一人ぼっちの・・夜。 - 2003年06月12日(木) うちの旦那は一週間に2回は飲み会がある。 その回数が、一般的に多いのか、はたまた少ないかは まあ、おいといて、、 旦那が飲み会の日は、もちろん夕飯なんか作らずに、 出来合いのもので済ましてしまう私は、 今日も彼が飲み会だったので、バイトの帰りに寄った 駅ビルの地下食で、厚切り鮭弁当一つと、2人前はあるかと 思われる焼きそば一パックを買い、 自分一人で食うのに、「お箸は何膳お付けしますか?」と店員 に聞かれて、「に、二膳でお願いします」と見栄っ張り。 家に戻り、それらをすべて一人で平らげ、 炭水化物で全身が満腹感に包まれたところで、 そのまま横になったら、いつの間にか夢の中。 2時間後、起きた私の目に飛び込んできたのは、 パッカリと口の開いた空の焼きそばパックと、 厚切り鮭弁当の赤茶色の容器。 無造作に置かれた割り箸がその乱雑さに花を添え、 その光景はまるで単身赴任のオヤジのよう。 空いた容器をのそのそとようやく片付け、 しばらくして、「今日はあっさり鮭弁だったからな・・」と、 自分の体の中に油分が足りないと猛烈に感じた私は、 昨日買った「ドリトスオニオンサワークリーム味」が残っていたこと を思い出し、 サスペンスを見ながらポリポリやって、それも全て完食。 こうして私一人の夜はふけていき、ただいま深夜2時50分。 フッ・・・・。 今、私はなんとも言えない幸福の中にいる。 ごちそうさまでした。 おしまい。 ... 奥さん。 - 2003年06月11日(水) 晴れ続きをいいことに、洗濯を3日も取り込まず、 埃と物で溢れそうなリビングにうんざりしつつ 見て見ぬふりをし、洗わなきゃ、、洗わなきゃ、、と 思いながら、流しに置いた鍋を2日間も水に浸けっぱなしだった私は、 先日、友人M子の家で、 一ヶ月半ほど前に彼女が風邪で熱を出した時の ことを引き合いに出しながら、 「奥さんの方が具合が悪くなると急に家の中が荒れるよね〜、(M子)」 「そうそう、何かね〜、家の雰囲気もすさむし〜(私)」 「部屋もたちまち散らかるけどさ〜、、特に台所。流しのとこ(M子)」 「そうそう、食器とか・・旦那は洗ってくんないから汚くなっちゃう(私)」 というような話をしたばかり。 けれど、私は快眠快食、おまけに快便。 その健康状態はすこぶるいい。 おしまい。 ... 極道の妻。 - 2003年06月10日(火) うちの旦那がサーフィンを始めて、 もう2年という月日が流れた。 サーフィンに関して私は「波と戯れる爽やかなスポーツ」という イメージを持っていたため、当初これほどまで旦那が このスポーツに熱中するとは予想もしていなかった。 というのも、、、彼自信は「Tシャツにジーンズが眩しい」爽やか系ではなく、 どちらかと言えば 「ド派手なアロハシャツにシルバーの太いチェーンネックレス」が似合う系。 要は、「ごつい輪郭にでかく鋭い目」という顔の特徴が、 彼をかなりVシネマ調にしているのだ。 それは、例えば濃いグレーのスーツにカラーシャツを身に まとった会社モードの彼を見た私が、 「お務めご苦労さんスっ!」と過去、何度も頭を下げたくなったほど。 そして、先週の土曜日。またも彼はサーフィンであった。 午前3時、 パソコンに向かい仕事をしていた私の耳に、 身支度を終えた彼の元気のいい「行ってきまぁ〜す」の声。 で、ふと顔を上げて見てみると、パソコンの側に立っていたのは 今までにないほど、「任侠」な旦那。 その格好は、 Tシャツにジーンズ姿ではあったものの、 髪はジェルで思いっきりオールバックに仕上げられていて、 これから「波乗りに行く」というよりは、、、 「極道、波シバキます!」といった感じ。 今までに一番の任侠ふうな旦那に、 私がぽっかり口を開けていると、 「なんだよ〜、、」と彼は不可解そう。 「いや〜、、何か今日は一段と・・・」とお茶を濁してみたものの、 仕事の手を休め、ボード片手に”しのぎ”に出かける 彼の背中を玄関で見送りながら、 「他のスポーツじゃダメなのか・・・・?」 と、問うてみたい”極道”の妻であった。 おしまい。 ...
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