雪さんすきすき日記
リサイクル戦術シミュレーション『リサイクルプリンセス』 倒れてもその場で復活するリサイクルSLG。全力で応援中!
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2013年12月27日(金) お休みのこと

 いつもの業務が無いので、倉庫の掃除をして機械を修理して年明けの仕事の前段取りをして、これぞ仕事収めという雰囲気を満喫していたら、終業1時間前に試料が到着して3時間の残業が確定する羽目に。とはいえ、先日の日記でもある程度は予見していた状況なので、淡々と進める。コミケの準備を水曜に済ませておいて良かった。

 仕事収めの日まで残業して疲労困憊なので、ゲームはお休み。


2013年12月26日(木) 「アインスリング」のこと 

 今日の時点で、休み明けの週の予定が大変なことに。こんなに憂鬱な仕事納め前は初めてである。

 今日は「アインスリング」(ZWEi)をプレイ。
 命蓮寺の面子が何故か喧嘩を起こすので、それを一輪と村紗が仲裁する横STG。自機はショットとオプションのフォーメーション変更。パワーアップアイテムでショットが5段階まで強化され、フォーメーションは全方位、後方特化、追尾の3種類。スピードアップアイテムで自機の速度上昇。地形ありで、スクロールの方向も上下左右に変化する。2人同時プレイも可能で、1Pが一輪、2Pが村紗を担当する。

 道中はスクロール方向がかなり頻繁に変わる上に、敵も上下左右から襲ってくるので、フォーメーションの切り替えが重要な調整となっている。とはいえ、ショットを最強にしてしまえば、ほとんどの場面において全方位で力押しも出来てしまうのだが。各面の特徴づけが弱い気もするが、中だるみもなく長さ的には丁度良いという印象。体力回復もかなり出現するので先の方の面に到達しやすく、攻略は楽であった。
 ボスは喧嘩の仲裁ということで必ず2人一組で登場するのだが、喧嘩している割には息の合った攻撃をしてくる。それぞれのボスが弾幕だけに留まらず全方位から多彩な攻撃をしてくるのは好印象。ボスの攻撃にはかなり力が入っている。
 画面の半分より手前で閉じる地形や、スピードアップが制御困難なくらいまで上昇するのにスピードダウンが無しといった辺りに、昔のSTGの雰囲気が感じ取れたりする。エクストラステージで、ボスといったら巨大ボスと主張する辺りも同様である。
 一方で、敵弾が地形に隠れて貫通してくるのはいただけない。いくらオプションで弾が防げるといっても、これはかなり鬱憤を感じた。あと、被弾後の無敵時間にアイテムが取れないのも厳しい措置かと。そして、スコアが無いのので敵を倒す動機付けが弱いのが寂しい限り。

 初回で面構成を把握するためにコンティニューしまくってエンディングA。2回目のプレイでノーコンティニュークリア達成してエンディングがS。その上にExエンディングがあるのだが、これを見るのは1人だと非常に大変。先ずは2Pプレイでクリアをして、その後出現するエクストラステージ(これも2P専用)をクリアするというもの。Joy to Keyを使って一輪と村紗を重ねて同時に操作し、スピードアップアイテムを極力取らないことで、1人でエクストラまでクリアすることができた。操作は大変だが、攻撃力は単純に2倍なので、ボスが面白いように沈んでいくのが笑える。
 というわけで、全エンディング見たのでこの作品は一段落。タイトルのアインスリングは、ドイツ語で一輪という意味であった。


2013年12月25日(水) お休みのこと

 お約束のように、仕事納めの日に仕事が集中。更に、宅配便の遅配も重なって、明日と明後日は全く予定が見えない状況。
 というわけで、金曜に冬コミの準備をする予定を今日に前倒し。冬物はかさばるので、大きなスーツケースを引っ張り出す。そして、ゲームはお休み。


2013年12月24日(火) 「CandyGirls」のこと

 「CoockieClicker」のクリスマス仕様で追加された実績を今日全て解除できたのは、何かの因縁であろうか。

 今日は「CandyGirls」(THE_W.I.A)をプレイ。
 アリスとブリジットの2人の少女を切り替えて敵を倒していくTPSアクション。操作系は2軸のアナログスティックパッドで、スティックの左で移動の右で視点変更。ボタンは攻撃と回避、特殊技、必殺技、キャンディチェンジ、キャラ交代。
 アリスは杖による近接攻撃、ブリジットは魔法による人形の遠隔操作で遠距離攻撃をそれぞれ行う。アリスとブリジットは随時交代可能で、一連の攻撃が終わる前に切り替えることでコンボが繋がり、武器が強化されていく。そして、コンボメーターが溜まったときにキャンディチェンジで敵を倒すと敵がキャンディに変化し、それを武器に吸収させることで必殺技ゲージが上昇。ゲージを消費することで、必殺技や特殊技が使用可能となる。

 幻想的な舞台で2人の少女が大暴れという、魔法少女ものと昨今の女児向けアニメを合わせたような内容という印象(何分そういうのに疎いので的外れかもしれないが)。キャラを切り替えつつコンボを稼いでから、キャンディチェンジで一網打尽のアイテム大量回収といった一連の流れはかなり気持ち良い。切り替えに若干癖があるが、切り替える度に「ア〜リス!」「ブリジット!」と互いの名前を呼ぶのが小気味良さに拍車を掛けていて好印象。また、2人が随時切り替え可能ということで、大量のコンボが手軽に繋がるところが気軽で良いかと。
 道中は雑魚が大量に登場するが、力押しで倒せてしまうので主人公の強化の意味合いが強く、戦闘の中心はボス戦といったところ。ボスはさすがに力押しでは勝てず、ボスの攻撃を受けないように回避や防御を活用しつつ、雑魚を倒してゲージを回復させて、ボスに一撃を与えるといった感じで中々せわしない。とはいえ、防御が非常に強力なので、攻撃を当てて防御の繰り返しでも何とかなってしまいそうでもあったが。変身倒した後に2人の合体技で止めを刺す場面の演出や口上は、アニメや特撮をいかにも意識した感じであった。ただ、ボスの登場や変身の場面がやや冗長気味な上に飛ばせなかったが気になったところではある。
 アリスとブリジットの元気な台詞と共に2人の気の合った攻撃を軽快に楽しめるところが特徴のはずなのだが、エラーによる強制終了が多くてクリアするまでに相当やりなおしをする羽目になってしまったのが非常に残念なところ。途中の面から開始できる実行ファイルがある辺り、この問題は解決できなかったようである。


2013年12月23日(月) 休日のこと

 昨日は、冬コミの差し入れやら着替えやらを調達した後は、延々と「SIREN2」の実況動画を見ていた。最後まで見て思ったけど、やはり「SIREN」「SIREN2」共に自分でプレイするのは無理。

 今日からゲーム再開。今日は「blue-sky2」(je-pu-pu)をプレイ。
 独特の浮遊感が特徴だった「blue-sky」の続編。夢の中を舞台とした非日常的な情景を体験していく一人称視点のアクションゲーム。
 操作系はWASD移動のマウスで視点操作のFPS操作系。左クリックでジャンプあるいはアイテムの使用、ホイールでアイテムを選択する。主人公を操作して出口に向かうのが目的。一定以上の高さから落下したり、敵につかまるとミスとなる。
 主人公はビルの屋上にいることが多く、出口へは林立するビルの屋上を伝って向かうこととなる。ビルの間の移動は、狭い隙間ならジャンプで飛び越えられるが、ジャンプでは届かない距離は予め設置してある風船を利用する。風船を取ると一定時間上昇しながらの移動が可能となり、落ちる前に次の風船を取ることで続けて空中を移動することができる。これを活用して高い場所へ登ったり遠い距離を移動するのだが、途中で風船を掴み損ねると即落下という危険も伴う。この風船でできた道を辿ってビルを渡り、出口に到達するのが一般的な流れとなる。
 アイテムはロケット花火と石の2種類。ロケット花火は任意の場所で勢い良く飛ぶことができ、こちらも連続して使用することで長距離の移動が可能。石は投げて他の物に当てることができるのだが、主にスイッチに当てるのに使用する。特に、敵のロボットは背中のスイッチが弱点であり、そのまま近づくよりも石を当ててスイッチを切ったほうが安全に倒せる。その他、上り下りができる梯子が登場する。
 面数は全12面で、各面に設置してあるメダルを全て取るとさらに追加面がプレイ可能となる。メダルは取るのに一工夫必要だったり目立たない場所に隠されており、追加面もそれらを全て探し出したプレイヤーの腕前に相応しい高難易度面となっている。

 風船に次々と掴まって空高く上っていく独特の浮遊感は今作でも健在。一人称視点で、自力では届かないような場所にふわふわと漂いながら移動するという感覚は純粋に気持ちが良い。とはいえ、高所恐怖症なので足元から遠ざかっていく大地を見ると結構背筋に来るものもあるのだが。さらに、今作では足元に十字が表示されるようになり、これが難易度を格段に下げてくれた。空中にいるときの十字の色で落下するとミスになるかどうかが判断できるのだが、落下した先に風船があればミスにならない色が表示されるので、風船への位置合わせが非常に楽になったのである。前作では感覚に頼ることが多かった空中での位置合わせが、今作では操作に集中できるようになったのは嬉しい改良である。また、スイッチや梯子といった新しい要素が、クリアまでの道筋をさらに手が込んだものにしてくれて、さらに楽しませてもらえた。
 敵が登場する面はビルの屋上ではなく地上を移動する面となる。前作では逃げるしかなかった敵だが、今作では倒せるようになった。しかも、敵の弱点は背中なので、気付かれないように背後から接近しては背中のスイッチを切っていく。まさかこの作品でスニーキングアクションを要求されるとは思わなかったが、前作で逃げ回った鬱憤もあってかこれが実に楽しい。敵のロボットには捕まったら殺されてしまうのだが、その容姿は何だか憎めないものがあって、殺伐とした感じが割と少ないのもこの作品の世界観ならではかと。
 というわけで、今作は空中移動の他にもスニーキングアクションの面白さを備えた作りとなっている。ただ、物語を優先した作りのためか、全12面のうちイベント的な面が半分くらいあるので、本編の手応えは結構軽め。それでも、追加面でロケット花火、敵、風船とそれぞれの要素について手応え十分な面構成で歓迎してくれるのだが。

 演出において、ビルの輪郭がフリーハンドで描かれたり、影が濃淡ではなく手書きの効果線で表現されたりと、手書き風の表現も大きな特徴の1つとなっている。夢の中という世界の不安定さや非現実味が上手く演出されて新鮮味が感じられた。
 夢の世界に一人で放り出され、少女を見つけたと思ったら拒絶されてしまい、敵に追われて逃げ惑い、世界の理が分かって夢から覚める方法を見つけ、そして現実に帰ってくる。この作品の各場面から様々な印象を受けたが、特に主人公にも少女にも明確な設定も無く、受ける印象は人それぞれかと思われる。なので、この不思議な夢について、いろいろ考えるというのもまた一興かと。私はそういうのを考えるのが苦手なので、漠然としか感じられるものは無かったが。


2013年12月21日(土) カタログチェックのこと

 では、冬コミの同人ソフトのカタログチェックを。前回でDVD-ROM版の使い勝手が確認できたので、今回からDVD-ROM版のみで。
 サークルスペースは全て3日目西館。赤字は完成版。

た09a neo Transilvania
 「Phantazma」体験版
た09b primitive
 不明
た10a AiM Higher
 不明
た11a 極彩レヴェリ
 「極華煉」完成版?
た11b Recangle
 「RaidersSphere4th」プレリリース版
た12a Vertex
 「Physius」
た12b Project ICKX
 不明(新エンジンのデモ版だったような)
た13b えーでるわいす
 「アスタブリード」
た15a あきら小屋
 「夜光蛾6」体験版
た16b 羽舞シルバーヘブン
 「呪いちゃん 斯くも世界は蜜柑で廻る」体験版
た17a NCRADLE
 「ねこボクサー3 〜そして伝説へ〜」
た22b 円環再起動計画
 「円環SKYSCRAPER」PROTOTYPE
ち01a CERTiA
 不明
ち01b OHBA堂
 「ホムラコンバット Ver.1.6 ゴスほむディスク」アペンドディスク
ち02a Crazy I Scream
 「ありふれたホシの終末期NextPhase」既作
ち05b Project Noise
 「雪晶石 -Malice Eater-」Ver.0.95
ち06a B茄子屋
 「AtoA R.RegulusIII - Apokhalyps」体験版
ち07b RebRank
 「DOUJIN GAME × PACKAGE DESIGN」同人誌
ち08b 大雪戦
 「義妹のくせになまいきよ 東方えでぃしょん」
 「リーサルオペレーション」レイ編体験版  
ち09a Mercenary
 不明(「Another Apocalypse」新作体験版?)
ち10a オーバーイプシロン
 「UALS」体験版
ち21a Nussoft
 「艦がんな〜VR -大和編-」Oculus Rift対応
 「NEO AQUARIUM II: ACE OF SEAFOOD」体験版
ち21b オートリ電子
 「血風銀鉱山」
つ01a GAPCOM
 「焔斗羅」アップグレード版
つ06a BansheeSOFTWARE
 不明
つ06b 2CCP
 不明(「ういっちRumble」体験版?)
つ08a GATLING CAT
 不明
つ10a ASTRO PORT
 「STEEL STRIDER」
つ11b Broken Desk
 「MAGICAL×SPIRAL」体験版
つ12a Loub.lat
 「DulDol EX Vol.1」DulDol高難易度拡張パッケージ
つ12b botch
 「こわれた夢とうその世界」体験版
つ13a PhotonSystem
 「NonetConcertoDistortion」既作
つ13b ClassiC思考回路
 不明(「封印の迷宮(仮)」体験版?)
つ14a Anslot
 「F.O.A.」体験版
つ14b SpriteArts
 「DollsArt」体験版
つ15a DEADFACTORY
 「dissociativeDisorder;」
つ15b 501 -Not Implemented-
 「anathema」体験版
つ18b 松の木
 「エマの探険3」
つ22a おめが試作設計局
 不明
て03a ZENITH BLUE
 「SkyLens」体験版
て08b EasyGameStation
 不明(既作のみかも)
て09b CAVYHOUSE
 「わすれなオルガン」体験版
て13b 焼肉万歳
 「カンコライザー」「艦隊これくしょん」アレンジCD
て18a Space not far
 不明
と01a ねこみみのかけら
 不明
と01b 九陣
 「クォータニオン」最新版
と03b NEXT-SOFT+
 「リーベメルタオリジナルサウンドトラック」音楽CD
と05a PlationeDispositif
 「Fallendom」
と05b ゲームな気分
 不明
と06a デス声喫茶
 不明
と08a exeCUTE
 「Fantasy of Alice」サウンドトラック音楽CD
ぬ04a フワフワソ
 「未来探偵ソラとピヨちゃん」サウンドトラック?

 同人ソフトはこんなところで。東方二次創作はいつものように他人任せ。個人的には、C80以降音沙汰無かった「F.O.A.」の体験版が非常に気になるところ。
 あと、2日目のN47a自転車操業の新刊「同人イベントに電子マネーを紛れ込ませる。」が面白そうなので、是非とも入手したい。支払いまで電子マネーのみという徹底振りが凄い。


2013年12月19日(木) お休みのこと

 週があけてからというもの、年末に向けての短納期の仕事が次々と舞い込んできてその対応に大わらわ。そのせいで、折角快方に向かっていた風邪がぶり返す始末。なので、帰宅後はへろへろでゲームをプレイする気力も残っておらず、ここ数日日記も書かずじまいになっていた。
 とはいえ、ゲームはプレイできなくても視聴するくらいは可能なわけで、ここ数日はホラーゲームの実況プレイ動画に見入っていたのであった。自分ではとても怖くてプレイできなかったあの作品も、上手い人の解説付きプレイであれば安心して見る事ができるわけで、つくづく良い時代になったものだとしみじみ思う。

 最初に見たのが、キリンさんの【訛り実況プレイ】 クロックタワー3。淡々とした喋りと、冗談も交えた適度な解説で、最後まで落ち着いてみることができた。確か、「クロックタワー」は2は昔プレイしたことがあって、1はTAS動画で見た記憶がある。ホラーゲームとして高評価を得ているシリーズだが、3になって大きくバイオレンスミュージカルアクションに方向転換してしまった様子。なるほどこれはそれまでのシリーフのファンが怒るわけだと納得しつつ、「クロックタワー」の名前が付いてなければそれなりの作品だったとも思う。しかし、後半は本気で大笑いする場面も出てきて、やはり方向性が迷走している感は否めなかった。
 そして、今見ているのが、ガッチマンさんの【解説実況】SIREN(サイレン)をさくさく進めます。複雑で膨大な設定や背景、仮説などを常時解説しながらのプレイはそれだけでも大変なのに、屍人の動きを把握し尽くして先手を打つ安定したプレイ内容に、驚く要素がまるでなく本当にこの作品がホラーなのか疑問に思ってしまうほど。この作品こそ発売当時大いに興味はあったものの怖くて終ぞプレイできなかったので、こうして設定などを含めてゲームのことを知ることができるのは本当に有り難い。

 そんな感じですっかり没頭しているので、恐らく今週末くらいまでは動画を見る日々が続きそうである。


2013年12月15日(日) ゲームのこと

 では、今年を振り返ってみようかと。

 世間的には「艦隊これくしょん」が大流行だが、私はゲームシステムにも絵柄にも食指が動かなかったので見送り。プレイしている人の様子を見ると最早生活の一部にすらなっている人もいて、もし手を出していたら同人ゲームにまでとても手が回せなくなっていたであろうかと。興味を惹かれなかったことはある意味僥倖ともいえる。その代わりというわけではないが、基本的に放置で済む「Coockie Clicker」は未だに続けていたりする。
 同人ゲーム関連のイベントでは、デジゲー博が新たに開催。残念ながら日程の都合で行けなかったものの大盛況だった様子。今年3回目となるロケテゲームショーには参加してきたが、こちらも例年通りの盛況ぶりで大いに楽しませてもらえた。OculusRiftというゲーム向けヘッドマウントディスプレイを用いた作品には大いに目を惹かれるものがあり、今後同人ゲームにおける新しい流れになるのか注目していきたいところ。あと、夏コミの猛暑ぶりにはほとほと参った。おかげで暑熱対策用品がいろいろ発掘されたのだが。
 超個人的なことでは、部屋を移動して本棚を壁一面に増やし、同人誌を収納する場所が拡大された。おかげで、寝床の一部を同人誌が占めようなことはなくなり快適に眠れるようになったのは大きな出来事(あくまで個人的に)。しかし、半分は空いていた本棚も既に埋まってきており、また整理をしなければならなさそうではある。

 そして、印象に残ったゲームについてつらつらと。
・「僕は森世界の神になるの亜種」
 今年最大の傑作の1つ。
 前作「僕は森世界の神になる」で既にシステムは完成されていたものの、面構成的に物足りなさがあり不完全燃焼気味だった。今作では手応えのあるキャンペーンモードがその不満を解消してくれ、簡単な操作で世界を意のままに操るシステムを存分に堪能することができた。なお、PSVitaにも移植されたが、この作品の完成度の高さからすれば納得である。
・「Another ApocalypseII Dual Pagan」
 STGの根本的な面白さである敵を撃って倒す手応えを前作からしっかり踏襲しつつ、構成や演出など全体的に強化されており、しかもボスの初見殺しといったような持ち味も健在で、これぞ正統的な続編として楽しませてもらえた。
・「足沢山猫 Collector's Ultimate Edition」「ねこボクサー」
 その常軌を逸した世界観にはひたすら感服。こういうノリは大好きなのである。ゲーム自体もシリーズを重ねるにつれて無茶振り上等という独自の方向性を確立してきて、今後の展開に末恐ろしいものを感じる。
・「PROJECT REPLISER」
 今年最大の傑作の1つ。
 武器選択の意義をこれほどまでに強く感じさせてる作品は本当に稀有であり、常々抱いていた数合わせだけの武器選択に対する不満を一気に払拭してくれたことには感謝の念すら抱くほど。万能の武器を徹底的に排すことで、組み合わせによる利点の相乗効果や欠点の相互補完が攻略の要となり、これぞ武器選択の醍醐味というものを知らしめてくれる。
・「ANGERAZE」
 私が同人ゲームに傾倒するきっかけとなった作品の1つ(もう1つは「神威」)。発表当時よりも動画を撮る環境が格段に向上したので、折角だからプレイ動画を残しておこうと思い立ったのだが、満足する結果が残せて一安心。その魅力が発表から10年以上経過した今でも全く色褪せていなかったことにはただただ驚くばかり。
・「FATAL ZERO ACTION」
 商業作品に引けをとらない美麗なグラフィックがフルスクリーンで映し出されて、PCを新調して良かったと強く感じさせる作品であった。
・「AtoA R.RegulusII ExMonarch」
 今年最大の傑作の1つ。
 システムの完成度の高さは最早言うまでも無く。今作独自のアイテム要素によりミサイルとの丁々発止のやり取りをさらに満喫することができて、このシステムの魅力がより引き出されている。前作の荒削り故の魅力が鳴りを潜めた感もあるが、面構成や演出の強化具合はそれを遥かに上回るものを感じられた。
・「アルフール小国物語」
 同人ゲームには珍しいFPS。そして、本格的なFPSをプレイするのはこの作品が初めてだったりする。実に基本的な作りで、入門用としては最適であった。
・「GHost92」
 内容は基本的には「GHost9」なのだが、三次元の空間を平面で切り取って表示する2.5Dシステムがとても新鮮であった。今作ではそのシステムは一部でしか取り入れられていないが、「GHost93」では全編2.5Dマップということで大いに楽しみである。
・「ACDC」
 今年最大の傑作の1つ。
 予備知識無しにこの世界に放り込まれ、死ぬことを繰り返してアイテムの効果や敵の攻撃を把握し、システムを理解し知識を付けて、乱数に打ち勝つための攻略を編み出していく。この攻略の過程の面白さが実に絶妙であった。ディストピア感溢れる世界観の構築も素晴らしいものがある。「グリムボルトDEEP」の時と同様に、プレイ当初はどこまで太刀打ちできるか不安であったが、最後には全強敵を倒せるまでになった。
・「暴鉄鳥」「VERSH」
 2作とも、真ボスにクリアを阻まれた縦STG。とはいえ、攻撃が理不尽ということではなく、単に私の腕前が足らないだけ。STGの上手い人ならクリアは可能なはずである。
・「間違った社員教育」
 今年最大の傑作の1つ。
 フライトSTG初心者向けの作品ということで、このジャンルの敷居の高さをこの作品は大きく下げてくれた。非常に丁寧に考えられた面構成は、初心者なら段階を追って上達するであろうし、初心者を卒業したプレイヤーでも十分に楽しめる内容となっている。また、このような作品を商業で出すのが難しい現在においては、同人ならではと言わしめることのできる作品でもある。「空を飛ぶ楽しさをあなたにお届け!」に込められた想いはとても大きいものを感じられた。
・「ノベルゲームの枠組みを変えるノベルゲーム。」
 今年最大の傑作の1つ。
 今作もさすが自転車創業と言わしめる創意に富んだシステムで謎解きを楽しませてもらえた。システムについては何を書いてもネタバレになってしまうので何も書けないのだが、とにかくこのシステムから感じられた鮮烈な驚きは、これぞゲームならではである。
・「東方活劇綺談ONLINE」
 今作からエンジンを一新してより出来ることを広げたとのこと。新エンジンへの移行のせいか今までに比べるとややおとなしめの内容であったが、ボス2体との同時戦闘はかなり熱いものがあった。
・「未来探偵ソラとピヨちゃん エピソード・エッセンシャル」
 シリーズ完結ということで、推理大会もとりあえず今回が最後。今回の推理内容は最後に相応しく手応えのあるもので、大いに悩んで楽しませてもらえた。回答の方はあと一歩踏み込みが足りずに最高の賞は逃したものの、何とか全ての推理大会で入賞を果たすことができた。
・「Fantasy of Alice」
 SLGが苦手な私ではあるが、乱数要素を排除してパズル的要素を高めたこの作品は最後まで頑張ることができた。不思議の国のアリスを題材にした世界観と、一網打尽が気持ちよい結界システムの魅力のおかげで、最後には難易度Normalにて全面S評価まで達成し動画化までしてしまった。オーケストラ調の素晴らしい楽曲の数々も聴き応えがあった。
・「Coockie Clicker」
 ただクッキーが増えるだけの内容なのに、何故これほどまでにプレイしてしまうのか。その答えを求めて、今日もクッキーを焼くのであった。基本的に放置で済むのが手軽で有り難い。
・「さとりのダンジョン王国」
 さとりさんが主人公ということで軽い気持ちで始めたところ、クリアまで80時間という超長丁場に。膨大な人員を管理するのは大変であったが、それこそがこの作品の醍醐味。装備や能力を整えてあげたパーティーが次々とダンジョンを突破していく様を見るのは楽しいものがあった。
・「天壌のテンペスト」
 今年最大の傑作の1つ。
 一挙手一投足に至るまで徹底的に拘ったドット絵と演出が醸し出す迫力と躍動感で、自分のプレイ内容に魅了されるという事態に陥るほど。演出の素晴らしさもさることながら、回避から反撃への華麗な流れを作り出す魅せるシステムに、そのシステムの幅の広さを感じさせる仕掛けの数々、スペルカードの再構築が相変わらず見事なボス戦など、全体的な完成度も極めて高い。
・「NonetConcertoDistortion」
 前作の不満点であった移動速度の遅さが解消されたのは非常に嬉しい。その上で、自機の攻撃や敵の行動、面構成にグラフィックなど全体的に洗練されて大きな進歩が見受けられ、続編ながら新鮮な気持ちでプレイすることができた。今作も全難易度クリアに加えて全魔石レベル最大まで達成。

 今年は体調を崩してゲームがプレイできない時間が結構あったような気がする。この歳になると、やはり健康の大事さを痛感させられる。というわけで、来年も体調管理をしっかり行い、万全の態勢でゲームをプレイできるようにしたいものである。


2013年12月14日(土) 休日のこと

 午前中は会社。年末に向けて納期の短い仕事が増えてきた。

 帰宅後、「NonetConcertoDistortion」の魔石一覧を作成。さすがに長時間プレイしていただけあって、かなりの魔石に冠名が付いている。全冠名付きはさすがに茨の道なのでやらなかったが。


 最終的なプレイ時間は60時間。前作同様、今作も相当やり込ませてもらえて大満足の内容であった。


 先週に引き続き、今週も第7回 秋葉原ビールフェアへ行くことに。先週はウエストサイドだったので、今週はイーストサイド。
 メロンブックスで冬コミのカタロムを購入後、店の場所を確認。先週見つからなかったワインバル食堂nicoは、入り口が地下にあって目立たない立地であった。酔った頭では見つけられなかったことに納得。A-buttonはさすがに覚えた。

 確認後、まだ時間があったので近所を散策していたところ、なにやら洒落た皮製鞄のショーウィンドウが目に留まったので入ってみることに。店の名前はMOTHERHOUSE。入店後、早速二つ折りの財布が気になったので手に取ったところ、店員からカード入れの部分に関する面白い仕掛けを説明されて購買意欲が一気に上昇。財布は買ったばかりなので泣く泣く断念したが、折角なので何か買っていこうと決めて、グラデーションが綺麗なパスケースを購入。中を開くとこれまた綺麗な柄の布地が見えるのが楽しい一品である。生産国がバングラデシュということにも興味が惹かれたが、この地やネパールといった、いわゆる途上国発のブランドの確立を目指しているとのこと。同様の事をラジオで聞いた覚えがあるので、もしかしたらこの店のことだったかもしれない。そういう活動もさることながら、純粋に製品として良い物なので、この店は今後も積極的に活用していきたいところ。ちなみに、後で知ったのだがここがMOTHERHOUSEの本店のようである。

 買い物が終わったら丁度開店時間になったので、GAME BAR A-Buttonへ向かう。さすがにフェア終盤だけあって、待つことなくすんなりと入店できた。フェア対象ビールも、これまた終盤だけあって売り切れ続出だが、ブルックリンラガーとトルバドール・マグマを注文。ブルックリンラガーは地元木内酒造製ということで。トルバドール・マグマはちょっと度数高めのペールエール。先ずは苦味で楽しみ、後からふわっとくる柔らかい風味で二度楽しいビールであった。

 そして、今回初参加のワインバル食堂 nico。入店したとたん、濃厚なにんにくとオリーブオイルの香りに歓迎される。間違いなくここは良い店だと確信。席に座り、隣の客がつけ麺を実に美味しそうに食べているのを横目で見ながらメニューを開いたところ、アヒージョがあったので即注文。その後、厚切りベーコンステーキに、アヒージョをもう一品、和風ボンゴレと続けざまに注文したが、どれもこれも美味しくて食べる方にすっかり夢中に。おかげで、呑んだビールの印象はすっかり薄れてしまった。先のつけ麺を始め、ピザやサラダなど今回注文できなかったメニューも多々あるので、今度はしっかりお腹を空かせて来ようかと。しかし、ここが1店目でなくてよかった。きっとここを先に来てたらお腹一杯になるまで食べてしまい、とてもA-Buttonでビールを呑むことはできなかったであろう。

 そんな感じで、たらふく呑んで食べて帰宅。ワインバル食堂 nicoを知ることが出来たのが、今回のビールフェア最大の収穫といっても過言ではないかと。


2013年12月13日(金) 続^3・「NonetConcertoDistortion」のこと

 風邪を理由に忘年会を回避。風邪をうつしてしまうのも良くないし、焼肉なんて弱った胃腸に入らないし。

 「NonetConcertoDistortion」魔石収集率100%達成!

 最後の1つはやはり風属性であったが、合成で作成した魔石をさらに合成するものであった。前作では、合成した魔石を再度合成することは無かったので、今作もそうだろうと思い込んでしまったのが敗因。ツイッターで製作者の方からいただいたヒントが無ければ、あと5時間は延々とプレイしていたであろう。

 その後、全魔石レベル最大も達成。最後の魔石の合成で風属性の魔石4種類を大量に消費してしまったので、これらを集めなおすだけでも一仕事。その上、風属性の魔石は種類が少ないせいか出現率も他の魔石より低いようなので(体感的に)、下位難易度も含めてクエストを適切に選択することで出現率を少しでも上げなければ徒に時間がかかってしまう。というわけで、それぞれの魔石についてクエストを絞ってそこを集中的にプレイし、何とか集めることができた。おかげで、全クエストクリア時には5000弱だった体力も、最終的には9000後半にまで上がってしまい、随分と屈強な姉妹になってしまったものである。なお、風属性以外でレベル最大になっていなかった魔石は、風属性の魔石集めの際に大量に出現したので、風属性よりもはるかに先にレベル最大まで上がってしまった。

 全魔石レベル最大を達成したのが日付が変わる頃だったので、魔石一覧画像はまた明日以降に。明日も仕事なのである。


氷室 万寿 |MAIL
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