ミドルエイジのビジネスマン
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| 2005年07月02日(土) |
いや、まあいいやゴルフ |
恒例のいやいやゴルフの日を迎えた。梅雨時どきのこととて、お天気が心配されたが、雨は降らず暑くもなく絶好のゴルフ日和となった。途中からは夏の青空も広がった。
大部長の上司を中心としたゴルフの会にこれまでも何度か参加させてもらった。当人サイドから正直言えば、お付き合いをするために、1ヶ月以上前からティショットはちゃんと当たるだろうかと落ち着かず、休みの日にも練習に行かねばと心の負担も大きかったのだが、客観的に振り返ってみれば、一緒にラウンドするメンバーも毎回お話して気持ちのいいい方と組んでいただき、会の運営も人に任せっきりで、要するにVIP扱いだった。上司は今度退任されるので、同じ規模、同じメンバーで公式に開催するのはこれが最後になるだろう。威張り散らしたりしない温厚な方なので、部下からも慕われ、あるいは個人を囲む会のように続いていくことになるかもしれない。そういうときには、普段臆面もなく「いやいやゴルフ」などと言っている奴は呼ばれないだろうから、それではいったい、大部長は何のために参加していたのだろうか。
ティショットはまあまあ真っ直ぐ飛んでくれたが、グリーンの周りでいっぱい叩き、さらにグリーンの上でパットも沢山楽しんだので、上がってみればいつものスコアというところだ。ところが、同じ部のゴルフは5年ぶりなどという人が、今度が最後になるのなら参加しましょうと言ってノコノコ出てきて、今回のために人から貰ったお古のアイアンセットと前日にゴルフ用品のメッカ御徒町で買ってきた5千円のドライバーで参戦したところ、なんと3位に入賞してしまった。許せ〜ん。
| 2005年06月26日(日) |
子供にデジタルミュージックプレーヤーを買う |
次男が学校のテストで良くできたというので、最愛の妻の指示を受け、デジタルのミュージックプレーヤーを買ってあげた。容量は512メガ、中学生には充分だと思う。本人は最初兄と同じようなMDプレーヤーを欲しがったが、時代は変わり今は過渡期だと教えた後でコジマ電気に行ってみると、案の定ミュージックプレーヤーには黒山の人だかりで、一方、すぐ隣のMDプレーヤーの棚には一人もいなかったので、納得したようだ。
買うときに店内表示を見るとウィンドウズパソコンの「メディアプレーヤー」とは録音方式が違うため対応していないと書いてあったが、実際にはお父さんの携帯電話「WIN31S」と同様、「ソニックステージ」というソフトがパソコン内で変換してしまうので、息子が既にメディアプレーヤーに取り込んでいた曲も聴くことができ、全く問題ない。ただし、「著作権で保護されている曲は録音できません」という表示が出て、録音できないものもあった。
今日隆盛のデジタル音楽プレーヤーも、大部長の見立てではその機能が携帯電話に取り込まれ、1〜2年で姿を消していくものと予想される。実際、今年の後半以降、続々と音楽機能が強化された機種が発売されるはずだ。一部に現在の姿で残るものがあるとすれば、アクセサリーとしてデザイン性を追求したものか音質にこだわったものだと思うが、歩きながら聞くのに高音質に執着する人がどれだけいるだろうか。
最近、兄の方は日記に登場してこないが、卓球と勉強に励んでおり、そちらもスクスクと育っている。彼は既に自分の世界を確立しており、親と一緒に出掛けるのは「家庭サービス」だと生意気なことを言っている。
 札幌に出張、仕事の後大通り公園に出掛けてみると、さわやかな初夏の夕暮れどきに、人々は噴水の周りで思い々々の姿で語らいを楽しんでいた。ちょっと離れたところでは若者がギターを手に歌い始めた。
大部長が手にしているのは「とうきび」。
同僚が思わず「正しい公園の姿をしている」と語ったように、ただ公共施設だけが立派で人気(ひとけ)がなかったり、あるいはホームレスのテントが占領していたりというのではなく、普通の市民が楽しそうに集っている。
いい街だなあ。多分、本当の豊かさがあるのだろう。
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