台所のすみっちょ...風子

 

 

猛暑のお願い。 - 2003年08月07日(木)

昨日の夕飯時。

ご飯も七分目まで食べ上げたところで、

「しっかし、今日は暑かった。ホント、暑かったよな〜」

と、この猛暑の中、スーツを着こんで働かなければならない自分が

いかに苦しいかを切々と訴えた後、

「ふ〜ん・・」と聞いていた、そんなことよりもう一杯

ご飯をお変わりしようかどうか、と考えている私に向かって

「やっぱこういう時は体力つけなきゃな〜」と呟き、

一呼吸おいて、意を決したように

「でね、やっぱ朝ご飯って大切だと思うんだぁ〜・・・」と

どこか落ち着かないそぶりで言い、

「作りましょうか?」と返した私に

「エッ?いいの〜〜!」と嬉しそうに目を輝かせる彼は、


何を隠そう私を養ってくれている人。



おしまい。


...

ネタ。 - 2003年08月06日(水)


2週間ほど前の話。

友人であるペルー人Sから

「今度の日曜日、ボクの家で手巻き寿司パーティーをするからおいでよ!」

といった意味合いのメールが来た。


ペルー人が、手巻き寿司。

日本に住んでいるといっても外国の彼。

いったいどんな手巻きなのか?

カルフォルニア巻きの出現で、

寿司ネタとして外人にはすっかりお馴染みになった、

アボガドなんか入れちゃうのか?

もしやわさびの代わりはチリソースかも?


考えるとワクワクする私であったが、パーティーが始まる午後2時半は、

思いっきりバイト中であり、しかも風邪が長引き、体の具合もイマイチ。

仕方なくバイトであること、体の調子のことを書き、断りのメールを

送ると、彼から返って来たのは

「大丈夫!気にするな!」という優しい言葉。


そして前日の土曜日。

夜の8時ちょっと前のことであった。

私がバイト先で、客が帰った後、パソコンのメンテをしていると、

後ろの受付の方で誰かが私の名前を叫ぶ。

しかもそのあとには「愛してるよ〜〜!」のおまけつき。

そんな間違った日本語、使うのはSに違いない。

振り向くとハァ・・やっぱりね・・であった。


彼は友人を連れていた。

ものすごくかっこいい若い男の外人。

スパニッシュ系とユダヤ系を足して二で割ったような感じだ。

(どんな感じ)


見たことある顔である。

そう、そのイケメンは前にSの家に遊びに行った時、

写真の中で彼と肩を組んでいた人物で、

「この人だれ〜?ちょ〜かっこいいじゃん。会ってみたぁ〜い!」と

私がキャ―キャー騒いでしまった男性であった。

聞けば、ニューヨークから仕事で日本に来たとのこと。

Sの家に2、3日滞在するらしい。

もちろん、手巻き寿司パーティーには彼も参加するという。


そんなに極上の”ネタ”が用意されてたなんて。


それを早く言ってくれよ。


おしまい。


...

ことわざに思う・・ - 2003年08月05日(火)

「明日はたまっている家事を全てやってやる!」と、

昨日の夜から意気込んでいた私。

寝る前に、

頑張って早起きをする

午前中に部屋の掃除を終らせる

トイレと洗面所を掃除する

ホッとカーペットを陰干しする

洗濯をする

ホットカーペットを取り込む。

洗濯屋に預けていた旦那のスーツを取りに行く。

ホットカーペットを畳んで押入れにしまう

夕飯の買い物に行く、という計画まで立てたくせに、

起きてみるとやっぱり昼の12時半であった。

「またやっちゃいました」という反省を、

「いやいや、多少スタート時間がずれただけ。
 ダッシュでやればスケジュール通りにコトは完遂できるハズ」と、

即座にやる気にすり替え、モーレツに動き続けること6時間ちょい。

で、洗濯屋から戻り、時計を見るとまさかの7時半。

・・・・これでは「買い物」という項目が危ない。

「カーペットを畳んで〜」は後回しにし、取り急ぎスーパーへ行った。


ここんとこようやく夏らしい。

暑い時には辛いもの!と、店の中に入りまずキムチを探すと、

白菜キムチ278円がなんと売り切れ。

周りに目をやる。

キムチは他にもあることはあるのだが、200円も高い。

やめた。

「キムチぐらい食べなくったって・・」とブツブツ言いながら、

次のカニかまに向かって進んだ。

うちの旦那は最近ワカメがお気に入り。

「いや〜ワカメって最高!あれ食べるとうんちが出るわ出るわ〜」

と水でもどしたわかめに、ポン酢をかけて喜びいさんで貪り食っている。

いくらうんちが出ると言っても、毎回その食べさせ方では

妻として、女として、あまりにも芸がない。

そこで、カニかまでも入れてみようと思いたった次第である。

カニかまの赤。ワカメの緑。見た目にもステキだ。

だが、20本入り100円のカニかまの姿は、

値段を書いた黄色い紙だけが空調の風にはらはらと揺れるだけで、

どこにも・・・・見当たらない・・。

売り切れであった。

もちろんカニかまはその一種類ではない。

だが、カニかまは所詮かまぼこ。

カニでもない”もどき”に150円以上出す気にはなれない。

やめた。


かごは空のままである。

そう、今日の目的はキムチ、かにかま、そして牛乳だったのだ。


軽すぎるかごを持ち、トボトボと最終目的の牛乳売り場へ。

ここでもやはり、中では一番安い168円の牛乳が売り切れ。

今月は実家に帰省する。

1円でも倹約したい気持ちでいっぱだが、

牛乳までも買うことをやめてしまうと、

買い物に来た意味がなく、

私はただスーパーまで散歩をした中年女・・ということになってしまう。


仕方なく牛乳を買った。

198円であった。


もうちょっと・・早く・・来ていれば・・


私は今日ほど「早起きは三文の得」という言葉をかみ締めたことはない。


おしまい。


...




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