成り上がり。 - 2002年11月24日(日) 矢沢永吉の自伝にもとづいた”よろしくぅっ!的”ドラマを見て、 な〜るほど、彼がオヤジになっても人気があるのは、 世の男性の多くが実は成り上がりたがっているから なのだな・・と気が着いた。 いつかは俺もBIGに! いつかは周りのヤツを見返してやる! などと、それぞれが”いつかはスピリッツ”を持ち、 彼の生き様を人生の指針にしているのに違いない。 ふ〜〜〜ん。 そこで、もしかして旦那もそうなのでは・・・と聞いてみた。 「成り上がりたい?」 「ううん、成り上がりたくない」 「・・・・・・・・・・・・・あっそう」 「でも、成り下がるのもいやだ」 成り下がり・・・現状維持でそこそこ生きていきます。ってことなのか。 中途半端である。なんかフニャラフニャラしてる。 男なら、白黒ハッキリつけるべきだと思ったので、 「じゃあさ、成り上がりと成り下がりだったらどっちを取る?」 と迫るとポツンと一言、 「成り止まり」 永ちゃんとのあまりの差に、男なら夢を!野心を!と 焚きつけてしまいそうである。 でも、まあ彼をお手本にするあまり、 「ただいま よろしくぅっ!」 「風呂焚いてください よろしくぅっ!」 「パンツ洗っといてください よろしくぅっ!」 っていちいち言われるのもいやだ。 なので、いいや・・。そんなもんで生きていってください。 よろしくぅっ! おしまい。 ... みずとりゾウさんと私。 - 2002年11月23日(土) 昨日友人に電話で 「さすがにさ〜、私も今の生活ヤバイと思ってるんだ〜、 せめて、もう少し早く起きなきゃ」 などと言ってたくせに、今日もまんまと昼の1時半におきてしまった私。 2時過ぎには出掛けるため、家を出なければいけないので、 もう、焦りまくりもいいところである。 目冷めのコーヒーもそこそこに、そこら辺にあるものをつまみ着して、 ようやく布団たたみに取り掛かり、押入をあけると驚いたことに 中がビッショリ。 へ〜〜、、、除湿の「みずとりゾウさん」が倒れいて、 水が蕩々と漏れているではないか! せっかく押入の水分を取ったというのに、また水を戻してどうする、、。 いや、そんなことより、時間!時間!・・時間がないのであった。 慌てて雑巾で拭き取ろうとするも、除湿剤みたいな薬品を含んでいるのか、 水が大きな固まりのようになっちゃって、ぜんぜん拭けない、はじくのである。 暇な時なら「う〜ん、これもこれで面白い」なんてその水で 遊んでみたりするのだろうが、そんな気、起こるわけもない。 悔しい、、。その様は「まるでみずとりゾウさん」が 「ホ〜ラね!もっと早く新しいのと取り替えておけばよかったじゃん!」と 私を挑発しているようでもあったからだ。 そう、みずとりゾウさんは「ここまできたら、お取り替え」の線を 越してしまうほどに水を溜めていたのだ。 変えよう、変えようと思って早2ヶ月。 気がつけば、寒冷前線の空の下、 カラカラのこの季節に押し入れが水浸し、湿気浸しの悲しい我が家である。 雑巾を通常の2倍の力をいれて押しつけたり、ゴミをかき集めるように 動かすこと10分。 ようやくびしょびしょ状態から脱出したものの、時間はすでに2時半。 クソ〜、絶対に間に合ってみせる!絶対に! ここで遅れてはみずとりゾウさんの思うつぼ! 布団を結局そのままにし、駅までの道を競輪選手のように猛スピードで チャリを漕ぐのであった。 あ〜あ、昼から大忙しだった。 おしまい。 ... ほぉほぉほぉの神様。 - 2002年11月22日(金) 起きてメールを開けたら、旦那からメールが入ってた。 その件名は”ほぉっほぉっほぉっほぉ〜” なんだそれ? 内容はと言えば、 「今、さんまのお悩み相談室に出てる人発見! ロンゲのおやじで、ほぉっほぉっほぉっと笑う人。わかる?」の2行だけ。 ・・・分かるとも!心の中でガッツポーズをし、聞こえるわけはないのに、 ”お悩み相談室”ではない、”お悩みパビリオン”です。と旦那のメールに ツッコミを入れる。 そうか、あのゴツイ瓦顔に鬼太郎の髪型を併せ持つ加藤さんに 会ったか・・・。 そういえば、加藤さんの職業はサラリーマンだと聞いたことが あるような気がする。 だとすると、旦那の会社にほぉほぉほぉ〜と来社したのか!? それとも行った営業先の会社で働いていたとか? ならばそこの社員達も、太った加藤、痩せた加藤、 ハゲた加藤、背の低い加藤、その他、女版加藤、 というふうに、みんな加藤さんと同じような人種なのか!? そうじゃなきゃ、あんな濃いキャラ、社会で働き続けられるわけがない。 そして社内には、「ほぉ〜ほぉほぉ」とあの甲高い声が 始終響き渡っているのか!? あまりにムクムクと湧く疑問の多さに、その日に限って旦那の帰りが 待ち遠しい。 そして、夜、お帰り〜の挨拶もそこそこに早速旦那に聞いてみた。 「ね〜、からくりの加藤さんに会ったんだって〜?どこで、どこどこどこで!」 「そ、そうそう!東京駅から大手町まで地下鉄に乗ったらさ〜、いたんだよ」 「で、何してた?」 「座って新聞読んでた。」 「え〜、普通に?」 「うん、普通に」 ガックリ、普通に新聞なんか読んじゃあ、ある意味イメージダウン。 もうちょっと意味不明なこと、せめてつり革でけんすいとかしくれないと。 「誰も気がつかなかったの?」 「うん、誰も」 信じられない。インパクトだらけの加藤さんだというのに、 誰も彼に気づかないとは。 なんて東京砂漠、なんて寂しい都会ならではの無関心さ。 「なんで声かけなかったのよ〜」 「うーん、でも一駅だからあっという間に着いちゃって」 そうは言っても、彼は声を掛けるつもりだったらしい。 で、ついでに握手までして貰おうと企んでいたらしい。 その未完に終わったシナリオはこうだ。 新聞を読んでる加藤さんに静かに近づき「あの〜からくりの加藤さんですよね?」 と旦那が優しく声を掛ける。 加藤さんが「そうです加藤です。ほぉ〜ほぉほぉ〜」と笑いながら答える。 すると旦那も握手の手を伸ばしながら加藤流に笑う。 ほぉ〜ほぉほぉほぉ〜・・加藤さんの心はこれで掴んだ。 お互いの”ほ”と”ほ”がたぶって ぼぉ〜ぼぉぼぉぼぉ〜ぼぉ〜ぼぉぼぉぼぉ〜ぼぉ〜ぼぉぼぉぼぉ〜。 2人で握手をしながら、ぼぉ〜ぼぉぼぉぼぉ〜ぼぉ〜。 車内中に彼らの声が響き、いつしか周辺は和やかな空気に包まれる。 そして周りの人々もその楽しさに促され、みんなの”ほ”が重なって ぶぉ〜ぶぉぶぉぶぉ〜ぶぉ〜。 ぶぉ〜ぶぉぶぉぶぉ〜ぶぉ〜の大合唱を乗せて、地下鉄は都会を走ってゆく。 ガターンゴトーンぶぉ〜ぶぉぶぉぶぉ〜 ガターンゴトーンぶぉ〜ぶぉぶぉぶぉ〜 旦那はそんな想像をしては、ほくそ笑んだらしい。 一時の憩い・・・都会の寒空の下、 加藤さんはいっかいの営業マンに幸せな時間を くれた「ほぉほぉほぉの神様」であった。(かも・・。) おしまい。 ...
|
|