翠の日記

2007年11月03日(土) 『マウストラップ』

 俳優の大和田伸也が演出した舞台の、再々演です。
 初演から変わらないのはトロッター警部(戸井勝海)、ジャイルズ(内海光司)、ボイル婦人(淡路恵子)の3人だけになってしまいました。
 この3人はハマリ役だと思うので、これからも変えないで欲しいと強く祈ってます。(さらなる再演を期待)

 今回驚いたのが、ボイル婦人の髪型。結い上げていた髪が、おかっぱになってました。ボイル婦人はどんなに落ちぶれても髪は結うと思うんですが…、結えないくらい落ちぶれたってことか!

 それから、クリストファー・レンがでかい。あのナリでピョンピョン跳ねられると、ちょっとウザいです。仕種は可愛いので、精神不安定感は満点なんだけど、うーーん。前回のイメージがあるから感じるのかなぁ。

 ミス・ケースウェルは前回の人よりは良くなってたので、ほっとしました。でも、初演の高汐さんが忘れられません。ケースウェルには、成人女性が男言葉を使う不自然さっていうのがあるんですよね。男役出身の人はそれを観てる側に納得させちゃう。
 でも山崎さんはその分、男言葉を使う痛々しさがあって、それはそれで良かったかも。そういえば、前回か前々回でケースウェルが、タネ明かしの時に自分の年を語るシーンがあったような気がするんですが、無くしたのでしょうか。ただの気のせい?

 毎回観ていて楽しいのが「黒っぽいコートと、明るいマフラー、黒いソフト帽」のラジオ放送。
 そして疑問に残るモリーの年; 芳本美代子どうみても20代前半。原作読めばわかるかな(笑)



2007年10月31日(水) 10月に読了の本

『天使と髑髏の密室−本格短編ベスト・セレクション−』
 テーマのわりにあまり印象に残っていないのが、本当に不思議です。実は読まずに返しちゃったのか?

『青に捧げる悪夢』
 ここまでアタリの多いアンソロジーは初めてです。中でも5作がとくに良かったので、他の作品も読んでみたくなりました。

「水晶の夜、翡翠の朝」恩田陸/著
 全寮制の学園で起こった悪意のゲームを収束させてしまうヨハンの手腕が見事です。シリーズでもっと読みたいんですが、1冊しかないみたいです。
「みたびのサマータイム」若竹七海/著
 自殺か他殺か、失踪した兄にかかわった事件を、妹が解き明かす話。著者紹介で同じ兄妹の登場する「クールキャンディ」がベタぼめだったので、次はそれを読もうっと。
「水仙の季節」近藤史恵/著
 アリバイトリックが解かれた後の展開が切なかった。
「攫われて」小林泰三/著
 誘拐された3人の女の子が生き残るために誘拐犯と戦う話。子供がいたぶられている描写は読むのが辛かった。
「階段」乙一/著
 絶対的存在の父親が、本当に悪魔のようでした。ありそうなので、本当に怖い。

『凍える島』近藤史恵
 孤島ミステリーです。犯人の書いた筋書きに気づきながら、きっちり自分の役割を果たそうとする女優が好きです。事件解決後の一幕があるので、最後まで面白かったです。

『旅路の果て』『地に埋もれて』あさのあつこ。
 死んでいるのか、生きているのか、あやふやな人が現実に立ち返る話? 2冊とも、白兎(はくと)という少年が出てくるんですが、といっても繋がっているわけではなく、白兎の正体もあやふやなままでした。黄泉への道先案内人?

『クールキャンディー』若竹七海
 「ラストが秀逸」という書評を楽しみに読み進んで、本当に裏切られませんでした。
 兄の無実を晴らそうとする妹と、そんな妹に「俺たちは本当に似てる」と言いながら、衝撃の告白をする兄にドキドキしました。



2007年10月27日(土) 最近アニメ事情

月曜深夜から順に観たものだけ、一言ずつ。

『BAMBOO BLADE』
 たまちゃん可愛い〜。正義の味方に憧れてるところが、とってもラブリーです。ミヤミヤのピンクとブラックの落差も楽しい。

『素敵探偵☆ラビリンス』
 小学生…だったんですね。探偵のワリには謎だらけでまだ藪の途中ですが、面白そうなネタはOPと1話に振りまかれていたので、今後の展開が楽しみ。

『げんしけん2』
 コミフェスといい、漫研の女子がはまるアニメのタイトルといい、笑えるネタがたくさんあります。まさか、高坂のコスプレが拝めるとは;

『BLUE Drop』
 観るかやめるか、悩みどころな作品。うーん、話が進めば面白くなりそうだからしばらく観てみよう。

『ドラゴノーツ』
 今期スタートで1番面白いかも。幼馴染に銃向けられちゃったり、幼馴染のドラゴン横取っちゃったり、本題じゃないのに目がいってしまいます(笑)レゾナンスのシーンはアン・マキャフリイの『パーンの竜騎士』シリーズを思い出して、懐かしくなりました。

『逮捕しちゃうぞ フルスロットル』
 相変わらず素晴らしい絵のクオリティです。話は面白いので、おいておいて、EDが!アレは一体どういうつもりなの? ネタを振っているとしか思えない;

『ご愁傷さま二ノ宮くん』
 二ノ宮くんの幼馴染みの女の子がどっちの子なのか、わかるまで観続けよう。そういうネタに弱いのです。

『もやしもん』
 菌が見えるって…すごい設定だ。素直に面白かった。

『機動戦士ガンダムOOダブルオー』
 W狙い? 設定が地味で現実的すぎです。高河ゆんがキャラ原案やる意味あったのかな? ありえない長髪の美形の男が出てこないなんて!?(そういうイメージ)
 主人公の機体は、頭やウエストが微妙なバランスで、ガンダム以外はオモチャみたいな機体ってのもどうなの?(いや、オモチャとして売るためだから;)
 2話で刹那が「俺がガンダムだ!」っていうセリフが、「僕が神だ」っていうキラに聞えてしまいました。
 ええ、ガンダムですから!観ちゃうんですよ!どんなのでも!
 それにしても4話にしてもう作画が乱れてるって、どういうこと!

『ef - a tale of memories.』
 土曜深夜なので、忘れなかったら観よっと。

『ナイトウィザード』は2話分観たけれど、パス。
『レンタルマギカ』『プリズム・アーク』は生で観られるときだけ…かな。魔法というアイテムにはひかれるけれど、特に魅かれるキャラがいないとこの手の話は飽きてしまいます;

『灼眼のシャナII-Second-』は続編なので、まだ観てない。後でまとめて観よう。そういえば『ひぐなく解』も撮りためたままだった。続編だから、逸る気持ちもないんですよね。



2007年10月25日(木) 転がった

 今朝は寒くかったです。
 身体が硬くなっていたのか、いつも以上に急いでいたのか、車庫の前で転んでしまいました。
 たぶん靴のつま先がひっかかったと思うんですが、一瞬の出来事で、持ちこたえようという気が起きず、お腹までペタンとコンクリートにつけてしまいました。大人になってからは、転ぶときはたいてい、手の平と膝で支えるところで止まるんですけどね、ムリだった;
 数秒呆然として、『会社どうしようかな…』と思ったんですが、転んだ場所が庭の中でもっとも汚れない場所で、起き上がって払ったら問題ない見た目に回復してしまい、肩から投げ出されて前方に転がっていたバックも(本当に転がったらしく)無傷に近くて、真面目に急いだらいつもの電車に乗れてしまいました。

 ところが、だんだん電車の中で手の平と膝が痛くなっていて、安眠できず、ようやく眠りこけたと思ったら、今度は、降りそこなうところでした。危なかった。

 きっと2.3日後には違う痛さがやってくるに違いありません。でも、服もダメにならなくて本当に良かった。



2007年10月24日(水) 紀州の梅が〜

 香典のお返しに社長がもらったお茶と「紀州の梅」
 片付けてと言われたので、お茶は茶箪笥に、梅干は冷蔵庫に入れて、あとで食べようと思っていたら、甘かった;
 今朝冷蔵庫を開けたらもうありませんでした。
 昨日の5時に同じ部屋の人と洗い物をしていたときにはあったのに。
 早っ!
 一粒食べたかったなぁ。


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