ミドルエイジのビジネスマン
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2004年10月11日(月) |
ヤフー「ジオシティーズ」の統合 |
この日記の自己紹介の部分はヤフー「ジオシティーズ」の無料ホームページを利用させてもらっている。10月5日から、容量を増やす代わりに統合するということを知り、この連休中に引越作業をした。画面右下の「HomePage」をクリックすると、その自己紹介のページにジャンプするが、見かけは以前とそっくりだが、違うURLに移転したので、新しい方を「お気に入り」なり「ブックマーク」なりに保存していただくとありがたい。
それにしても、古い方は一方的に編集できなくなった(実際には新しいぺージとまだ連動している)そうで、人様のホームページや日記を見ると、ヤフーファンの間では大騒ぎとなっているようだ。特に何人の方が見に来たか数えるカウンターは、大部長のところもだらしなく間延びしたゼロが並んだまま動かない状態なので削除した。お金を払っている人はうまくいったとか、古いページを捨てて新しいフォームで作った人はできたとか言われているが、真相は定かではない。世の中、無料でそうそう、うまい話はないということだろうか。
しかし、日本中で大騒ぎしていると言っても、それぞれの個人が部屋の中で「おかしいなあ」などとつぶやいているだけで、外に出ても暴動が起きている訳ではないのも、ネットならではの現象だ。
容量を増やしたと豪語するにしては15メガくらいで、これだけ苦労させられるのであれば、有料サービスのところにしようかとも考える。
ところで、今回の引越しに伴い無料のホームページ用素材を提供する「牛飼いとアイコンの部屋」からアイコンを使わせてもらったが、Q&Aも親切で分りやすく、これはすごい。一千万ページビューというのは初めて見た。着せ替え人形の「アバター」とやらで仮想の洋服一着30円とか掠め取ろうとするヤフーとはえらい違いだ。
2004年10月03日(日) |
憂鬱な日々も終わりか |
週末は土曜日が快晴、日曜日が一日中雨と対照的だった。
先週から借りっぱなしだったDVDの「戦場のピアニスト」の返却日が迫ったので土曜の深夜に観た。二週間前に買った文庫本の「沈まぬ太陽」も、第二次世界大戦のワルシャワを描いたこの映画も内容が暗いのは判っているので避けてきたのだが、結局他に見るべきものがないときに、手にすることになった。案の定、腹が立ったり、打ちのめされたりした。
イチローの安打新記録も見事に達成、そして季節も移って早くも10月、下半期突入ということで、憂鬱気分もおしまいにしよう。
2004年09月26日(日) |
大部長、渦中の人と遭遇す |
9月24日17時40分、大部長は出張先から東京駅に到着、中央通路の人ごみの中で次のミーティングに向け、時計を気にしながら足を速めていた。
と、そのとき前方から黒いTシャツ姿の青年が足早に歩いてくる。今頃の季節に元気な若者だがどっかで見たような気もするなと、ふと顔を見るとあの堀江君ではないか。あの堀江君と言っても、もしかしたら先方は大部長を知らないかもしれないので挨拶もしないで大変失礼した。
話題の渦中にあるライブドアの堀江社長の顔はツヤツヤと輝き、さすがにオーラを放っていた。もしオーラを放っていなくても、黒いTシャツの一団がテレビカメラを従えてラッシュアワーの東京駅を歩いていれば目立つのは当然だが。翌日テレビを見ると、その夜に浅野宮城県知事と会談したようだ。
最初にライブドアが名乗りを上げたとき、プロ野球界の人たちのみならずほとんどの人が、どこまで本気かと疑っていた。もしかしたら、何をやっているかよく分らない会社の単なる売名行為で、安い広告宣伝費のつもりではないかと。そこに楽天が登場してみんな一挙に本気モードになったのだった。
物事が音を立てて変わるとき、いつもこのように最初は誰も本気にしないのかもしれない。ヤクルトの古田が温かく誠実な人柄でヒーローとなり、プロ野球機構は悪代官役を割り当てられた。数年前であったら、2日間のストライキも17〜18億円ともいう損害賠償をチラつかせられただけで不発に終わり、筋書き通り10チームでの一リーグ制に移行していたかもしれない。
今回の一連の動向の発端は日本ハムの札幌フランチャイズに遡ることができよう。思い起こせば「都落ち」した日本ハムは誰もが北国札幌で寒い思いをすると見ていたが、冗談男のニューヒーロー新庄を擁してフランチャイズの醍醐味を札幌市民に与えてくれた。新庄、古田、堀江、そして楽天の三木谷社長とまるで明治維新のように、次から次へと思いもかけないヒーローが出現してくる。そして、そこに大きなエネルギーが生まれ、時代の歯車を回す。
三木谷社長率いる楽天の登場は一説には機構側のシナリオとも言う。大部長も何をするか分らないライブドアより楽天の方が信頼性があると思うが、後出しジャンケンで仙台を本拠地にするなどと言うなよという堀江社長の言い分に、この点では理がある。
もはや、「オーナー」達が密室の中で不透明な談合をして済ますことはできない。ライブドアVS楽天の勝負は、単に球団数や本拠地の問題にとどまらずジャイアンツ人気のおこぼれをもらうプロ野球全体の構造変革にまで進んでいくことだろう。
熱烈なプロ野球ファンでもないのに、堀江君との遭遇に触発されて本日も訳知り顔をしてしまった。
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