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ささやかでもない1日
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     2006年06月25日(日)
My Favorit Books


5冊あげてみたが、3冊がマンガやった…(^^;


中央公論新社 前原正之著/池田大作・行動と軌跡
こんな人がいるのか、本当にこんな風に生きる事ができるのかと驚嘆できる一冊。
−若き日の日記−を裏づけする一書。
池田大作という人物を世間は誤解しすぎている。
というか意図的に歪曲されてると感じる。



ガンガンコミックス 荒川弘著/鋼の錬金術師1〜13巻
最新刊が13巻。まだ完結していないが、劇場版シャンバラを征く者・上下巻で、
なんとなく結末がほのめかされているような…。
まず生命観が深い。
エルリック兄弟の強さのバックボーンの健気さにもハマる。
脇役が全員魅力的、特に女性の書き方は秀逸。
多分作者が女性だからだろうと推測。
真理を知った者が錬金術を使うときのポーズは合掌。さもあらん。



ソノラマコミック文庫 今市子著/百鬼夜行抄1〜7巻
単行本なら14巻まで出ているのに、貧しくて買えない。
文庫で揃えるために あえて単行本に手を出していない。
物の怪を扱える能力をもった作家を祖父に持つ孫、飯嶋律(ストーリーの中で男子高校生→予備校生→大学生と成長)と
その親族、それに関わる物の怪を取り巻く物語。
書いてしまうと身も蓋もないが、ハマる。
ボロボロになるほど読み返している。
話や時系列が複雑なので、何度読み返しても飽きない。面白すぎる♪



PHP文庫 松下幸之助著/素直な心になるために
松下幸之助の商売人としての考え方が好き。
良い人が経営者となった場合の見本のような気がする。
この人の経営哲学があってこそ、あの欠陥ファンヒーター回収に何億も費やす経営姿勢があると本当に感心する。
が、わたしの周りには 説教臭くて嫌いという人が多いヽ( ´ー`)ノ



幻冬舎文庫犬丸りん著/カンタンに幸せになりたい
主人公のなるとが健気。
かわいがってやりたい子どもナンバーワン!
著者の幸福観は深い。人はこんなにもカンタンにしあわせになれる。
そして幸せと不幸はとても仲良し( ̄ー ̄)。







     2006年06月21日(水)
教育現場の問題は…続きがあるとは…


過日書き記した話は、わたしが見聞した事実なのだが、
事件の真実はもっと凄惨だったらしい事を 人づてに聞く。
人づてくらい、いい加減なものはないのだが、
わたしに話した人に真実を伝えた人が、直接被害者の親だというのだから
あながち嘘でもあるまい。
わたしに話したその人はPTAの幹部で、
学校の対応に疑問を感じて何かをしなければ!という義憤に駆られたようだ。
当然の事だと思う。
そして わたしに意見を求めるために、その話を教えてくれたので、
わたしも真実と学校側の発表にかなりの温度差を感じて、同じく憤ったのではあるが…

こと、プライバシーに関わるので、わたしが知り得た学校発表以外の事件の詳細は書かない。


学校は何を目的として事件の真実をストレートに保護者に伝えなかったか。
わたしが考え付く範囲では、一重二重に、生徒たちの動揺を最小限に抑え、
一刻も早く平常の学校生活を取り戻したかった ということに尽きるのだろう。
学校を保護者や教育委員会やマスコミなどの社会的な評判から守るためではなく、悪戯に事を荒立てず済ませたい というのが本意であろう。
そして多分、それは概ね正しい判断だったのではないか。
PTA役員には 保護者代表の役員として真実を知る権利もあると思うが、
それを全ての保護者に公開するかどうかは賛否の分かれるところではなかったか。
ガラス1枚で、警察警察と騒ぎ立てる保護者たちに、
本当に学校で起こったことを ストレートに伝えたらどうなるのか…。
とはいっても、今回の場合 全てが後手なので、PTAは真実すら人づてで後聞きになってしまったのだが。

真実を明らかにしようとしまいと、PTA総会にもろくすっぽ出てこない保護者たちでは 今回の問題を解決することはできない。
何度か書いたが、この学校の保護者たちは 我が子の授業参観には参加しても、その後の時間に行われるPTA総会は殆どが欠席、
面倒な公事は人任せな人たちばかりだと言っても言い過ぎではない。
(先日の緊急保護者会には いまだかつて見たことがない人数が参加していた)


他人の子の非道や悪行を批難するのは簡単だ。
大半の保護者がそうであるように。

しかしあえて言う。
夜中に徘徊して 家に戻らないような中学生の子を放任したり、
子どもの自由にさせているような家庭の親に厳罰を。
子どもの悪事は 全て保護者が責任を取ればよいと思う。
青少年犯罪の加害者しかり、光市の母子殺人事件でも、
未成年ということが処罰のネックになるのであれば、親が責任を取ればよかった。
その覚悟で 子どもを育てずして どうやって良き社会人が育つだろう。
良き社会人の育たない社会に 日本の未来などない。

親が頼りなければ頼りないなりに 反面教師で立派な子が育つ場合もある。
片親は 必ずしもハンディとはならない。
貧困は 必ずしもハンディとならない(ハンディとなるような貧困は 政治レベルの問題である)。

しかし残念ながら、親の価値観は子どもの価値観とほぼ一致する。

簡単に高価なペットを流行で手に入れ、都合が悪くなったら簡単に捨てる家庭、
深夜の居酒屋やファミリーレストランで 幼い子を連れまわす家庭、
子どもの自由を尊重する、と言いつつ 親の善悪の倫理観が確立していない家庭、
トモダチ親子などと 子が親の名前を呼ぶ気持ちの悪い親子関係を自慢する家庭


教育現場の問題の全ての根本原因は 各家庭にある。