する時。ただぐりぐらが大きくなってエンジンをかける時になってエンジンが錆び付いてどうしようもなくなっていないように気をつけて、そして自分で自分の能力を冷静に見極めないと。自分の能力を感情的に過大評価することは避けたいものです。

といいつつ今の仕事は私にとって「天職」ではないんだろうなあ・・・とも思う。人生長いなんだから仕事をぼちぼちしつつそれを探してみるのもいいかもしれない。

2002年11月27日(水) 寒い1日

寒いぞ。昨日降った雨のせいか冷えが厳しい。木もほとんど落葉して落ち葉がたくさん。もうすぐ冬がやってくる。

昨日ぐらの担任の先生に呼び止められた。「あの〜ぐらくんのパジャマ入れの袋なんですけどちょっと小さいようなので作り直していただけますか?ぐらくんいつもパジャマいれながら『ぐらのちいさい〜はいらない〜』っていってるんですよ〜」
これは去年の入園の時必需品ということで作ったもの。確かに作ってちょっと小さいけど自分で入れる訳でなし・・・と思っていたのだけど、いつの間にか自分で入れるようになってたんだね。母は反省。

ということで今日の午後はぐりをなだめつつミシンを引っ張り出してざっと作ろうと思います。久しぶりのソーイング。もともと布はぐらの好きそうなもので私の趣味にある程度あっているものを気の付いたときに買い置きしてある。ぐらに「パジャマの袋これで作るからね〜」とバスがたくさん印刷されている布を見せたらかなり気に入って「これがいい〜」と見せた途端矢のような催促。やっぱり保育園、急に「エプロン作ってください」とか「スモック作ってください」とか言われることが多い。ああ、母親泣かせだ。

といってもこれでもよく高校生まではクッションつくったり本棚のカーテンをミシン使ってつくったりしていたのになあ。アップリケとかもフェルトを各色取り揃えてちまちま凝ったものを作っていたぞ。どこでどう間違ってこうなったんだろうか(笑)。

制作終了。今までのはキルティングで作ってあって、底と側面が違う生地の切り替え、サイドに持ち紐をつけていた。デザインは親の目に適っていてもキルティングの袋で小さいのって考えたら口を紐をひっぱって絞るのが小さい子には難しい。大きめで薄い生地、大きな開口部、今回はぐらが使いやすいように気を配って作ってみた。かえってきたぐらに「ほら、できたよ」と見せると「うれしい〜」と飛び跳ねて喜んでいた。ま、生地の柄が気に入ってるだけだと思うけど。でもこれだけ喜んでくれたら簡単なものでも作りがいがあるというものです。

2002年11月26日(火) 電池切れ

昨日は保育園の「井戸端会議」なる茶話会が夕方5時半からあった。ぐらのクラスのお母さんたち17人出席。全部で20人だったからかなりの出席率。そりゃ、子どもの普段の様子とかゆっくり聞きたいもんなあ。それもわたしだけぐり連れ。ほかにも小さい子がいるお母さんが2、3人いるはずなんだけど手はずを講じていたらしい・・・不覚。でもぐりはおとなしく頑張ったぞ。よくやった。

とはいっても担任の先生から普段の子供たちの様子の説明20分、それぞれのお母さんたちから自分の子どもの気になることの報告各3分弱、あとの1時間は副園長の演説(といっても差し支えないと思う)だ。これのどこが「井戸端会議」なのか理解できない。お母さんたちの交流の場なんてないぞ〜。これで保育園の教育の方針が私の方針と違っていたらかなりキレそうな(笑)会合だった。認可私立らしいといえばらしいんだけどね。

さて、昨日の続きでも書こうかなっと・・・思いつつ電池切れ。ダンナ飲み会のため夜はぐりぐらのお世話で大忙し。ぐらの寝かせつけの時にぐりが泣き出し、こっちを優先させてぐらに「むこうのお布団で待ってて」といったのにぐりの寝てる部屋の外のドアのところで立ち尽くして待ってる。ぐりをおしゃぶり等駆使して大急ぎで寝かせつけてぐらと一緒にお布団に添い寝するとぽそりと「ひとりじゃさみしかった〜」と言われるし。ああ、こういう時だけでも自分のクローンが出現すればいいのにと思ってしまう。結局そのまま添い寝して自分も沈没。ダンナの帰宅で起きる。

今日は雨で寒かったなあ。今日やったことと言えば家の外のコニファーに簡単にクリスマス仕様の飾り付けをしたぐらいかな。

2002年11月25日(月) 保育園入園狂想曲(ラプソディー)

今日は雨降りだけど小雨なのでぐらは久しぶりの保育園へ。「ほいくえんいやだ〜」と言っていたがあたらしい手袋を出して「ほら、これしていこうね」といってその上に「ぐら今日は傘差していこうよ〜」というと傘を差すのが好きなぐらは乗り気で登園。行くと仲良しのお友達とお気に入りの先生が笑顔で出迎えてくれて「おかーさん、ばいばーい。さよーならっ!!」と早々に私は御役御免。

さて、ここの日記には「育児休暇」というキーワードで検索して来てくれている人が少なからずいるので、たまにはちょっとは役に立ちそうなことを書いてみようと(笑)。

ちなみに私の住んでいる市は全国でも保育園の待機児童の数が多くワースト5に入っている市だ。で、私の住んでいる地区は新興住宅地なのに保育園数が少なく市の中でも保育園入園希望の倍率がかなり高い地区である。その中でもぐらの通っている保育園は駅に近くまだ新しいこともありかなり人気が高い。入園できれば「プラチナチケット」が当たったといわれるくらい(笑)。フルタイムでも入園できない人もたくさんいて、今年は比較的入りやすいといわれている学校の先生が入れなかった。ちなみに認可私立です。

以下箇条書きで。あくまでも私の場合なので参考程度にしてください〜。

福祉課担当の人に顔を覚えてもらう
これはぐり入園申し込みでかなり顔見知りになった担当の人からじきじきに言われた。やっぱり相手も人間、押し付けがましくなくはじめは「書類取りに来ました」とか「どんな感じでしょうか」とか絶妙の間をとりつつコンタクトを怠らないようにする。そのうちにぽろぽろと簡単な情報は出してくれるように(といっても人によるとは思うのだけど)。私はぐらの時に入れてもらってさりげなくお礼の葉書を書いておいたこともポイントアップしたらしく、ぐりの申し込みに行くや否や「ひさしぶりね〜ぐら君元気?」と言われて心強い限り。ただし市役所の人は担当が3年に1回は異動するので同じ担当者だったことは私にはプラスだった。くどいようだけれども担当者の名前はしっかり覚えておくこと。ある程度顔見知りになった段階でどうしても入所が必要な理由等訴えればよい。書類提出には別添付でどうしても入れたい理由等を書いた紙を提出することを忘れずに。「くどいぐらいでちょうどいい」らしいです(笑)。

■ 保育園サイドのキーマンには一度会っておくこと
園によっていろいろ教育の方針があると思うが調べて頭にたたきこみ、入りたい園にアポイントをとってキーマンには会っておく。どうしても入れて欲しい事情等、口頭のみならず書類にまとめて提出しておくと良い。うちの園の場合方針がはっきりしていてそれが私の教育の方針に合っていたので是非入れて欲しいとお願いした。入った後で聞いたらかなりの「殺し文句」だったらしいことが判明。まあ、たまたまの偶然であって意に添わないことを言うのは嫌いな腹芸ができない私には結果的に吉と出た。結局福祉事務所の人とこのキーマンが相談して入所が決定するのだから両方押さえておいたほうが良い。特に認可私立はこの物言いの力関係が保育園側が強いので必須。

■ 入りやすい時期を見極める
よく言われるのは1歳児より0歳児のほうが入りやすいということ。0歳児は全枠一斉にオープンだけど1歳児枠は0歳児持ち上がりプラス片手ぐらいの枠しかない。その上1歳児は現在3年育児休暇が取れるところもでてきたことにより、入りやすい4月にあわせて1歳児クラスへの申請が非常に多くなっているらしい。入れるなら0歳児から。年によって入りやすさは変動するのでここの情報をとることも忘れずに。

長くなったので続きはまた明日ということで。

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