デコラのひとりごと。
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目が覚めると昼前で、体調は悪かった。空は曇り。 今日は一日ボケラーと過ごすか、と思っていると 唐突に「パソコン貸して」と、彼女。 見ると、遊園地までの電車賃と入場料を調べている。 「いや、昨日からちゃんと考えてたんだけどね」と彼女は言った。 こういうところがニクいのだ。 私は驚いて、それから嬉しくて嬉しくて、 正直言うと、やっぱり体調は悪かったけれど、こっそり薬を飲んだ。
遊園地に着く頃には2時も過ぎていたので、 私たちはポイント責めでいくことにした。もちろん絶叫マシーンのね。 彼女は「絶叫マシーンは得意ではないけど、好きだ」と ワケのわからないことを言う。「試練を乗り越えた」気分になるらしい。 「あんたMやろ」と私は笑った。
スピードと回転と急降下と。 私たちは次々と「試練」を乗り越えた。 面白かったものは、続けて2回乗ったりした。 移動の際にはポテトやクレープも忘れずに食べた(笑) 遊園地は久々だったけれど、以前に乗って「大したことない」 と思っていたアトラクションが全然大したことがあって、 もうトシかな・・・と、なんとなく思ってしまった。 そうそう。ホントに。前はゲラゲラ笑いながら乗ってたもん。 今回、声を失う場面が多かった。
ぐるぐると回りながら、ぼんやりと曇った空を見た。 空を飛ぶ感覚。空から落ちる感覚。 落ちる瞬間に見たのはメリーゴーラウンド。 すぐにまた飛び立つ。 心を無にして、世界がまわるのを見ていた。 私が欲しかったのは、こういう瞬間。 なにも考えない瞬間。
カフェのオープンテラスに彼女はいて、 遅れてきた私はその向かい側のイスにドカリと座り込み 唐突に「明日、遊園地に行こうよ」と言ってみた。 晴れた午後。風の吹くビル街。見上げるとビルの天辺に青空。 彼女は一瞬眉をひそめたが、聞こえないふりをしたかったのか 「飲む?」とプラスチックのコップに入ったカフェラテを差し出した。 ひとくち飲むとそれはとても甘く、察した彼女は「血糖値が下がった」 のだと言い訳した。 「いや、ところで遊園地に行きたいんだけど」 もう一度言うと、今度はあからさまに嫌な顔をして 「まーじーでー?」と彼女は言う。 「うん。まじで」と私は言い、それから「行きたい行きたい行きたい〜!!」と 足をバタバタとさせた。 しかしそれは、「若いふりはやめなさい」との一言で却下される。
今日の目的、というのがアジアマンスという催しもので アジア各地の名物料理が屋台で食べることが出来るというもの。 ・・・だったはずが。会場前で愕然。それは明後日からの開催だった。 「ちゃんと調べて来いよ〜〜」と、私。 「だって、三連休から始まるって思ったんだもん〜〜」と、彼女。 でも正直、私はそのことはどうでもよくて。 「アジア〜〜〜」と、しつこくうめいていたのは彼女のほうで。 「じゃ、夜は沖縄料理食べに行こうよ」すべては私のひとことで解決。 あぁ食欲の秋。
では、これからどうしようか。となった時、 「家でゴロゴロしたい」と、言い出す彼女。 「せっかく出てきたのに?」と、怒る私。 しかし、「40分も遅れてきたくせに」の言葉に完敗。 仕方なく、帰る電車に乗る。 電車の中で、どちらからともなく「やっぱ、オケる?」と言い出す。 近所の200円カラオケ。 2時間歌って、腹が減らない。仕方がないので延長。 すべては沖縄料理を美味しく食べるため。
そんなこんなで、気まぐれに連休1日目は過ぎてゆく。 ・・・遊園地はすっかり諦めモード。
あれこれ悩んだり、苦しんだりしたあげく、 心をまっさらにしてみて気がついたことは。 私に足りてなかったのは「素直さ」。
素直になりたい。 私は素直になりたいです。
昨夜の月は、ほそーく細く、ほんのり赤く。 今夜の月は、ちょっぴり太ってその赤みを増していた。 ・・・歯車が狂い始めたのか? いや、むしろこれまでがうまくいきすぎていたのだ。 本来ならば、これが普通なのかもしれない。私にしてみれば。 帰り道、ボケッと空を見上げつつそんなことをふと思う。 とりあえず初心に戻ろうと思って、規則正しい生活を決心するも 携帯が鳴る。液晶の名前を見て、長電話の予感。 あぁ規則正しいのは明日からにしよう。
Mからの電話は久し振りのこと。 Mは私の親友。離れてるし時々しか逢わないし話さないけど、 それでも親友と呼んでしまうのは何故か。 身近にもっと親しい友人もいるのに、 「親友」という言葉は彼女にしか使ったことがない。何故か。 彼女が私のことをどう思っているのかは知らないけれど。
とりあえず、Mは酔っ払っていた。 ケラケラと笑いながら、わけのわからないことばかり言うので 私もわざと暴言を吐きつつ、彼女の心中を探っていた。 絶対にこれは落ち込んでるなと直感した。
予想通りに電話は長くなってしまった。 携帯の充電は切れてしまったのに、家の電話でまた語り始める。 彼女と話していると、いつも不思議な世界に迷い込んでしまったような 気分にもなる。一種の宗教観のような。 Mは少し不思議な子で、独特の世界観を持っていた。 根本的なところから違っていたりするので、話しているうちに なにが普通でなにが普通じゃないのかわからなくなってしまう。 所詮、私やその他大勢の持つ常識や概念なんていうのは、 TVだとか小説だとかそういったものに影響されているに 過ぎないのかもしれないなぁなんてことも思ったりする。 だからといっても、彼女はいたって普通の子なのだけど。
共通の部分はもちろんあって。 でも違う部分もたくさんあって。 だから、私たちは互いに「目からウロコ」な話を吸収しあって なんとなくだけど目の前の道を切り開いたような気分になる。 うん。なんか納得した。本当になんとなくだけど。 戦いは明日から。 ただしそれは寝不足をともなって(苦笑) あぁ、頑張らなくては。
言葉が伝わらない。 気持ちが伝わらない。 大好きなのに、なんでだろうね。 悔しくって悲しくって 今夜はフテ寝。
おやすみバイバイ!
会社帰りに旅行会社に寄った。 10月に、母と姉を連れて湯布院にでも行ってこようと思う。 とりあえず、宿がとれて良かった。 この時期、どこもいっぱいみたい。ギリギリセーフってとこです。
〜友達来たる・番外編〜 真夜中過ぎ、なかなか寝付けなかった友達のひとりが見た光景。 黙っていればかなりの美人なYの口開け・半目・大の字の寝姿。 しかも首にタオル。(し、死んでる?) 寝顔は普通なのに、独り言のような寝言。 そうして枕元に置いていた折りたたみ式の携帯をひたすらに カチャカチャ延々と開け閉めしながら眠りつづける私。(む、夢遊病?) それはそれは恐ろしい光景だったそうな。 自前のカメラがあったら是非是非撮って見せたい光景だったと 彼女は熱弁していたが、ンなもん見たくないってば!
二日間、友達がふたり来ていた。 街をブラブラ買い物したり。 沖縄居酒屋で「ソーミンチャンプルうますぎ〜ッ」と がっつきながら、まったり泡盛ベースのカクテル飲んだり。 一日中遊んでいたので、帰り道にはすっかりぐったりな 私たちでしたが、家に帰り着くなり復活。 あつかましくずうずうしい我が友のワガママ放題に キーッとキレまくりながらもお世話係りの私。 神サマ、私は友達の選び方を間違ったのでしょーか?(涙) しかし翌日のランチの会計時には絶対に私に払わせようとしない我が友。 そうして、夕方に別れた後には携帯メールにて、しおらしいお礼の言葉の数々。 そういったフォローを忘れないニクい奴ら。 神サマ、やっぱり私は間違ってはいなかったのですね!(涙) 今日もダマされ、デコラはゆく。
友達が帰ると、部屋に一人の時間が戻る。 淋しい、とは思わないけれど、ふと 生まれ育った場所から離れたこの街で、ひとり働き暮らしている今を 少し不思議に感じた。
decora
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