デコラのひとりごと。
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2004年08月04日(水) はとぽっぽ。

うちのベランダに鳩の親子が住みついている。
と、いう話はいつか日記に書いたと思う。

最初は気持ちが悪いとすら思った(ごめん)
鳩の子ですが、毎日見ているうちに
なんだか可愛いと思えてきた。
最近はちゃんと鳩の形をしてきて
ベランダをウロウロ歩き回ったりしている。
巣立ちの日ももうすぐかなぁと思っていたら
先日、鳩の親子が飛ぶ練習をしているのを
見つけてしまった。
ほら、こんなふうに飛ぶんだよ。
と、お父さんが手本をみせて。
かたわらにはそれを見守るお母さん鳩がいて。
子供たちはベランダの手摺りに
飛び乗るところまでは上達したみたいだけど
まだまだ外の世界には飛びたてないようす。

ちょっと感激。ちょっと感動。
お父さんがいて。お母さんがいて。
子供の成長を見守る様子はまるで人間と同じなんだね。
動物にもちゃんと家族関係っていうのがあるんだなぁ。

巣立ちの日。
その瞬間が見れたらいいなぁ。
とか、密かにおもったりして。

がんばれ、鳩!
私もがんばる!






2004年07月29日(木) 雷が鳴らなかった日のこと。

1日中、空のどこにも雨雲がなくて、
雷が鳴らなかったのは
たぶん、
けっこう久しぶりのことだと思う。

帰り道、なんとなく気が向いて
いつもと違うコースへ自転車のハンドルをかたむけてみた。
ほそい路地を行くと短い坂道があって
うへー、とは思ったけれど降りるのは悔しいから、
数年振りに自転車立ちこぎ。
ぜいぜい言いながら坂道のてっぺん。
いきなり夕陽が目にささる。
道路の向こうの大きな川にオレンジの光が反射して。
そういや、この川辺で花火を見たんだっけ。
うちのすぐそばの風景なのに、はじめて見たような気分。
車でしょっちゅう通ってるのにね。
風がびゅうびゅう吹いていて、けっこう必死に自転車をこぐ。
左へ曲がるといつもの風景。うちの前。
なぜか新鮮な気分で階段をのぼる。

ものごとっていうのはきっと、
たまに角度を変えて見てみるほうがいいんだと思う。
そのことを忘れないのが大切。
忘れっぽい私だから気をつけなくては。

家のドアを開けたとき、
そういえば今日は雷の音を聞かなかったなぁと
ふと思ったのでありました。





2004年07月26日(月) まつりのあと。月

昼過ぎに、Mは帰って行った。
私も午後から仕事に出た。
すっかり日常。いきなり現実。

客人の帰ったあとの家の中は静かで淋しい。

でも、こういうのがいい。
先週の長崎とか。今週の夏祭りとか。
毎日が大変でも、時々楽しいことがあれば
それで頑張ってゆける。

今までの私、そういうのが欠けていた。
でもまた当分はなんにもないんだよね。

日常に埋もれて苦しくなる前に、
またなにかを見つけなくては。

もっと身近にそれを見つけることができたなら
きっともう大丈夫なのにな。

がんばろう。


P.S 福岡からわざわざ来てくれたM。本当にサンキュ!






2004年07月25日(日) なつまつり。日

日曜日。

昼前に起きて、朝食兼昼食を食べ、身支度をした。

祭りの御輿を見学に行く。
うちのダンナも御輿をかつぐので晴れ姿を観に。
いろんな団体の御輿が次々とやってくるので
ホースやバケツで水をぶっかける。
(近所のオジサンなんかはバケツで水をかけるのも
 上手にアーチを描いているのだが、うちらはバチャン!となってしまう。
 Mなんて、思いっきり一人の人の首の後ろにバチャンとやってしまって
 あの人がムチウチになっていたらどうしようかと本気で心配していた。笑)
水はかけるのも楽しかったけど、かけられるほうも楽しそうだった。
いいなぁ。こういうの。

御輿が終わると夕方まで暇なので
うちの近所の、びっくりするくらい水がキレイな池へ行った。
水に足をひたしたり売店でかき氷を買って食べたり
ぼけっと過ごす。
とりあえずヒマだからドライブでも行こうかと提案した。

Mの大好きな坂本竜馬の縁の地に行ったり
高原を車で走っていたら野生の鹿に遭遇したり
めちゃめちゃキレイな湖を見つけてしまったり
山を下ったら思いもよらぬ遠いところに出てしまって
焦って高速にのって帰ってきたり。

帰ってくると、町はすっかり祭り色だった。
にぎやかな音楽が流れ、色トリドリの衣装をつけた人々が踊ってる。
川の土手のほうには出店がたくさん出ているようだ。

花火の前に御飯を食べようと、鰻の蒲焼を買ってきて
御飯の上にのっけてタレかけて即席うな丼を作って食べた。
家を出ると空に一発目の花火が上がった。

花火は川の向こうで上がっているので
とっても近くて大きく見えた。
ふと、この場所でこの花火をMと一緒に見れているのが
ちょっと不思議で嬉しくなった。

花火も終わった帰り道。
祭りの片付けをしているうちのダンナ様と遭遇。
この花火の間も、ずっと警備の役をしていて。
お疲れさま、の気持ちで彼のためにイカ焼きを買って帰る。

この夏祭り、彼は準備やら御輿やら片付けまでずっと大変。
でも頑張ってる姿にちょっと惚れ直したかも。
帰ってきたら抱きしめてあげたい。













2004年07月24日(土) なつまつり。土

日曜日は夏祭りでした。なので、
土日月の3日間、親友Mが遊びにきてました。
なんか夢のように楽しかったんですけど。

土曜日。

とあるアーティストの個展をやってる森の美術館に行ったり。
(芸術ってよくわからんがやっぱり紙一重だと思った)

そこの中庭の芝生の上でMがハマッてる冬ソナの話を延々と聞いたり。
(見たことないけど、見たらやっぱりハマるのか?)

森の美術館の片隅にある崖に突き出た四角いトンネルを歩いたり。
(光のほうへ行くと海があるんだと信じていた。でもなかった。がっかりした)

いつになくご馳走を作ってみたり。
(初めて人をもてなした。Mは初めて私にもてなされたと言っていた。笑)

ダンナと3人でしばらくテレビ鑑賞したり。
(まともに2人が対面したのは初めてだったけど、違和感はなく)

部屋いっぱいに布団をしいて、ゴロンゴロンと転がりながら
やっぱり明け方までおしゃべりをした。
(ダンナは実家に帰ったので気がねナシ)





2004年07月23日(金) 夕立。

いきなり雷が鳴り出して。
みるみるうちに雨が降る。
稲光がくっきり見えて
数えないうちに雷鳴った。
近いぞ。近いぞ。
ほんのり恐いがでも平気。
夏ってかんじでいいじゃない。




こっそり新婚旅行の日記書きました。
ヒマだったら読んでってください。
5月あたりにあります。





2004年07月19日(月) ながさき。3

早いもので、長崎滞在も今日が最後。
楽しい時間っていうのは、どうしてこんなに早く過ぎるのか。

母や伯父夫婦を見送るために港へ行った。
私はこちらの人じゃないのに見送るなんて
なんだかヘンな気分だったけど。
かき氷をしゃかしゃかしながら船を見送る。
またね。お母さん。お盆にはまた帰れると思うから。
ずっとずっと元気でいてください。

相も変わらず炎天下。
かき氷もすっかりとけてしまった。

寝不足と暑さにやられて午後にはダウン。
従姉妹とふたりでお昼寝タイム。
こういうのもなんだか昔を思い出しちゃうね。

あっというまに帰る時間。
最終の飛行機に乗らなければ。
空港行きのバス停まで従姉妹と叔母が送ってくれた。
なんだか実感がないままお別れだ。
さみしいなぁ。帰りたくないなぁ。
それでも時間は確実に過ぎるのです。

長崎に来てよかった。
彼女に会えてよかった。
みんなに会えてよかった。
素敵な時間を過ごせてよかった。

ありがとう。ながさき。
また来るよ。
それまで頑張って
また頑張るために
また来るよ。





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