ミドルエイジのビジネスマン
DiaryINDEX|past|will
| 2008年03月10日(月) |
庭に木を植える(写) |
庭に木を植える。イヌシデ、ソヨゴ(雌株)、ウメモドキ、アラカシ。元からあったのはハナミズキ、シャラそしてヒンシュクの温州みかん。
試しに買ってきたのはラズベリー、ブルーベリーが2種類でブリジッタとシエラ。
キンモクセイは家の脇に移動。
鳥が庭に来るような木がいいと言ったら、そんな名前の木々が選ばれた。
ガーデナーの八木さんが鳥の巣箱をおまけに取り付けてくれた。
写真は4メートルの株立ちのイヌシデに取り付けられた巣箱。木々はこれから芽吹くところだ。水場と多少の餌を用意すれば、野鳥も訪ねてくるだろうという話だ。ただし、こんな開けたところで営巣するのは稀とのこと。
朝外に出ると、近くの林でまだ練習中のウグイスの鳴く声も聞こえてきた。もう、春が来るのだ。
| 2008年03月02日(日) |
ブルーベリーと梅の苗木を買う |
先日焼酎で眠りこけ、間違って着いた駅の近辺の広大な住宅地には、それにふさわしい巨大なホームセンターがある。近所にも大きなホームセンターはあるので今まで一度も行ったことがなかった。
庭に小鳥が来るような家にしたいと思っていたのと、最近ネットでブルーベリーもよく熟せば甘いというトピックスを目にしたので、車で巨大なホームセンターを探しに行った。ブルーベリーの苗木は近所のホームセンターには売っていなかったのに、そこには10種類以上もあって規模の違いに驚いた。
様々な苗木も売っていて、高さ1メートルほどの接木をしたばかりの梅ノ木の蕾が白く膨らみ始めているのが目に入ったので衝動買いした。梅の木は600円くらいだった。梅干しの美味しい南高梅なので実もなるはずだが、今年から生るかどうかは分からない。
家に持って帰ると「最愛の妻」は洋風の庭にしたいのにおじいちゃんの趣味の木などを買ってきて・・・と怒る。結局、鉢に寄せ植えにして根元に紫の花やら何やらの球根を植えて洋風にしてしまった。その後、一週間ほどで、次々に咲き始めて、デッキの上はなかなかの風情となった。
ブルーベリーは植えるところがないと、ビニール袋に入れて運ばれてきたまま片隅に置かれている。水だけは与えられているようだが、なんとか彼らを救わなくてはなるまい。
| 2008年02月24日(日) |
冬になればモツ焼き屋に(3) |
「ナンコツ塩」も捨てがたい。コリコリした骨の触感と少し肉のついている贅沢さを塩味が引き締める。注文したとき、一瞬、おしま〜いという宣告を受けたのだが、引き取り手のなくなった注文の一皿が残っていたらしく、なんとかいただくことができた。続いて席に座った人が「ナンコツしおーっ」と元気良く注文したが、タッチの差でおしまいであったらしく、「エエッ開店一時間でもうないの?」と怨嗟の声を上げていた。
わが身の幸運さを味わっていると、以前、近くに座った年配の客が、ナンコツ好きなんだけど噛み切れなくなってねと言いながら、申し訳なさそうに骨を皿に戻していたことを思い出した。
店を出て目の前の魚屋さんの店先を見ると、鯨のベーコンが売っている。更に目を凝らすと、魚の刺身に混じって鯨の刺身もあったので、お土産に両方とも少しずつ買った。なかなか手に入らないという鯨もこんな小さな商店街でひっそりと売られているのか。
焼酎で朦朧としながらも電車に乗り、途中でちゃんと乗り換えたはずだったのだが、気がつくと、見たこともない風景の中にいた。そこは新しく開発されている広大な住宅地の中にある新しい駅だった。雪の残る寒々とした風景にポツンと建っている駅の掲示板には、森と野鳥を保護する活動をしている人々の写真が貼られていた。ひとりでモツ焼き屋に行ったささやかな休日の夢は、雪の平原に建つ鉄骨とアルミサッシの駅で現実に戻った。
|