雪さんすきすき日記
リサイクル戦術シミュレーション『リサイクルプリンセス』 倒れてもその場で復活するリサイクルSLG。全力で応援中!
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2012年11月27日(火) 続・「超戦車戦アドベンティア」のこと

 「東方リズムカーニバル!紅」必殺!レーヴァテインのHARD1ミスを3回。漸くここまで辿り着いた感がある。スピードアップはNORMALのときのように両手でリズムを取るのではなく、レーヴァテインの効果音とフランの動きで間隔を把握するのがよさそう。最後の3連続×2もこれでかなり安定した。

 「超戦車戦アドベンティア」はULTRAをクリア。装備は当然のごとく火炎砲と電光砲。HARDのときよりもさらに敵の反応が早く、弾速も上昇しているので、撃ち合いになるとかなり白熱する。また、攻撃が激しいので必然的に時間もかかるため、敵の死角に次々と潜りこんでは火炎砲で速攻という積極的な攻めも緊迫感があって楽しい。ボスも大体は火炎砲や電光砲で短期決戦。自機の強化は、装甲と機動力を優先して最大まで上げ、装備の強化は真ボスを含めたラスボス対策に残りのポイントで火炎砲を強化すれば十分かと。道中やボスは装備を使い分ければ初期状態でもどうにでもなる。また、乗組員がやられてもその面をクリアすれば復活するので、全員やられなければ問題ない(ただ、ラスボス前はある程度耐久力を残しておいた方が楽にはなる)。
 HARDまででも気になっていた後から沸いて出る敵がULTRAでは一層いやらしく、何度苦戦を強いられたことか。しかし、自機が通ってきた一本道の後ろからいきなり狙撃されるのは今更ながらどうにも腑に落ちないものが。あと、HARDでもそうだったが、真ボスが画面外に出る頻度が多く、こちらの攻撃が当てられず向こうも攻撃が届かないような無駄な間が何度も繰り返されるのには辟易するものがある。
 ULTRAはクリアしたもののどうにも腹立たしさが残る結果となり、一度クリアすれば十分という気持ちに。というわけで、この作品はこれで一段落とする。

 次は、パッチが公開されてEXTRAまで実装された「KreisReise」(鈍色の空)を再開しようかと。アップデートしてラスボス前のセーブデータから再開してみたところ、見慣れないキャラとの会話が追加されていたので、これは最初からプレイしなおした方が良さそうだと。
 またあの高難易度アクションに挑むことから、今年プレイしたゲームのまとめは「超戦車戦アドベンティア」までになりそうな予感。


2012年11月26日(月) 「超戦車戦アドベンティア」のこと

 というわけで、遂にというか漸くというか、例大祭の新作を一通りプレイしたので、いよいよC82の新作に着手である。1ヶ月後には冬コミが控えているというのにこの体たらく。

 今日は「超戦車戦アドベンティア」(ASTRO PORT)をプレイ。物語的には「蒸気活劇アドベンタム」の続編に当たるが、ジャンルは全方位STGとまるで違ったものに。
 第二次世界大戦終結から2年後の1947年が舞台。見習い新聞記者のルーシィが空飛ぶ円盤を追って世界各地を取材中、日本に寄った際にアマモリ博士(「アドベンタム」火炎砲担当の甥)から超戦車「アドベンタム」を強引に渡されて、世界征服をもくろむ国際陰謀団R団と戦う羽目に。ルーシィは取材中に各国で知り合った仲間と共にR団に立ち向かう。
 操作はパッドが移動でマウスが砲塔の向きの調整と攻撃、武器切り替え。自機が常に画面上を向いているのはこの操作系ではおなじみで、移動と攻撃が独立していることから移動しながら横に射撃や、撤退しながら攻撃を続けるなど、操作の自由度は高い。被弾して耐久力がなくなるか、燃料が尽きる前に固定砲台や巨大兵器を倒すと面クリア。
 自機の装備は3種類で、「アドベンタム」同様選択したキャラによって装備が変わる。戦車砲のルーシィは固定で、散弾砲のターニャ、榴弾砲のジョイス、火炎砲のフリーダ、電光砲のメル(「アドベンタム」から続いて参戦)から2人を選ぶ。また、敵を倒すと入手できるポイントを消費して、各武装や耐久力、移動速度を向上させることができる。
 自機が戦車なら敵も戦車ということで、実在から架空のものまで様々な戦車が向かってくるのだが、発見されなければ攻撃も受けず、また砲塔の死角に入れば攻撃を受けることもない。地形を利用して榴弾砲や電光砲で安全な場所から攻撃を行ったり、敵の死角にもぐりこんで火炎砲で炙ったりと、装備によって戦い方は様々である。

 戦車戦という内容や画面構成、目標が固定砲台など、かの名作「アサルト」を彷彿させるものがある。敵戦車の砲塔の向きを確認しながら有利な位置取りをして攻撃を行うといった、戦車戦ならではの戦いが繰り広げられるが、さすが超戦車だけあって自機の機動力は高く、敵の死角に容易に回り込むことができるのは痛快。一方で、やはり戦車なので自機も砲塔の向きにしか攻撃できないため、囲まれると一気に窮地に陥ってしまう。ならば地道に敵を倒して進めばよさそうだが、自機は燃費が非常に悪く、ゆっくり進んでいると即燃料切れ。というわけで、結構せわしない攻略を求められる調整になっている。やや時間的に厳しい感はあるが、そのくらいの方が緊張感のある迅速な展開が楽しめる。
 面構成は入り組んだ地形が主体で、地形を味方につけるも敵にするもプレイヤーの立ち回り次第。とはいえ、いつも地形の影から狙い撃ちに終始するのではなく、時には正面きって撃ちあったり、機動力を発揮して敵陣のど真ん中を突っ切るような熱い場面も。また、周囲を爆風に巻き込むガスタンクや地下からいきなり敵が現れる罠、引っかかると一斉に砲台が登場するセンサーなど数々の仕掛けに、一部のボスや終盤では背後から迫る攻撃に追いつかれないよう攻撃を掻い潜りながら前に進むといった半強制スクロール面もあり、全24面という長丁場ではあるが変化に富んだ面構成で楽しませてくれる。
 ボスは全て自機の何倍もの大きさがある浪漫兵器。多数の砲台や巨大な主砲を備え、攻撃も雑魚や固定砲台とは比べ物にならないほど激しい上に、見た目によらず素早い動きをするものも。対する自機も機動力を活かして立ち向かうこととなり、巨大兵器との一騎打ちといったお約束の見せ場もきちんと用意してある。ラスボスの展開には唖然とするかと。

 気になったのが、自機の火力が武装により大きく異なる点。火炎砲と電光砲ならばHARDでも力押しで進んでいけたのに対して、散弾砲と榴弾砲ではEASYですら燃料切れの恐れが出たほど。この辺りの調整が「アドベンタム」以上に極端で、正直理解に苦しむところがあった。あとは、敵からの発見が攻撃を受けたかどうかでしか判断できないので、見つからないよう立ち回ることに対する手応えが今一つ。とはいえ、そもそもスニーキングアクションではないし、攻撃を受けても死角に回り込んで倒すといった面白さもあるので、この点はそれほど気にするところでもないが。

 とりあえずEASYからHARDまでクリア。HARDは途中のボスで1回ゲームオーバーになってしまったが、真ボスはぎりぎりのところで倒せた。前述のとおり、火炎砲と電光砲は強化する必要が無いほど強力なので、その分戦車砲と耐久力、機動力に強化を回せばかなり楽に攻略できるかと。後は、時間の掛かる面で消費した燃料を、ボスなど速攻で終わる面でしっかり補充することが重要。あまり敵戦車を倒すことに固執すると、燃料切れが待っている。


2012年11月25日(日) 続々・休日のこと

 昨日と一昨日の呑みの疲れが一気に押し寄せてきた。

 「東方リズムカーニバル!紅」必殺!レーヴァテインのNORMALで金とHARDで銀達成。スピードアップの対処が最大の課題だったが、表を左手、裏を右手と交互に拍を取ることで面白いように避けられるようになった。そして、全面銀以上でおまけ画像2が解禁。これで画像は全て解禁できたので、後は必殺!レーヴァテインとメドレーの金を残すのみ。

 「Takkoman」HARDを開始。敵の攻撃がNORMALとは比べ物にならないほど強化されており、OP面から弾幕の嵐をかいくぐって敵を仕留めるような展開に。1箇所、足場が崩れて散々落とされた場所があり、早速HARDの洗礼を受ける羽目になった。しかし、攻撃が激しいからこそ、グレイズで敵弾をすり抜けて本体に攻撃を叩き込むというスタイリッシュさがより一層際立つわけで、敵の出現位置を把握してテンポ良く倒していけるようになると、その楽しさもNORAML以上に。とはいえ、そこに行き着くまでが大変ではあるのだが。

 とりあえず、例大祭の作品は全てクリアしたので、明日からC82の新作にも着手しようかと。何とか11月中に間に合った。


2012年11月24日(土) 続・休日のこと

 昼前に起床。お腹がすいたのでラーメンを食べたら、いつも以上にお腹一杯に。

 食休みの後、「Takkoman」のNORMALをクリアまでプレイ。初期選択の残り2面はさほど労せずクリアできたが、その後に控えていたワイリータワーに相当する攻雑病院はなかなかに手こずらされた。1面はともかく、2面の強制的に進まされる面と、3面のボスの複合攻撃ラッシュは何度再挑戦したことやら。ただ、この2面はクリアしたら時間全てA評価だったので、とにかくクリアすれば良しという調整だと思われる。
 そして最終面。みんなのうらみとの再戦に続き、ラスボスのみんなのたたりとの連戦となる。みんなのたたりは、どうやら22キャラ分の要素が合体したキャラなのだが、その姿には生理的嫌悪がするほどの狂気が感じられた。キャラのベタ塗りがそのおぞましさを一層際立たせており、元ネタのAAをよくぞここまで昇華させたものだとある意味感心させるものがあった。
 というわけで、とりあえずNORMALはクリア。全面通して手応えのある構成で、ネタに走らなければ相当真っ当な作品になったと思えるが、あえてネタ方面に突っ走ったからこそ得られる謎の感動もあった。高評価やHARDをプレイするかは未定だが、これだけの完成度であれば挑戦せざるを得ないかと。

 その後、フォロワーで同郷のぐりもわさんと呑みに。日本酒をもらったはいいものの、呑めないので引き取り手を捜していたところぐりもわさんが名乗り出てくれたので、渡すついでに一緒に呑もうということになった。
 まずは、ブエナビスタで軽く腹ごしらえおよび軽く呑み。牡蠣のグラタンと牡蠣フライ、そしてタラのアヒージョを注文したのだが、どれも絶品で、二人してあっという間に平らげてしまった。正直、ここだけで今日の呑みは済ませられるほどの品揃えであったが、本来の目的を果たすべく次のお店に。
 次に訪れたのはシガーバーの涛造。この日記にも何度か登場しているお店で、ぐりもわさんも興味を持たれたので案内した次第である。ここでは蒸留酒と葉巻を楽しみながら、気が付けば4時間ほど話し込んでしまい、楽しい時間はあっという間に過ぎるというの実感。ぐりもわさんもお酒と葉巻共々満足していただけたようで、案内した方も嬉しい限り。
 涛造にて姉妹店のDog Fishというブリティッシュパブが開店したとの話を受けて、ぐりもわさんと分かれた後に下見がてら行ってみることに。こちらはカウンターが主体のお店で、メニューもパブらしく軽めのお酒と食事が中心。とりあえずはヒューガルデンの樽生が呑めるだけでも嬉しいところ。瓶ビールの品揃えを増やしていこうと精力的に営業を行っていくようで、都内まで出なくても様々なビールが呑めるようになるかと思うと今後が楽しみである。
 ちなみに、ブエナビスタ、涛造、Dog Fishは同系列のお店。それぞれ特色があって、今後はこのお店を梯子することが増えそうである。

 そんな感じで、連休2日目も呑んだくれで終わるのであった。


2012年11月23日(金) 休日のこと

 昼前に起床。近場の回転寿司屋でお昼を食べたところ、時折胃に痛みが。うむむ、胃腸風邪だと思っていたが、そうではないかもしれない。

 昼食後の朦朧とした頭で「東方リズムカーニバル!紅」をプレイ。朦朧としながらも、MaidsweeperとフランドールマーチのHARDで金取得。フランドールマーチはNORMALで鍛えられたおかげか、NORMALのときよりも遥かに楽に金が取れた。

 そして上京。目的は2つ。第5回秋葉原ビールフェアめしや秀月オフへの参加である。

 先ずは秋葉原で降りてA-Buttonへ。途中迷いそうになるも、何とか記憶をたどってお店に到着。フェア初日ということで、開店20分前でもかなりの行列ができていた。並んで待っていると、明日地元で呑む予定をしていたフォロワーの方と会ってしまい、二人で苦笑するという予想外の出来事も。
 収容人数的に開店後1周目では入店できず、2周目で入店。入店前に身分証の確認を行われたが、まあいろいろあったのであろうと。ビールはいわて蔵ビールの山椒エールを注文。入店前にフォロワーの方から教えてもらい、面白そうだということでそれにした。口当たりは普通のビールだが、山椒の風味が絶妙に効いた後味が癖になる面白い味であった。
 時間的にこの1杯だけにして店を後に。この様子だとGartenも盛況で入店に時間がかかることが容易に想像できたので、そちらはまた後日ということで大崎に向かう。

 大崎駅の西口からしばらく歩いて秀月に到着。Twitterでお誘いを受けての来店であるが、そもそもこのお店との関わりはこちらを見ていただければ分かるかと。
 入店後、主催の若葉さんにご挨拶。店内は既に10人以上の方がいて、ほぼ満席状態(最終的には席数を上回る人数に)。早速、お勧めのねぎまと関西風お好み焼きの豚玉を注文していただく。こちらのメニューはどれも絶品だと噂されていたが、実際食べてみるとその噂に違わない味。特に、豚玉はふわふわの生地と刻まれたキャベツ(この刻み具合がまた見事)の歯ごたえが織り成す食感が絶妙で、最近めっきり食が細くなった私でもあっという間にご馳走様となってしまった。そんな中、周りでも次々と注文が繰り広げられていくのだが、出てくる品々はめしやを謳うだけあってご飯をかき込みたくなる衝動に駆られるものばかり(実際、ご飯と一緒に頼む方がほとんどであった)。そして、注文の嵐の前に完売するメニューも続出。串焼きなど、最後にはあるだけ全部となってしまった程である。
 豚玉も絶品だったが、個人的には玉子焼きを一押ししたい。玉子焼きといってもだし巻きのようなものではなく、ふわふわに焼き上げた玉子焼きで蛸のぶつ切りを巻いたものにだし汁をかけた、明石焼きに近いものである。そのふわふわ加減とだし汁の妙味に、一口ごとに幸せを噛み締める思いであった。
 カウンターから調理している様を見ていたが、どの料理も一手間以上掛けており、その美味しさにも納得。そして、これも話には聞いていたのだが、とにかく安い。この美味しさでこの価格は良心的が過ぎると思えるほど。

 締めのお茶漬けもまた絶品とのことであったが、残念ながら時間的に厳しくなったのでその前に離脱。美味しい料理と笑いの絶えない雰囲気で、非常に楽しい時間を過ごすことができた。「俺、ハウンド!」が生で聞けたのは感激。

 お店的には”めしや”なので食事が中心で、お酒は脇役な感じ。しかし、ビールにはしっかりとギネスが用意してあり、果実酒のような洒落たものも呑めたり(日替わり?)と、こちらも中々にそつが無い。
 料理の美味しさは折り紙つきで価格もお手頃と、高い満足度が得られるかと。近場に寄ったらちょっと足を伸ばしてでも行ってみたいお店である。


2012年11月22日(木) 「東方リズムカーニバル!紅」のこと

 あまり風邪という気がしないのだが、時折胃の辺りに痛みが走るので、きっとそうなのであろうと。

 実は地道にプレイしている「SPACE MARISAR」。ノーミスでクリアできた面から開始できるようになっており、現在8面から開始可能な状況。全18面なのと、15面の難易度が非常に高いので、できればもう少し先の面で開始できるようにしたい。ノーミスでクリアできそうなのは12面と14面。12面はボスの攻略がほぼ出来ている。14面はちときついかも。

 「東方リズムカーニバル!紅」はHARDの金取得に挑戦中。昨日まででパチュリーまでの面は全て金を取得済み。今日は紅魔の休日とレミリアポーズで金を達成。レミリアポーズのレミリア嬢はやはり可愛い。
 HARDの残りはmaid sweeperとフラン。ここまできたのだから全面金達成したいところであるが、必殺!レーヴァテインが今のところどうにもならない。


2012年11月21日(水) 続・「東方紅魔弾」のこと

 午後に事務作業をしていたところ、急に腹部と背中に痛みが。脂汗が出そうなほどの痛みに集中力が維持できないほど。これはちょっと宜しくないと早退するべくいろいろ片付けていたら、結局定時まで居座ってしまった。その後寒気もしたので、恐らく風邪。

 「東方紅魔弾」アイテムを全部集めると最後にフランと戦えるようになった。パチュリーと咲夜さんは戦わずに飛ばして残機を温存し、レミリア嬢とフランは残機ごり押しでクリア。
 きちんと攻略すればボスを全員倒してクリアすることも可能だろうけど、そこまでやり込む魅力が正直感じられなかったので、クリアして一段落とする。


2012年11月20日(火) 「東方紅魔弾」のこと

 実は「Takkoman」よりも先に「東方紅魔弾」(GEN)をプレイする予定だったのだが、パッチがリンク切れだったのでとりあえず報告だけして「Takkoman」を先に開始したという経緯があったりする。

 で、パッチのリンクが復活したので、今日になって「東方紅魔弾」を開始。
 タイトルから連想されるとおり、「東方紅魔郷」を題材にした東方二次創作アクション。面構成は「紅魔郷」に倣っており、システムが横スクロールアクションという内容。
 自機の操作は移動とジャンプ、攻撃にグレイズ。グレイズは「萃夢想」のように敵弾をすり抜けることができ、グレイズ中に攻撃することで上方への攻撃ができる。また、空中でジャンプすることで多段ジャンプとなる。グレイズやジャンプはゲージを消費し、地上にいるかアイテムを取ることでゲージが回復する。グレイズの活用が攻略の軸となっており、特にボス戦では原作同様の弾幕をグレイズを駆使してかわしながら攻撃を当てていくこととなる。
 これが最初の作品ということもあるが、正直「Takkoman」の後では見劣りする部分が多々ある。最も目についたのが自機のもっさりした動きの割に序盤の道中の展開が冗長で、掴みが非常に弱いということ。後半になると、面構成も複雑になって即死トラップも増え、それなりに楽しめるようにはなるのだが、そこまで興味が持続するかどうか疑問である。ボス戦はグレイズを中心としたシステムを駆使する調整となっているのだが、道中にはそれが活かされていないと感じられた。あと、展開が「紅魔郷」に素直すぎて、先の展開の新鮮味に乏しいのも問題かと。そして、音楽ももう少し頑張ってほしい。ループの繋ぎも変だし。

 とりあえずラスボスのレミリア嬢までは到達したものの、攻略はさっぱり見えなかった。道中に落ちているアイテム(フランの羽と杖)を集めるとおそらくEXTRAか何かが解禁されるのだろうけど、コンティニューすると消えてしまうのでノーコンティニューでクリアしなければなさそうである。


2012年11月19日(月) 「Takkoman」のこと

 怒涛の如き仕事の波!労働者達の勤労!今週末にお給金が入るので、若干やる気が向上。

 「Takkoman」(illCalab.)を開始。既に体験版の時点から(いろんな意味で)話題になっていたスタイリッシュ2Dアクションである。
 一応東方二次創作に分類されるであろう今作だが、登場キャラは東方緋想天攻略雑談スレッドが発祥の攻雑クリーチャーと呼ばれるもので占められている。幻想郷と攻雑郷という2つの世界が災厄により1つになってしまった中、たこりんと呼ばれる一人の少女が世界を元に戻すべく目覚めるという物語も一応存在する。その見た目の珍奇さにネタゲーかと思わせておいて、内容から設定から細部に至るまで作り込まれた壮大なネタゲーである。そして、タイトルから連想されるとおり、「ロックマン」の要素も多分に取り入れられたものとなっている。

 スタイリッシュの名のとおり、主人公のたこりんは移動とジャンプ以外に多彩な技や行動を有している。攻撃の主体はその足から繰り出されるキックで、入力方向と地上や空中での位置によって様々な攻撃が行える。その他、溜め撃ちが可能なショット、敵弾をグレイズすることができるダッシュ、ゲージを消費して特殊技を出すスキルが存在する。なお、一部の攻撃にもグレイズ判定が存在する。面構成は「ロックマン」に倣った感じで、起伏に富んだ道中と攻撃を理解して対処しないと到底歯が立たないボスに分かれており、ボスを倒すごとにスキルが増えていく。

 とれる行動が多いので当然ながらプレイしたての頃は満足に動かすことも難しく、また道中もボスも力押しで闇雲に進めるほど甘い面構成ではない。そこを堪えて繰り返しプレイして操作に慣れ、敵の行動を見極めてそこに対して効果的な技を繰り出すというのができるようになると、そのキャラの見た目からは想像も付かないほどのスタイリッシュアクションが展開されて一気に面白くなる。攻略が進めば、(何かが違うと思いつつも)たこりんの華麗で強力な足技に魅了されるかと。ボス戦もパターン性はあまり高くなく、攻撃を見極めて対処しなければならないところに大きな手応えを感じられる。
 キャラの見た目も珍奇とはいえ、中には可愛いクリーチャーもいたりして、こちらもかなりの変化に富んでいる。元ネタはさっぱり分からないのだが、原作とのあまりにも大きな差異がまた面白さを感じさせるものがある。原曲をアレンジしたBGMも流れる場面に全く脈絡がなかったりして、その潔さに却って清々しさすら感じられる。

 ゲーム内容を始め、演出や設定、ムービー、果ては実績にも力が入っており、ゲーム内容とネタ方面両方において徹底した作り込みはいわゆる本気の馬鹿を突き詰めたもので、先ずはその姿勢に喝采をおくりたい。その上で、スタイリッシュアクションが堪能できるシステムと構成に仕立て上げた点は見事の一言に尽きるかと。

 今日はとりあえずNORMALで最初のボスを6体ほど倒したところまで。一番最初に選んだ面(永江食品工場)のボスのイクフライを倒すのに散々苦労したが、そこで鍛えられたおかげかそれ以降の道中やボスは結構すんなりと進むことができた。
 というか、永江食品工場は最初にカーソルが合っていたから選んだのだが、スキルを集めてから挑戦すべき面ではなかったのではないかと今となっては思う。


2012年11月18日(日) 続・休日のこと

 今日は即売会二本立て。

 先ずは、古明地さとり&四季映姫オンリーの地底の読心裁判-再審-。場所が川崎ということで、7時に地元の駅を出発。途中朝食をとったりしながら、川崎に着いたのが9時過ぎ。この時点で列はさほど伸びていなかったので早く来すぎた感があったが、会場間際の列の長さを見たらやはりこの時間に来て正解だった。
 参加サークル数が74ということで、BLACK GATEろしあですまんを皮切りにとりあえず一通り見て回り、後は適当に会場内をぶらつきながら過ごして、なんだかんだで結構な買い物に。iPhone持ってないのに、皆村さんのイラストというだけでケースを買ってしまったり(PCの横にでも飾ろうかと)。
 会場1時間後で公式グッズのトートーバッグとストラップの頒布が開始したのでこちらも購入。トートバッグは前回が黒地で今回が白地ということで、見事に映姫様色となっていた。そして、ストラップのイラストは先日サークル活動を休止したまきのさん。ファンだったので残念に思っていたところにこれは嬉しい限りであった。
 というわけで、今回もさとりさんと映姫様を存分に堪能できた素敵なイベントであった。

 会場を離脱してとりあえず昼食をとろうと大井町に向かおうとしたところ、人身事故の影響で京浜東北線が運転中止。ならば予定変更ということで川崎の適当な洋食屋に入って焼きカレーなるものを注文。残念ながら、「これが焼きカレーか!」と思えるほどの差異は感じられなかったが、美味しかったので良しとする。

 昼食で時間を費やしたら丁度運転が再開していたので、大井町からりんかい線に乗ってコミティア102が開催されているビッグサイトへ。
 この時点で結構疲れていたので、会場では「ノベルゲームの枠組みを変えるノベルゲーム。」(自転車創業)を入手し、Project ICKXの展示ブースで3D表示を体験する程度しか動けず。3Dの印象が「とびだせ大作戦」や「ファルシオン」あたりで止まっていた私には(いくらなんでも古すぎ)、これほど鮮明に3D表示がされることに驚きを禁じえず、これならうっかり3D環境が欲しくなってしまっても仕方ないと思えた次第。その後はようはくさんとゲームやビールの話で雑談を。今回も雑談の内容がゲーム:ビール=3:7くらいの割合。相変わらず充実したビールライフを送っているようで、積みビールも出ている様子。そして、ようはくさんとその仲間内の誰もが口に合わなかったと以前話題に挙げていたビールが近所の酒屋で扱っていることが判明したので、今度買ってみようかと。

 その後、知人サークルと合流して閉会後夕食を食べて帰宅。今日は三食がっつりと外食してしまったので、体重への影響が懸念される。


氷室 万寿 |MAIL
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