ミドルエイジのビジネスマン
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2004年03月14日(日) |
季節の移り変わりも楽しめない |
週のうち2日出張すれば疲れもするし、残した仕事も溜るだろう。もし、そんな生活が3週間も続くとすれば、目が廻るような日々が去っていくだけで、時間の観念がなくなっても不思議ではない。日に日に暖かくなる弥生3月を大部長はこのように過ごし、早春の印象薄いままに時は過ぎていく。
いつもの年なら人様の忙しい3月期末の頃には仕事の動きも鈍くなり、多少のんびりした雰囲気が漂うはずなのだが、あちらには遅れたプロジェクトがあり、こちらには準備開始の仕事あり、はたまた飛び込みの案件ありで気が急くばかりだ。
たまの休みを一日潰して、残った仕事を片付けに行こうと思っていたら、町内会の寄り合いで毎週集まることになる。予算案なら原案を作ってきて説明すれば20分もあれば足りるのに、みんなでアアでもない、コウでもないと少しずつ変えていって結局のところ前年度とほぼ同じものを作ろうとする。
監査をやれというのならやるけど、資料を全部揃えて預からしてくれれば持って帰って家で見るのに、「電気料金の引落しの方が補助金の入金より早いから、定期預金を3万円取り崩す予定なんです」と長々とご説明くださる。性格はいい人なんだけどなあ、好きにすれば? 役員の皆様、午前中に予定した会議なら12時には終わるように議事を進めましょう。それが普通だと思います。
かつて、スキーの初心者は長い板を持て余し、へっぴり腰でストックにすがりながらエッチラオッチラ歩くのもやっとであった。1年や2年スキー場に通ってもせいぜい三角に開いたボーゲン姿で斜面をズリズリと下ってくるのが関の山だった。一生懸命やっても全然楽しくならないのはおかしいと、スノーボーダー達は考え、実行した。初めは闖入者に抵抗したスキー場も、頭を切り替えられなかったところはどんどん淘汰され、廃れていってしまった。かくして時流に乗ったハンターマウンテンはほとんどスノーボーダーに占領されようとしている。 そこで、スキーメーカーも対抗上操作性に優れたスキーを市場に出してくるようになった。長さ1メートルしかないショートスキーもあるが、今年次男に買ってあげたのは安定性も加味した130センチのミッドスキーである。子供は自由を得て、勝手に滑っていって教えることもままならないほどであった。来年は親も短いスキーにしようかと思っている。あるいは、ボードに挑戦するとか。
昨年は、時代に取り残されかけた温泉ホテルで廊下の寒さと若干の侘しさと感じたので、今年は少々高いホテルを奮発した。ロビーの向こうには滝も作られなかなかの高級感であったが、温泉のお湯そのものは昨年の宿の方が、熱いお湯がふんだんに流れ、どう控えめに見ても本物らしい気がした。
恒例の家族スキーに行ってきた。
栃木県のハンターマウンテンスキーリゾートは、リフトから眺めている息子に言わせると滑っている人の7割がスノーボードに乗っているという。幼稚園児くらいの子もボードをしているのには驚いた。
今年のスキーの詳細は来週ということで。
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