ミドルエイジのビジネスマン
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2006年03月18日(土) リラックスした週末

先週まで連続2週間、週末に仕事を持って帰ってきていたので、なんとなく気ぜわしかったが、今週は土日をのんびりと過ごすことができた。

土曜の朝、10時くらいに起きてコーヒーとトースト、それから雑誌と文庫本を抱えてコーヒーショップに向かう。サンルーフを開け放して時々青空を見上げながら、ちょっとしたドライブ気分だった。

大きな考え事がなければ、喫茶店で一杯のコーヒーを飲むひととき、外を歩く人々の笑顔さえ、自分の幸せのように思える。

長男は4月から東京の高校に行くことになった。住まいの場所を定めるときにはまだ子供も生まれていなかったが、大きな地震があっても母親と子供だけは生き延びられるような環境が望ましいと考えたものだった。東京に通学するのであれば、そのように保護される時期も終わったということだ。これからはどこで何が起きても自分の力で生き延びて欲しい。

次男は久し振りに友達を家に呼ぶというので、いそいそと自分の部屋の掃除や整理整頓をしている。親から見ても、風変わりで精神的に孤高(独りよがりとも言う)のところがあるので、友達を家に連れてくるなどという普通のことをしてくれると安心だ。

最愛の妻もお気に入りの古い洋画を見たり、近所の奥様と郊外のレストランにランチに行ったりして、普通の暮らしに戻った。

みんなで一緒に行動するのは焼肉屋に行くくらいのもので、それぞれ別のことをしているのだが、ひとつ屋根の下での平和な日々の暮らしに、ありがたいことだと思う。


2006年03月12日(日) ステップを増やすしかない

前の職場の後輩の相談ごととは、引く手あまたのヘッドハンティングの話であった。業務上、危ない案件に手を出してもいいかというような事ではなかったので安心した。ヘッドハンティング、相変わらずその言葉は人を酔わせるいい響きだ。自分の人生をワクワクしながら思い切り楽しんでもらいたい。

さて、先週、大部長は尊敬する若い紳士と食事をした。話が偶々仕事上のミスを防ぐにはどうしたらいいかという事に及び、その人が自信を持って言うには、チェックのステップを増やすのがベストなのだそうだ。

例えば、報告書を作成したときにいつも同じように間違う人がいる。注意しても、気をつけますとは言うが決して直らず、また同じミスを繰り返す。あるいは、注意を受けると大変な時間をかけてチェックするが、やはり間違ってしまう人もいる。

そのような人たちに必要なのは時間をかけることではなく、もうワンステップのチェックポイントを設けることなのだそうだ。そうすると、余計に時間がかかってしまうように見えるかもしれないが、ひとつひとつのチェックのプロセスは熟練すれば時間を短縮することが可能なので、全体として長くなったりはしないということだ。

もっとも、このように常に自分の仕事の完成度に気を配っている人は、そもそもミスをすることもほとんどないに違いない。一方、何度間違っても平気な人に幾らアドバイスをしても、自省という機能が欠落しているので、効果がないのは目に見えている。かくして、それぞれの仕事の成果は大きな較差となって積み重なっていく。それが人生だ。

大部長は、こうして日記に書き留めておく。そうすると整理して書くために反芻した思考が自分の心に沈殿し、次に仕事をするときにチェックのステップを増やす必要があるかどうか検討することになるだろう。あるいは、この日記を見ている大部長の同僚たちには自分の仕事のやり方を振り返るきっかけになるかもしれない。

きっと若い紳士は、もっと若いときから自分で工夫しながら仕事の(多分学校の勉強も)仕方を工夫し続けてきたのだろう。偉さは年齢とは関係ない。



2006年03月06日(月) 午前3時まで起きていて

昨日は午前3時まで起きていて日記を書けなくなってしまった。昼間たっぷり時間があったのに仕事をしないで、ブログを見ながら、隣の芝生はなんて青いのだろうと羨ましがっていた情けない日だった。

明日は、また前の職場の後輩と会う。相談と言っていたが何だろうか。




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