台所のすみっちょ...風子

 

 

歯を磨いてて気がついたこと。 - 2003年09月22日(月)


夜、しゃかしゃかと歯を磨く。

すると、

ヘソを曲げているわけでも、

泣きべそをかいているわけでも、

ましてや、松本精張の真似をしているわけでも

ないのに、

鏡にうつる私の口が緩やかなへの字に

なっていた。


頬がたるんで・・・


口角が・・・


ナント・・・


下がってる・・・


顔が・・


老けまくり・・


これが歯を磨いてて、気がついたこと。



フッ・・なにを今さら。



おしまい。


...

違う理由 - 2003年09月20日(土)


秋だというのに、この東京地方、

まだまだ暑い。

マンションの一室であるうちは、夜、窓を開けていても、

風が通るなんてことはあり得ず、

「でも湿度が低いですからぁ〜、気温が高いわりには爽やかです!」

と天気予報のコメントが嘘のように蒸し暑い。


そんな我が家に昨日の夜、置き薬屋のオヤジがやって来た。

玄関で使った分の薬をチェックしながら彼が言う。

「いや〜、暑いですよね〜、ム〜ンとしますよね〜」


私はそのセリフを聞いて、思うのだった。


今、ム〜ンとしてるのは、気温のせいではなく、


たぶん・・そうきっと・・


それは・・あなたの”ワキガ”のせい・・よ・・と。


おしまい。


...

再会。 - 2003年09月19日(金)

先週、男友達と合った。

彼とは14年ぶり。

最近、医療関係の事で疑問に思っていることがあったので

あれやこれや質問をしてみたくて、連絡を取ったのである。

彼は十数年間その方面の仕事に携わっていた人だ。


待ち合わせは池袋。

地下にある創作料理屋ふう居酒屋に腰を落ち着け、

まずは向かい合いながらの簡単な近況報告と、

長い時を経たお互いのジジババ加減を確認し、


で、次に・・彼の二人の子供の話。


そしてそのあと・・彼の二人の子供の話。


最後に・・彼の二人の子供の話。


五歳と三歳になるという女の子が、男親は可愛くて

仕方ないといった様子。


結局、その子供の話の間を縫って、

私の聞きたいことなどをちょちょっと挟み、

夜の11時、宴はお開きになった。


清算するためにレジに行く。

二人で一万円ちょっと。

彼がおごると言う。

焦った。

呼び出したのは私の方。ここでぜ〜んぶ出してもらうのは

なんとも心もとないではないか。

半分の5000円を握りながら、何度も

Yシャツのポケットに札を突っ込もうとするのだが、彼は

はらりはらりと身を交わし、受け取ろうとはしない。

そこで私は、彼にお金を受け取ってもらうために

こんなことを言ってみた。


「ねえ〜、悪いよ。ここでおごってもらっちゃうと、
 次から気楽に誘えなくなっちゃうでしょ。」

「・・・・・・・・・」

彼は何も答えようとはせず、二人の間には長い沈黙が流れた。

お金を払う口実としては、とってもナイスな殺し文句だと思っていた

私にとって、それは意外としか言いようが無かった。

いや、沈黙ではない。

どちらかというと彼は

「言葉に詰まった」

といった感じであった。



・・・・・・・・・・。

もう私とは会いたくないってか!


おしまい。


...




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