■ 腰痛日記 ■
ケイの10年にわたる痛みの治療体験を少しずつ書いていきます

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2003年02月05日(水) 自転車に乗れたわけ

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ところで、自転車に乗れるようになっても、どうして乗れるようになったのかは本人にもわかりません。
他人に対しても「練習するしかないよ」というしかないでしょう。

いつの間にか、ひとりで乗れるようになるのです。
自分にわかることは、乗れなかった自転車に乗れるようになった、という結果だけです。
不思議なことなので、「体で憶える」と言って納得します。

しかし、たしかに体が関与していることではありますが、やはり、脳に新しい信号路がつくられるというのが、その主要な仕組みです。
ただその仕組みが本人には意識されないのです。

そこで脳の科学では、その仕組みを運動条件反射というような形で解明しようとしています。
無意識の世界の出来事を客観的な現象として意識の世界に引き出す試みのひとつです。

自転車に乗れるようになる過程は人によって多少は違いますが、原則は同じです。
つまり、いろいろと体を動かしてみて、たまたまうまく乗れたときの体の動きが脳の中に定着するわけです。

そのときに、脳の中に新しい信号路がつくられるわけですが、体の動きを受信して脳に情報を送る固有受容器といわれる受容器からの信号が重要な働きをします。
筋肉の中にある、筋紡錘など、筋肉や骨や関節などに無数に分布している顕微鏡的な大きさの受容器や、耳の奥にある平衡器などが固有受容器です。

       ――――― 中略 ―――――

これらは、いずれも理屈、つまり意識だけではできるものではありません。
まず、思いついたところから、あるいは他人を真似て、やれるところからやってみるという経験が必要です。
そして、失敗と成功をくり返し、成功したときの行動が身について、という具合に、それまでできなかったことができるようになってゆくのです。
そのようにして、無意識のうちに脳の機能がつくられてゆきます。
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頭であれこれ考えてないで、やってみるしかないってことね(*^.^*)



2003年02月01日(土) こだわり

「症状が悪くなるときは必ずある事に対してこだわりが強くなります。」

これは、肉親が精神疾患になった経験のある方からのアドバイスのメールです。

母ですが、症状は落ちついていますがこだわりが強いのです。

まえに紹介した【長谷川式】のテストに

「知っている野菜の名前を10個言ってください。」

という質問があるのですが、母は5個くらいしか出てきませんでした。
出てくる野菜の名前は、いま自分の畑にあるものだけ。。。
母にとって「野菜といえば畑」というこだわりがあるようです。

また「茶の間の座る場所はストーブの前」。。。
今日、たまたま父がそこに座っていたら、30分ぐらい父の周りに立って待っていました。
30分動かない父も父なのですが(^-^;
そして、父がいなくなるとホッとしたようにそこに座っていました。

そして「父が飲むお酒の量」にも。。。
父が自分でコップにお酒を入れて、それをチンして、テーブルに置くまで「ジーーーッ!」と見ています。
「父の行動」そのものにこだわっているのかもしれません。

あとは、物忘れがすこし・・・


これくらいの症状なら、家族が気遣ってやればなんてことはないのです。
このままあまり症状がすすみませんように(;人;)

そうそう昨日書いた「雪すかし」ってこちらの言葉だったのね(^-^)ゞ
(~0_0~)先生に指摘された。。。
家の前などの雪をささっとどかすって意味よん。
あとは「雪かき」とか「雪よけ」とか・・・これは標準語?





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もう少し時間がかかりそうだけど、楽しみに待っててね。



2003年01月30日(木) 病気と病人





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母が帰ってきました。
帰ってくるなり、漬物を炊いたり、洗濯をしたり、、、今朝は玄関の雪すかしまでしていました。

ただ、退院の電話を何人かにかけたのですが、あまり電話口に出たがりません。
すこし自分でも自信がないのかも?

それと、やはり父のちょっとした態度や言葉や言い回しにとても敏感です。
特に父がお酒を飲んでいるときの言葉は聞き流せなくて、気にさわるようです。
以前と同じといえばおなじなのですが・・・

ダーリンと電話で話したのですが、、、

「自分の父親も酒を飲んで暴れる人だったので、いまだにトラウマがある。自分は酒を飲んでも絶対にあんな風になりたくない!と思っている。」
(ダーリンは小学生の時に父をガンで亡くしています。)

父も若いときから酒を飲んで、ちゃぶ台をひっくり返す人だったので、先日のひさびさの行為から昔の思いが一気に吹き出して、あのような状態になったのではないか。。。これケイしゃんの印象です。

『父』 『酒』 『暴れる』 がトラウマのようになっているのかもしれません。

病院では結局、原因がわからないまま薬が出ています。
6種類も出ているので、飲まそうかどうか迷っています。
処方された薬を飲ませないのは勇気が要ります。

病気ではなく、病人を診てくれる医師を見つけるのは大変です。

整形外科医では知ってるけどね(*^.^*)



2003年01月28日(火) 長谷川式

母は退院できませんでした。
いろいろな問診のあと、以前との脳波と今現在の脳波の比較をしたいと言われましたが、、、
検査室は予約でいっぱい(-。-)

「きょう退院して、検査の出来る日につれてきます。」

「明日の午前9:00に予約を入れましたので、退院はもう一日待ってくださいね。」

「そうですか・・・。」

「神経内科の先生にもそのようにお手紙を書いておきますから。」

(また手紙か・・・)

病院内でも母は落ちついているので、今日はおいてきました。

先日、息子と待ち合わせた本屋でこんな本を見つけました。

『脳と神経内科』
 ― 字が読めない、テンカン、パニック障害、アルツハイマー病など、神経系のい中枢=脳の障害は多く、むずかしい。それらの障害部位と原因はどこにあるのか、知識と経験にもとづいた名探偵もどきの推理力で神経内科は診断し、治療をおこなう。精密であるがゆえに、細胞やウイルス、薬に弱い脳の解説をする。 ―

この本を読んで母の「物忘れ度?」をはかる検査がわかりました。

【長谷川式簡易知能評価】・・・(20点以下の痴呆の可能性が高い)

2週間前、この検査で母は14点。。。今日は21点でした(*^.^*)

これだけでわかるものではないと思いますが、目に生気も戻ってきています。
先日の外泊の時、父に対してつまらないことで文句を言っていました。
私と父は思わず目を合わせて・・・以前の母だ(^-^;

父は元気に仕事をしています。
ケイしゃんは痛みも減り、感情も安定してきました。

今日の診察でも聞かれました・・・母の今の状態。。。

「外泊の時にまだ気になるところがあったようですが、具体的にどんなことですか?」

「・・・・・ちょっとした勘違いです。。。」

入院する前の診察の時、母の前で母のおかしな行動や言動を医師に説明するのが一番辛かった(;-;)
聞いている母も辛かったと思います。
それも一度ではなく、内科で、精神科で、神経内科で、そして入院したとき看護婦に、、、





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ここに書いたことをあとで読み返して
           「よく頑張ったね。エライエライ!」
                     と自分をほめているケイしゃんです(^-^)ゞ



2003年01月27日(月) 病院という町

土日は母が家に帰っていました。
入院する前のうつ状態はなくなり、自分からも話しをしています。
家事もすすんでしてくれ、以前の母に戻ったようです。

つじつまの合わないことも口から出ますが、笑って済まられるような些細なことです。

家族のなかで一番おかしいのは私かも知れません。
昨日は仕事も家事もなにもする気が起きず、身体も痛くて寝てばかりいました。

ダーリンが無理やり散歩に連れ出し、近くに住む親友のところに連れて行ってくれました。
夫婦でお付き合いをしている幼なじみです。

顔を見たら思わず泣いてしまいました。
それから、今の私の気持ちをぜーーーんぶ聞いてもらいました。
ちょっと楽になった(#^.^#)

☆ 80%ぐらいのパワーでやっていった方がいいと思う。。。(▼▼)

☆ ~しなければならないという考えは捨てて。。。(~0_0~)

☆ すべての事柄に100点を取ろうと思わないこと。。。ダーリン





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明日はAM10:00から病院にいる母の受診です。
私も行かなければなりません。

母の入院している病院は <総合病院> という町に <内科> や <神経内科> や <精神科> などの医院が集まっているような感じです。  
横のつながりがぜんぜんありません。(先生同士はまったく話をしない!)

そればかりではなく患者には医院を選ぶ権利もありません。
だってその町には各医院は一つずつしかないから。。。

それは総合病院では普通のことなのかもしれません。
でも、もうあの町から出るつもりです。


そういえば子供がもっているマンガ本 『ブラック・ジャックによろしく』 はなかなかリアルで面白い。

病院や医者の裏の部分を鋭く突いた物語でしゅ。



2003年01月25日(土) もおっ!

今日の主治医の対応・・・(`▲´)

今のケイしゃんの心理状態では何を書くかわからないので、今日は止めときます(`▲´)

土日は家に連れて帰ります(`▲´)





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もう、病院内まわりはイヤじゃ(`▲´)



2003年01月23日(木) いま、ここ

☆昨日、病院での母との会話

「今日は、下の売店へ行ったら迷子になってなかなか部屋の戻れんかった。」

「大変やったね。迷ったら看護婦さんに聞かんと・・・。」

「自分の部屋の番号が思い出んかったんや。」

「そっか、それは困るね。」

「ここに部屋の番号を書いておいてね。」・・・とメモを渡された。。。


☆今日、病院での妹との会話・・・(今日は妹に行ってもらいました)

「明日、退院できるんやて!」・・・(看護婦さんに聞いたらそうではないらしい)

「そうなの?ねえちゃんに聞いてみるね。」

「早く帰って、ゴハンゴシラエくらいせんと、ママが大変なんや!」

「慌てなくても、よくなったらいくらでも出来るよ。」

妹の話しでは、私のことをとても心配していたそうです。。。


何処(どこ)、誰、は理解できるのですが、何時(いつ)が苦手のようです。
ここはどこか、これは誰か、は解るのに、日付や曜日や時間がわからないようです。

だから、家の家族構成は解るのに、それに日付や時間が絡むとわからなくなるみたい・・・
たとえば、昼ごろに子供は学校に行かなくていいのか?と聞いたり、平日なのにパパさんは昼寝をしていると言ったり・・・

母とは 「いま、ここ」 の会話は成り立つのです。

(~0_0~)先生の知っている方で、身体の痛みに悩んでいたおばあちゃんが、痴呆になって痛みがなくなったそうです。





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私は頚痛はそうでもないのですが、腰痛がとても酷くなりました。

「お母さんが入院して気が抜けたんだよ(~0_0~)」


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