ミドルエイジのビジネスマン
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2007年01月01日(月) 年頭に寄せて

穏やかな年末年始は、日本酒を飲んでは昼寝をし、ビールを飲んではうたた寝をして、朦朧としたまま時が過ぎていく。覚醒しているときは文春文庫の「硫黄島の星条旗」を読んでいるので、恐怖と犠牲心、怒りと勇気にあふれ、そして凄惨な情景が支配する戦場にいるようで息苦しい。

今年の標語は「自由」だ。精神の自由、発想の自由、時間の自由。ひと言で言えば、捉われない心で生きたい。





2006年12月24日(日) 穏やかなクリスマスイブ

12月も末だというのに暖かな今年のクリスマスイブは日曜日に当たった。

長男は自分の部屋で勉強(?)し、次男は鶏をレンジのオーブンで焼くのだと張り切っている。ケーキもスポンジの台に自分でクリームを塗りたくって自作しているようだ。母親はもう、楽でしょうがない。

お父さんはスーパーで年に一度しか買うことが許されていない蟹を買ってきて、大きな鍋で茹でるのが仕事。金額だけで比べれば、生きた大きな蟹を2匹も買って、飲み代一回分と変わらない。心のどこかで、こんな贅沢な時代が長く続く訳がないと思う。

夜には例年のように由記さおりとお姉さんが美しい声で歌うホワイトクリスマスをかけ、シャンパンで乾杯をした。


先日本屋さんに行き、「父親たちの硫黄島」の原作文庫本を探して買ってきたのだが、そのとき、「運のいい人、悪い人」というタイトルが目に入り、平積みしてあった本を思わず衝動買いした。今頃買っても既に大半、人生の勝負はついているから意味がないと思うか、もしかしたら、多少なりともこの先の人生を変えることができるかもしれないと思うか。

実は、変えられると思って行動することが様々なチャンスを呼び込む、あるいはチャンスに気がつくことにつながって、結局は運が良いという結果を生むことになると著者は言っている。

「思考は実現する」「夢に日付を」「手帳にヨットや別荘の写真を貼り付けて、ヨットに乗ったり、別荘で過ごす自分の姿を具体的に想像する」「今日もあなたはついている」など、様々な人が色々な表現で同じようなことを言っている。

ポケットからお金を出して「運のいい人、悪い人」という本を買う行為は相当積極的で具体的なので、是非その成果が出てもらいたいものだ。いや、この程度の思い入れでは足りない。私は運がいいので、本を買って読んだ以上、2週間以内に運の良いことが必ず起こる!(本当に起こればいいなぁ)


2006年12月17日(日) 二つの忘年会

先週、二つの忘年会に呼んでもらった。一つは以前の部署の有志が異動になった役員を中心に招いて開催したもの、もう一つは一緒に仕事をしていた部署のこれまた任意に集まったグループ。

以前の部署のメンバーには大きな状況の変化はなく、話を聞けば平和のうちに仕事をしているようだ。おそらく、一人当たりの仕事量は以前より楽になっているだろうと想像した。もう一つの方は若くても別の会社に移ったり、中には独立した者もいてダイナミックだ。

時は経っても、その人たちの本来持っている内面は変わらず、集まった人々は暖かく穏やかだった。その場には、人を踏み台にしたり、使い捨てにした上司はおらず、裏切ったり、苦境を見て見ぬ振りをした同僚もいなかった。
本当は一人ひとり、じっくりと話したかったのだが、元気な顔を見られただけでも幸いだ。

もうすぐ、今年も終わろうとしている。一年の仕事もほぼ見えてきた。声をかけてくれた仲間たちの今年の苦労は清められ、既に小さく生まれているであろう幸せの卵が来年大きく育って輝くように祈ろう。

みんな、どうもありがとう。


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