ミドルエイジのビジネスマン
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2006年07月02日(日) 湯河原プライベート飲み会

古巣の仲間と湯河原の温泉ホテルに一泊旅行。旅行というより、宴会のために集まったと言った方が適当だ。

土曜日の10時前に東京駅から東海道線に乗り込み、缶ビールで始まった。真鶴駅で降りて港まで坂を下り、割烹でお刺身定食。

湯河原までタクシーで移動、チェックインまでボーリング。なんと、全部で8レーンしかない。誰も遊んでいないゲームセンターも付いている温泉街のボーリング場だ。

気を取り直してホテルに行くと、思いのほか立派な構えだった。温泉に入った後、6時から一斉に晩御飯。部屋に帰って飲み会。飲んでは温泉につかり、醒めたらまた飲むという、会の趣旨に沿って、のんびりした時間をすごした。

企画して誘ってくれた人と、何も見返りはないのに、使い走りをさせられてもいやな顔ひとつせず、面倒を見てくれた若手社員の人に感謝で一杯だ。どうもありがとう。

若手社員が使い走りをしたり、重い酒瓶を運んだりするという習慣はとっくの昔に廃れてしまった。只働きをしておくと、何年か後でいいことがあることになっていたのだが、今や、報酬を約束できない時代になったのだ。そうだとすると、彼の若手社員には、もっと短期間にご褒美が与えられるべきだろう。めったに明かさない仕事の秘訣や、社内の人間関係情報、あるいは、ただ単に良い若者という評判など。

俺も若いときは使い走りをしたものだと、うそぶいている中年男がいるとしたら、その者こそ、ただの愚か者だ。



2006年06月25日(日) 天使のナイフ

新幹線に乗って、推理小説を読むのは怠け者の楽しみの一つだ。大体往復で一冊か。薬丸岳の「天使のナイフ」を読んだ。

刑事罰を問われない未成年者の犯罪の輪廻のような小説だった。そこまで、いくつも「どんでん返し」を繋ぐとリアリティがなくなっちゃうよ、そうまでしなくても言いたいことは伝わるよ、というところもあったが、さすがに江戸川乱歩賞を取った作品だけあって、大変面白く読んだ。




2006年06月18日(日) 形の上ではのんびりした週末

2週間ぶりに畑仕事。ナスを4個収穫、あとは、ほとんど草取り。今年植えたのは、ジャガイモ、ナス、ゴーヤ、落花生、トマト、ワケギ。茗荷は勝手に増えている。

汗をかいたので、そのままスポーツクラブに行って少々ランニング。お昼は、去年植えたラッキョウを掘って、生のまま味噌をつけてビールのつまみに。

日曜の夜はワールドカップ、日本−クロアチア戦の観戦。力闘したが互いに点が入らず引き分けに終わった。

形の上では、のんびりした週末だったが、心の中はいまひとつ落ち着いていない。


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