友情。 - 2003年05月27日(火) 友人のペルー人Sに、メール受信の練習と称して、 Good morning! Try to mail See you again BYe BYe !! と、4行の英文を打ったのは、先々週のこと。 その数日後、 彼から届いた返信は、まるで「これを訳してみなさい」と 言われているような、英語の長文。 こんなにまとまった英語の文章、大学以来ご無沙汰。 パソコンの画面に顔を近づけ、目でアルファベットを追っていくものの、 いったい何が言いたいのか、ち〜〜〜っとも分からない。 あまりのチンプンカンプンさ加減に、自分が 文字文化を持たない猿になった気さえし、 そのうち、妙におかしくなってきて、 「アルファベットが何個かな〜」と、 取り敢えずその文字数なんか数え始めてみる始末。 すると、一行102文字が4行で408文字。 一番最後の”さようなら”、CHAO(チャオ・これだけスペイン語?)も 入れると、512文字という膨大さ。 到底すぐには返信できない。 一週間後、辞書を片手にそれを翻訳し、 ようやくSの言わんとするところを理解したのだが、その内容について、 和英辞典片手にまた返信することが「こりゃ、途方もない作業だ」と、 めまいさえ覚えたので、まったく関係のない、返事が送れたことへのお詫びと、 「どう?パソコン慣れた?」というような意味合いのお伺いだけを サラッと簡単な英文5行にして返したら、 次の日届いていたのは、文字数と共に、行数も倍に繁殖した超長文の 返信メール。 一番最後に書いてあった「Your Friend S 」という シメの言葉を何度も見ながら、 「友達だったら、、私のために日本語も、もう少し勉強して・・」 などと、言葉を越えて、築き上げようとする友情の難しさに・・・・ ・・・・・・・もう泣きそう・・。 おしまい。 ... 愚痴。 - 2003年05月25日(日) 例えば、、今のバイトをするまでは、見たサイトの の履歴の消し方も知らなかった、という指導員 の仮面をかぶった素人の私が、 夕飯を食べ終わった後、台所で食器をガチャガチャと 洗いながら、 「ハァ〜〜、、最近バイト先でちょこちょこトラブルが あるんだよね〜。 パソコンの調子が悪かったり〜、分かんないこと質問されたりさ〜、、 私みたいな素人じゃ、手に負えないないよ〜なさ〜・・」 と、深いため息と共にポツリ愚痴をこぼしたら、 横の換気扇の下で食後の一服をしていた、IT関係の会社で営業をする、 名刺上”主任”という肩書きを持つ旦那が、 ニヤリと口角をつり気味に上げながら、 「エッ〜〜〜〜〜〜〜〜!!おまえに分からないことがあるなんて〜、 それって、いったいどんな難しいことなんだ〜〜い!?」 と、大声で、肩をすぼめて手を広げ、まるで外人みたいな 「オ〜、マイ、ゴッド!!」ばりのリアクション。 ジッジュ〜〜〜〜〜ジュジュジュッ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・ 泡の出なくなったスポンジめがけ・・・洗剤が・・勢い良く飛び出した・・・。 こみ上げてくる悔しさを・・・・ 洗剤のボトルを押す指に強く入る、その無意識の力を・・ 私はどうすることもできずにいた・・・・・・。 おしまい。 ... シンデレラ。 - 2003年05月24日(土) 私が「いくら早く帰ってきて」と、お願いしても、 一旦酒が入った日にゃ〜、、妻への愛もなんのその、 一件め、2件め、3件め・・と、帰るのがいつも軽く深夜12時 をまわってしまう旦那が、 サーフィンがあるというだけで、はしごのカラオケの誘いを 振り切って、”優良シンデレラ”のように12時前に 家に着くさま・・。 今まで彼に蕩々とたくさんの愛情を注いできた 私であるのに・・・。 私は問いたい。 波がご飯を作ってくれるのかい? ロングボードが、君の下着を洗濯してくれるのかい?・・と。 今、部屋の片隅に几帳面な彼らしく、 キチンと用意された「サーフィン準備グッズ」を、 横目で見ながら、 夫婦とは? 妻とはいったいなんだろう? と自分の存在そのものを疑わざるおえない私であった。 おしまい。 ...
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