ちょっと前に読んだものです。 最近、読書は休み中です。なぜなら、電車に乗ると、すぐに睡魔が襲ってくるんですよ。2頁読んだら、本を開いたまま寝てる…。で、眠気を抑えて読んでるので、当然頭のどこにしまわれたのか、あやふやになり、戻って読み返すと、また1頁くらいで睡魔が……。 前より後退してどうする、と思いつつ。
『貴船菊の白』 京都の話を集めた短編集でした。「銀の孔雀」が大好きです。「復讐はこのくらいが丁度いい」っていう、その加減がなんともいえません。 なかにはほのぼのしたものもありましたけれど、古都を舞台とした女性の情念って、本当に暗く沈んでいくようで怖くて好きです。
『桜さがし』 猫探偵シリーズの浅間寺先生とその教え子たちの連作短編集でした。 事件と恋愛の関わりかたが、丁度いいくらいでした。中でも、「片思いの猫」の人間関係が素敵です。これは、『耳をすませば』を知ってる人にはさらに面白いかも知れません。猫が良いんですよ!
『象牙色の眠り』 タイトル通り、ぼんやりとした話でした。オチはとっても私ごのみです。 色んな事件が絡み合っているんですが、その上『少女たちのいた街』と『紫のアリス』が混ざったような気がして、読んでいる間中、霧の中にいるみたいです。あとがきを読んだら、解説者の人も同じこと書いてて、ちょっと笑えました。
『ラストレース−1986冬物語−』 この主人公、逞しすぎ。現実的で、前向きで、転んでもタダではおきなくて、うらやましい。 自閉症の子とアイドル崩れの二人組の関係がとても自然でした。アイドルが某に重なって、ラストはちょっと切なくなりました。
『Miss you』 どこを探しても恨まれる理由が思い当たらない主人公も、その時点でどうかと思いましたが、「それにしてもここまで」という悪意の表され方が怖かったです。 私だったら、心当たりがなんにも浮かばないのに、そこまで恨まれている自分がいたら、本当に途方にくれてしまいます。 その点、この主人公は頼りになる協力者もいて、力強く立ち向かって行きましたけど。 主人公が編集者なので、作家との原稿取り合戦が面白かったです。 特に、賞を取りたての新人と、「某掲示板で論争していた」売れっ子新進作家がいるんですが、2人のやりとりを聞いていると、呆れてしまいます。何やってるのあなたたち、という突っ込みを何度入れたことか。この二人の続編とかないのか、とっても気になります。(たぶん、ムリなので、自分で勝手に想像する;)
滞りがちな日記ですが、なんとか週記はクリアしてます(苦笑)
今日は本当に暖かかったです。4月中旬の陽気だとか。 どのニュースでも花粉対策に力を入れていて、とても大変そうです。幸い私はまだ花粉症にはなっていないのですが、アレっていつどうしてなるのかわからないんですよね? とにかく、毎日帰ってからの手洗いとうがいは欠かさないくらいしか、対策はできないかもしれません。でも、これで風邪もかなり予防できるみたいですよ。私は1年以上風邪ひいてませんから(バカはなんとか…とか言われたらどうしよう;) 明日からはまた寒くなるそうですが、もう梅も終わりで、早咲きの桜の話題も上ってますし、春が待ち遠しいです。
今のうちにモニターを修理に出そうと思いつつ、夏からそのままの状態で作業しています。交換できればいいけど、ペンタブレット対応機種だから、在庫とかなくなってたらどうしよう…。
| 2005年02月16日(水) |
気づかない人もいるんだ!? |
今朝の地震に気づかなかったという人がいて、かなりびっくりしてます。目が醒めても夢の中みたいだったというのなら、まぁわかるけど。
私は久しぶりにふとんに入ったというのに、起こされてすごく損した気分でした。 寝ている時に地震に合うと、いつも思うのが、 1階のこたつで寝てて、崩れた2階が落ちてくるのと、 2階のふとんで寝てて、枕もとのタンスに上半身だけ潰されるのと、 どっちが助かる可能性があるかしらということです。 そういうとき、寝てて気づかないくらいだったら、そのままぽっくりいけるかしら?とか……
妹と一緒に近所の百貨店にチョコレートを仕入れに行きました。 たまに太っ腹なゴディバが、トリュフチョコ(1コ丸々ですよ!)の試食をしてるんですけど、今年はタイミングが合わず、「ゴディバは貰って食べるチョコだ」という共通の見解で、購入しませんでした(笑)。 その他にも、六花亭のいちごチョコとかバターサンドとか、色々買うと、袋も一杯に。 ついでに服とか、バックとか、小物とかも見て周ったのですが、そこで、ふと昨年のことを思い出しまして。 ブランドものの冠婚葬祭バックを1つだけ買ったのですが、その理由が、 「どうせ、親戚に行くときは一緒だし、友人の時に重なるはずないから、1つで良いよね」 という、ちょっとセコイ考え方でした。(念のため払ったのは私です) そんな妹はもうすぐ家を出るので、本当に1年先のことなどわからないものだとしみじみと感傷に浸ったりしたのでした。
ちなみに、そのバックはこの1年間、一度も箱から出されませんでした。
私の自宅のアドレスはNIFTYなんですが、そのサービスに 「一定の基準に基づいて<迷惑メール>と判断したメールを、自動的に<迷惑メールフォルダー>に振り分ける」というのがあります。 併用して使っている<受信拒否アドレス登録>したメールは、容赦なく削除されてしまうんですけれど、<迷惑メールフォルダー>に振り分けられたメールはそのまましばらく保管されてるので、確認できるんですよ。なんて便利な機能! しかも、迷惑でないメールアドレスは、「セーフリスト」に登録すれば安心なのです。 というのに、最近気づいて設定しました。
そうこうして。
昨日、会社から自宅に送ったメールが届いていなくて、焦りまくった事件がありました。 他のアドレスに送ってしまったとしたら、大変問題の資料だったので、ハラハラしながら今日会社のPCの送信済みフォルダを確認してみれば、ちゃんとアドレスもあってて、送られたことになっています。???どうして?
まさかと思ってみてみると、自宅の<迷惑メールフォルダー>に入ってました。第1号が自分で送ったメールですよ! 横着して、件名をアルファベットだけにしたのが不味かったみたいです。さすがに、笑っちゃいました。
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