ミドルエイジのビジネスマン
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| 2006年12月10日(日) |
キャンディーズの特別番組 |
先週の一夜、NHKでキャンディーズのデビューから解散までを追う特別番組をやっていた。あたかも偶然見つけたかのような顔をして、最愛の妻の顔色をうかがいながら、こそこそと観た。キャンディーズは1978年の4月に解散したのだという。時の経つのは早いものだ。
学生時代、テレビも持たないようにしていたし、特にファンだった訳でもないが、キャンディーズの歌声を聞くと、浮き立つような、それこそ「もうすぐ、春ですネェ」という気分になる。
いくつか気がついた点。 ファンの主導で開催されたという「蔵前国技館」のコンサート。国技館は今では両国に移ってしまった。そして、解散コンサートの場所は「後楽園球場」。とっくにドームになってしまっている。キャンディーズも昭和の歴史になったということだろう。
メンバーの言葉使いがとてもきれいなこと。解散コンサートの感極まった場面でも、「微笑がえし」は皆さんのおかげで一位を取らせていただきました…というような表現が崩れないのは、いつもそういう言葉の使い方をしていて、しっかりと身に付いていたのだろう。
ファンの男の子たちが、純朴で、垢抜けなくて、ちょうど今の「オタク」のような雰囲気であること。
伊藤蘭が魅力的だったこと。当時は素朴でポチャポチャしているスーちゃんがどちらかと言えば好みだったのだが、改めて見ると伊藤蘭の方が遥かに魅力的だ。突然の解散宣言について当時のインタビューでもしっかり受け答えして、自分の考えを述べている。ネットで検索すると、そう言えばそうだったかなあと思うのだが、俳優の水谷豊と結婚して、実は女の子もいるのだそうだ。
キャンディーズのファンの中には、もしかしたら、デビューの頃からずっとランちゃんのファンで、その後何十年も彼女の女優としての成長と人生を見守り続けてきた者もいるかも知れない。彼女も堅実に生きてきて、そのようなファンを裏切らなかった。
何事につけ中途半端なお父さんは、土曜日の夕方、定年後のおじさんが第二の人生で野菜作りに生き甲斐を見出すというような番組を観て、ナレーションをやっている伊藤蘭の落ち着いた声に慰められている。
土日の二日間でやった事と言えば、カビで黒くなったお風呂のコーキングを取り替えたこと。しかも四辺のうちの一辺だけ。
夏頃から、寒くなる前に作業しようと思っていたのだが、弾力のある古いコーキング材を取り去るのに手数がかかることは経験上分っていたので、押せ々々になっていた。それにしても、風呂に入るたびに黒ずんでいるなあ、まだやってないなあ、と自分を責めることになるので、暖かい土曜日がラストチャンスと思って実施。多少肩の荷が軽くなった。
| 2006年11月26日(日) |
新婚生活は自己所有マンションで |
大部長の先輩が、結婚したばかりのお二人にお昼をごちそうするというので、付いて行った。こっちは二人とも会社の後輩ということで知っているので別になんとも思わなかったが、新婦は「嬉し恥ずかし」という風情でしきりに照れていた。
この若夫婦、結婚式は挙げたが、中古マンションを買ったばかりでまだ引越しも済んでいないと言う。聞けば都内の中心地、誰でも知っている大きな公園の入口付近にあって、中古といっても築後数年しか経っていないそうだ。近所には、犬も連れて入れるレストランが沢山あって、ハイソな奥様方が散歩しているらしい。全く羨ましい。
帰りがてら、先輩に新婚時代の住まいはどんなものだったか聞いたが、会社の代用社宅としての木造アパートだったそうだ。大部長は都内の新築にこだわって探した賃貸マンション、都内といっても大分はずれの方だった。
今の若い人は、新婚といっても新築にはこだわらない訳だ。しかし、いきなり都心にマンションを買うなんて許せんな。 勝ち組若夫婦の誕生だ。
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