ミドルエイジのビジネスマン
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北朝鮮から蓮池さんと地村さん一家の子供達が還ってきた。そうは言っても、子供達自身にとっては3日前に急に外国に行けと指示されて、支給された新しい服を身につけ、新しいスーツケースを持って連れて来られたというところだろう。
皆さん大卒やら学生で賢そうな顔つきだ。何も知らずに向こうで生活していればエリートだったかもしれないし、あるいは日本で生まれていれば、ありふれた若者だったかもしれない。人生、いざこれからというときに知らない国に連れてこられて、「さあ、やり直しなさい」では大変だと思うが、それがあなた達の運命だ。今となっては、日本人として平凡な生活を選択することさえ難しいかもしれない。新しい世界で視野を拡げ、今度は自由に選択して、自らの人生を切り開いていっていただきたい。
| 2004年05月16日(日) |
お誕生プレゼントはキックボード |
次男の誕生日プレゼントにキックボードをせがまれた。あれで地面を蹴りながら、近所の友達の家に遊びに行く気らしい。変わった奴だ。
小さいときはペンギンのような走り方をしてどうなることやらと思っていたが、6年生のハードルの選手として市の大会に出ることになったそうだ。根本的な部分ではどうか分らないが、担任の先生のおっしゃるには筋肉もついてきて走り方も変わってきたと、最愛の妻が家庭訪問の際に聞いた。これで自信をつけて欲しいものだ。
一袋の種を蒔いただけなのだが、大量の絹さやが収穫となり、持て余した。 ソラマメも収穫開始。ビールが旨い。
| 2004年05月09日(日) |
映画「マジェスティック」を観て |
ジム・キャリー主演の映画「マジェスティック」のDVDを借りてきて観た。アメリカの旧き良き1950年代は大好きで、当時の田舎町の街並みやコーヒーショップの様子が気に入った。
映画館を再建する軽い娯楽映画かと思って見始めたらマッカーシー旋風荒れ狂うハリウッドの状況が背景にあり、ちょうどイラクでアメリカ軍が刑務所の収容者を虐待していたという事件がクローズアップされている折に、このヒューマニズム溢れる映画を見て考えさせられた。アメリカの精神の健全性はきっとイラクの事件を反省し、進路を変えていくに違いない。
イラクと言えば、日本人の誘拐事件をきっかけにネットの世界では普段政治的なことについて発言しない人たちも声を上げている。国民が国家権力を認めている最大の理由は対外的な脅威から自己の生命や身体の安全を保障してくれるからだ。そうだとすれば、被害者が自己主張の強い多少ヘンテコな人たちであってもその命を守るために国家として全力を尽くすのは当然だ。
同じことは、何の罪もないのに北朝鮮によって誘拐された人たちを救出することにも言える。長年にわたって工作員の侵入を許し多くの国民が誘拐されてしまったことを、あたかも事故や自然災害であったかのように政府が論評することは許されない。外国勢力からの身体の安全という国民が期待する最低限の保障を確保できずに、多数の人たちが自由を奪われたことで誰かが責任を取ったであろうか。
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