私の生涯のなかで、これほど桃の節句の行事に触れなかったことはありません。 自宅に帰ると、夕飯のお好み焼きだけが待っていました。桜餅もなしだなんて…。つい先日もらい物の桜餅を、家族1つずつ食べたあとは、なかなか減らなかったせいもあるかもしれません。 でも、やっぱり桜餅とか雛あられとか欲しいと思ってしまいます。(自分で買って帰れば良かったんですよね)
そういえば、我が家では雛人形は数十年飾っていません。 とぼしい数の写真の収められたアルバムを見ると、私のが1枚、妹が1枚、二人のが1枚くらいですから、…たぶん3回くらいしか飾っていない気がします。 それすらも、誰が飾りつけたのか、とても疑問です。 姉妹が生まれた頃は和菓子屋の忙しさのピーク時代でしたので、あの中でどうやって7段飾りを飾り付ける余裕があったのか、とても不思議です。 でも、きっと可愛い娘のためと思って、親は必死で寝る間も惜しんで飾り付けたんでしょうね。でなければ、誰か人を頼んだとか…?
あのお雛様は今も家にあるのか、それとも、どこかに行ってしまった(一人で:笑)のか、聞くに聞けない年なので、もう見ることもないような気もして、少し寂しいですね。
| 2004年03月02日(火) |
今日の運転手は親切だった |
今朝は家を出るのが遅れてしまったので、駅に着いた時にはもう警報機が鳴っていて、ムリかなぁと思ったんですよ。 以前は改札が駅の入り口すぐだったんですが、今は階段を上ったところにあるので、そこからまた降りて…と倍の時間が必要になったんですよね。 でも、諦めずに走って、階段を駆け下りていくと、今日の運転手さんは、親切にも待っていてくれました。これが、駆け込み乗車厳禁!みたいにきっちりとした人だったりすると、無常にもしまってしまうんですが、田舎なので、しかも始発近くの朝早くだったりするので、たまには温情のある人にぶつかったりします。 すぐ2つ先の駅で特急待ちを5分する電車なので、運転手もちょっとは気を使ってくれるみたいです。 だから、こちらもついつい待ってくれない運転手を冷酷人扱いしてしまうんですが、本当はその運転手の方が正しいんですよね。 この電車を逃すと、20分待たなくてならないので、いつも気をつけてるんですが、同じ時間に起きても、ちょっと気を抜くとこんな事態になってしまうんですよね。 もちろん、20分の間に各駅列車が2本止まるんですが、それに乗っても、20分後の通勤特急の方が早く着くんですよ(苦笑)何せ長い道のりですから。
伊豆の南端まで、母娘3人で早咲きの河津桜を見に行って来ました。 朝7時出発のバスツアーで、本来なら一泊二日の日程を、無理やり1日に収めたという強行旅行です。 三島についたのが昼ごろで、出発したころはパラパラだった雨が、この頃には大粒になっていました。 ここで「わさび漬け」の工場見学をして、イチゴ狩りもしてきました。ハウスを叩く音が響いていまして、中はとても賑やかです。 「30分一本勝負ですからね!」と声を上げるガイドさんにつられるようにして、気を入れて食べに行きました。時計を持っていかなかった私は、他の参加者の方々を一緒に戻ってきたのですが、戻ってきてみたら、15分しか経っていなかったんですよね。 ちょっと残念な気もしました。まだ食べられたのに〜。つめ放題とか、食べ放題とか、め一杯入れたい方なのですが、さすがに戻る(そんな考えが浮かぶほどには意地汚かったりします:苦笑)のも恥ずかしかったので諦めました。お腹は一杯になって、満足しましたしね。 イチゴ狩りなんて、本当に…思い出せないくらい久しぶりだったので、楽しかったです。
河津桜は濃いピンクの桜でした。花もソメイヨシノよりも大きくて、でも、木は低いんですよね。だから花が近くて親近感が湧くような気がします。 根本近くには菜の花も満開で、ピンクと黄色と緑がとてもさわやかな河川敷でした。 桜祭りの会場では、出店の種類が本当に多いんですよ。温泉街だからでしょうか、乾物から、果物、海産物にマーガレットやカーネーションなどの花も出ていました。 公園には、温泉の足湯に浸かれる施設がありまして、 (というほど大きくはないですね。スポーツクラブのジャグジーみたい) 事前に添乗員から連絡があったので、タオルを用意して浸かってきました。なんと言っても無料です。でも、皆さん綺麗に使っているんですよね。施設自体もできたてみたいでしたが、やはり、綺麗に使われていると気持ちがよくなりますよね。 雨上がりでそこそこ冷えていたので、ちょっと熱めに感じました。
日曜だったので、朝の渋滞はなく、帰りが少々オーバーしましたが、10時ちょい過ぎには自宅に付きました。 前日出発の方々は、夜中の1時過ぎてしまったそうです。午前中雨とはいえ、桜を見る頃には止んでいたので、本当に運が良かったと思いました。 行きも帰りもバスの中はずーっと寝ていましたが、家に着くなり畳に転がってしまいました。
玄関を入ると、ふわりと匂いが襲ってきます。「ふわり」と「襲う」というのもおかしいのですが; でも、そんな感じなのです。
飾ってある紅梅の花が、ここ数日の陽気で満開になったために、強い芳香を放っております。甘すぎない梅の匂いは好きですが、この花は特に匂いが強いようで、帰ってくるなり、くらくらとなります。
梅は盆栽が5鉢と、庭にあるのは1本だけです。薄桃色の花がようやく開いたので、それも合わせてアルバムにアップしました。 なんだかすっかり暖かくなってしまったので、春のようで、気も抜けてしまいそうですが、これからまた寒くなるんでしょうかね?
今書き込もうと思って「年」を間違って入力したら、やっぱり2月20日に同じ梅の話題を書いていて、ちょっとびっくりしました。昨年はまだまだ寒かったみたいですね。今年がいかに暖かいかが解りました。でも、梅の話題は同じ日か……。
| 2004年02月15日(日) |
『エドガーさんは行方不明』 |
「やだー、わたしったら」
が、心の中の密かなマイブームだったりします。 それくらい、スーザンは可愛らしかった。 実際にこんな女の子が、友達ほど親しくもなく傍にいたら、張り倒したくなるくらいの、天然ボケのお嬢様。 世の中、彼女みたいに生きられたら、どんなにか楽しいだろうなぁ。 それに輪をかけたように、船旅の途中で知り合い、即効婚約した、資産家の坊ちゃま。二人の掛け合いが、まさに「バカップル」で、もう観ているだけで、そこだけ春でした。
エドガーを殺そうとする櫻井淳子(役名忘れた)は若くて、美人で、魔性の女そのもので、とっても素敵でしたが、でも、オイシイのはスーザンなんですよね。 このあいだ若手お笑い芸人が相方を募集するのに、ボケの方がオイシイから、みんなそれになりたがるといっていたのが頷けます。
セットを動かさず、暗転だけの舞台って、わりと場所はリビングが多いんですよね。翻訳物は特にそうですが、ソファーセットと暖炉、2階に続く階段、部屋(玄関・地下室・キッチン)への扉と、芝居は違っても大抵そろっています。 その中でも、暖炉の上の小道具が重要アイテムだったりするんですよね。写真とか。 笑ったのは、秘密の部屋と繋がっている扉を開ける仕掛けと、金庫を出す仕掛け。とくに金庫はどう考えても一人では開けられないから、隠した意味がないような気がします。
キャスト紹介の後の、幕引きが、映画みたいでした。部屋を出ていった最後の人が、手だけドアの隙間から出して、部屋のスイッチを消すんですが、その掌が裏返ると「END」が大きく書いてあるという…。 あれを舞台でやるとは思ってもいませんでした。わりと小規模の劇場だから、やることにしたんでしょうね。大劇場だと、さすがに遠くの客席からは見えませんもの。
これはオチがわかってしまうと、ちょっと面白さが半減してしまうクチかな。でも、キャストが良かったらまた行きたいですね。
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