ミドルエイジのビジネスマン
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| 2005年10月16日(日) |
久々に東京ビッグサイトへ |
久々に東京ビッグサイト(国際展示場)へ足を運んだ。新交通システム「ゆりかもめ」の一番後ろに乗って運転席から秋の陽射しを浴びながら遠ざかっていく都心を眺めていると、超高層ビルも林立して確かに大きな街だなあと思ったことだ。
全国から選りすぐりの中小企業が集まった展示会だ。仕事の一環ということなので、ユックリした足取りで全てのブースを廻ってみた。最先端の工作技術を持った会社もあれば、伝統工芸物産展じゃないかと思うブースもあった。
個人的には、胚の部分を壊さずに玄米の皮を摺(す)るという、キッチンの流しの下にも収まるコンパクトな精米機(米びつを兼ねている優れもの!)が欲しいと思った。精米した後そのまま30分水につけておけばなんと発芽玄米となり、わずか4万円の投資で百歳までの健康が保証されるような気がしたのだが、残念なことに、大部長の秘書(最愛の妻とも言う)は「健康に良い」として買って帰るものに、にこやかな顔をした例(ためし)がないので、泣くなく諦める。
そのほかに何かビビッと来る出展はないかと期待したが、まだこちらの目が肥えていないせいだろう、瞠目する展示と出会うことはできなかった。次回はあらかじめ目星をつけて見に行くことにしたい。
それにしても、ビッグサイトは遠くて広い。あまりに疲れて不機嫌になるくらいだったので、一人で行って正解だった。
まあ、お天気も悪かったとは言え、怠惰な三連休を過ごしてしまった。休み前の金曜日に飲み会があったのがきっかけか。自動的に土曜の朝起きるのは遅くなる。土曜の朝はコーヒーを飲みに出かける。途中、「24」の第6巻以降がビデオ屋さんでレンタル開始になっていることを思い出して寄ってみると、運良くあったので借りてくる。金曜にテレビで見る予定だった「白線流し」の最終回も秘書が録画しておいてくれたので、両方合わせてDVD三昧。
日曜日は雨。スポーツクラブに行って、久しぶりに泳いだら全身がだるくなって、本を読みながらお昼寝。途中で止められなくなった「24」を観る。また夜更かし。
月曜日は体育の日だったが、外に出たのはDVDを返しに行ったときだけ。高橋克彦の「天を衝く」を読み続ける。いつもながら、ダイナミックな合戦の描写に魅了される。
色々やらなくてはいけないこともあったのに、何もしなかった。試験前に遊んでしまった学生のような気分だ。
金曜日には新橋の中華料理店で打ち上げの会を催した。ただの飲み会ではない。9月に多額の資金調達を行い、10月からはその運用に入るので、その決起集会でもある。ことの成否が会社と、そして私たちの将来を決めることになる。力も入ろうというものだ。みんな、頑張ろう。
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