ミドルエイジのビジネスマン
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フジテレビ酒井美紀主演の「白線流し」のスペシャル版を土曜日に観て、本日はインターネットで視聴者の感想や意見などを拝見して楽しんだ。酒井美紀は「白線流し」以外ではあまり見ないので普段何をしているのだろうという問いかけがあって、そのすぐ後に「パンを食べている」と別の人がそっけなく回答しているのが可笑しくて笑ってしまった(ヤマザキの食パンのCMに出ている)。
25歳といえば、多くの人は人生の歩む方向が決まり始める時期だろうか。ドラマの中に出てくる教師、看護婦(今は看護師というらしい)、警察官などは道が定まったと言ってもいい。青年海外協力隊に行って帰ってきたら、居酒屋のアルバイトしかないというのではあまりにも可哀想だ。
今の世の中は流動化しているので、多分30歳位までは波乱万丈があり得ると思う。きっと、まだまだ酒井美紀様とお会いする機会はあるだろう。
子供が親戚から借りてきた漫画の「美味しんぼ」を昼寝方々読んだり、陸上世界選手権の女子マラソンを夜遅くまで見たりして、時間をつぶしてしまった。
こういう事をするときは、本当はやるべきことがあるのに手をつけず、とは言え、まだ極限まで追い込まれてはいないときに決まっている。後悔とともに、休日は終わろうとしている。
しっかりと赤くなっていた唯ひとつのトマトを畑から採ってきて食べた。皮は厚く、味は濃かった。本当に旨いのは、もいだその場で齧るトマトだ。青臭いトマトの苗を世話し、夏の太陽の下でその実を齧るために畑を借りたのだった。
下の子の散髪をした。面倒くさがって2ヶ月に1回くらいしかやらせないし、あまり短くするななどと生意気だが、まだ親の言うことを聞く。こちらも面倒だが、散髪をするという行為は極めて直接的なため、子育てをしているという実感がする。上の子には、この夏母親が千円の床屋さんの味を教えてしまったので、多分もう、してあげることはないだろう。
2週間ぶりに畑を見に行ってきた。日暮しも鳴いていて、暑い夏の一日が終わろうとする余韻を楽しんだ。
既にナスは収穫を終わり、最後に小さな残りものを2個取ってきた。良くできた妻が丸ごとぬか漬けにしてくれるという。ずっと以前、ぬか床を作ろうと提案したときには一顧だにされなかったが、最近自分で見つけてきた冷蔵庫に袋ごと入れておくだけのぬか漬けセットは気に入ったらしく、この夏浅くつけたぬか漬けがよく食卓にのぼる。
トマトは前半戦病気にやられたが青い実がいくつかついており、暑くなった天候が味方して、後半戦を戦う時間が残されているかどうかという状況だ。今年は大きな実のなる品種を植えたのに十分堪能できなくて残念だった。
ジャガイモを収穫した畝をそのままにしておいたら、夏草がわがもの顔に生い茂り、畑全体の半分くらいは草ぼうぼうの状態だ。ここまでになると、好きなだけ茂ってくれという気持ちになってしまう。もっとエネルギーのあるときに征伐に出かけることにして、そのまま帰ってきた。
秋にはサツマイモができるはずだ。最愛の妻はジャガイモには大喜びするのに、サツマイモは「いつまでもなくならない」と最近評判が悪い。確かに、年に一度「焼き芋パーティ」をするだけで、あとはあまり省みることがない。どちらかといえば、子供の芋掘りのために作っているようなものだ。
いい加減な畑作りはいい加減のまま夏を終わろうとしている。
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