デコラのひとりごと。
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早朝。まだ空が明るくなる前。 次男のユウがお腹が痛いと起きてきた。 一緒にトイレに行くと嘔吐。 前夜に食べたものが出てきた。 とりあえず隣に寝かせるが、 その後も数回の嘔吐。 今日は学校は休んで病院だね。 その時はまだ軽いものと捉えていた私は 嘔吐がおさまったら1人で留守番させて 仕事に出るつもりでいた。
最初は近所の内科に行った。 とりあえず吐き気のおさまる薬がもらえれば いいと思っていた。 前夜に食べたのは、その前の日に作った お好み焼の残りと父の日に用意していたステーキ。 私は小学校の役員会で留守にしていたので ダンナに頼んで肉を焼いてもらった。 私が帰宅した時にはユウはもう寝ていた。 そんなに遅い時間じゃないのに珍しいなと思った。
内科でもらった吐き気止めの坐薬を使った。 嫌がったけど、これで楽になるはずだよ。 しかし、それは効かなかった。 胃腸炎の抗生剤も飲ませてみたが、すぐに嘔吐。 その時もう既に吐くものがなく、黄色い胃液を 何度も吐いていた。
さすがにやばいかも。 点滴をしてもらえないかと内科に電話したが 子供の点滴は小児科でしかしてもらえないらしい。 しかしこの町には小児科がない。 車で30分の総合病院の小児科に行くことにした。
嘔吐の回数と症状を伝えると すぐに血液検査と点滴をしてもらえた。 しかし、点滴しならもやはり吐いてしまう。 若い女の医師が言った。 「うーん。これは入院したほうがよさそうですね」
え。まさかの入院。
小6になった長男に頼まれて 私のスマホで私が管理するという条件で とあるSNSの長男用のアカウントを作った。 すると、あっという間に4~5人の同じクラスの 女子と繋がり機関銃のような勢いでDMがくる。 いや、これは決して長男がモテるというわけではなく たぶん、絡みやすいキャラなんだと思うのですが。
にしても。 女子のキャピキャピしたDMに対し 「うん」とか「うぜー」とか「しねwww」とか あげくのはてに既読スルーしてスマホ放置で ゲームに没頭。 女子から「ねーねーねー」「お~い」ときても無視してゲーム。
…あぁ。 あの頃、どうしてもわからなかった同級生の男の子の気持ち。 今、この歳になって、目の当たりにした感じ。
ヤツら、なーんも考えてなかったんですね(笑)
でも、まあ、ね。 近い将来、彼も恋をして 女の子からの連絡を心待ちにする日がくるのかな。
母は、そっと見守ります。
最近、よく聴いている曲が 中学生の頃に従姉妹にもらって 何度も聴いたカセットテープの曲と 雰囲気がよく似ていて 夕飯を作りながら あの頃に想いを馳せる
中2の初夏 なぜか私は平日なのに 長崎の従姉妹の家で 彼女が学校から帰るのを待っていた
長い坂道の上にある従姉妹の家は 窓いっぱいに青空が見えた 夕暮れの空も然り 心地よいあの時間
あの頃の私たちは 今の私の娘と同じ歳で 時代はどんどん変わりゆき カセットテープではなく スマホで音楽を聴いてはいるけれど ひとつのメロディで ふっと心があの頃に戻る
たまにはぼんやりと 懐かしんでも いいかな
急な女子会。 私が行くって返事したら テンション上がったって 言ってくれて、ありがとう(*^^*) 二次会も行くつもりなかったけど 皆が引き止めてくれて嬉しすぎて つい最後までいてしまった。
久しぶりに楽しい夜。嬉しい夜。 たくさん飲んで、おしゃべりして 来てくれて嬉しかったって いやいや、私が嬉しかったよ。
一回りくらい歳下だけど ホント楽しい仲間たち。
この町に来てから、あんまりいいことなかったけれど 人にだけは恵まれてるな。私って。
パワーもらった。 ありがとう(*´ー`*) 明日からまた頑張れる。
いろんなこと 諦めて生きていくしかないのかな。
だとしたら、 私の人生クソだわ。
はる。 お母さんはあなたのことが 心配で心配で こっそり泣いてしまうくらいに 心配で ちょっとしつこく聞いたりするけど どうかウザいとか思わないで。
でも電話をかけてきては 「ポテチ食べていい?」とか 「オロナミンC飲んでいい?」とか 聞いてくるあなたは拍子抜けするほど ケロリとしていて 少し安心しました。
子供って、親が思ってるよりも 強く逞しいものなのかな。
でもね、辛い時は話してね。 我慢しないで。平気なふりしないで。 頼ってね。
お母さんはいつでもあなたの味方だよ。
私が好意で作ったお弁当を 少ない、これじゃ足りない、 とか言う人がいて それを聞いていたユウが 「作った人に感謝だよね」 と、さらりと言って 黙らせてくれた。
ありがとね。
本人はなにも考えずに 自然に出た言葉だったみたいだけど。 それでも、なんか嬉しかった。 普段、きかんぼで手を焼いてはいるけど それなりに成長しているのだなと。
子供たちに助けられる日々です。
decora
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