ひとりここに眠れずふと耳にする唄に心動かされわが身に涙す砂で型作った感情は中にとどまり声に出すこともままならぬ小さな花を大切に胸に抱えるように人目に触れぬように大事にそっと優しく求めるささやかに欲すほんのわずかな温もりを
ダウンを身にまといお気に入りのマフラーとお出かけ左の手はポケットにしまい時計も隠してしまおう息の白さやゴム底を通して感じる冷たさも星座の神話に束の間忘れる地と空の間に生きるほのかな楽しみ2003/01/12(Sun) 23:45