雪さんすきすき日記
リサイクル戦術シミュレーション『リサイクルプリンセス』 倒れてもその場で復活するリサイクルSLG。全力で応援中!
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2007年03月25日(日) 「Vampire Castle」のこと

 昨日から今日にかけて、「Vampire Castle」(RezetiA)をプレイ。
 ゲーム内容はショットとジャンプを駆使して道中敵を倒しながら進み、各面の最後にいるボスを倒すという一般的なもの。武器は5種類あり、広範囲に攻撃できるものや敵を貫通するものなどそれぞれ特徴がある。また、ジャンプは押しっぱなしにすることにより滞空時間を長くすることが出来る。

 と、システム的には本当に普通の2Dアクションなのだが、この手のゲームの肝である面構成が非常に良く練られており、作者の2Dアクションに対する思い入れが伝わってくるようであった。特に、敵の配置がなかなか絶妙であり、武器の選択や攻撃時の位置取りなどを考えて対処しなければならない場面も多い。そのため、敵を蹴散らして進むという爽快感は薄いものの、しっかり攻略を立てて手堅く進むという攻略の楽しさは大きいものがある。
 一方、ボスは何種類かある攻撃をランダムに行ってくるので、個々の攻撃に対する対処をその都度立てなければならず実力が問われるのだが、正直なところ運頼みなところもあった(笑)。この辺りは繰り返し挑んでミスの確率を減らすような動きをとるよう攻略するしかないであろう。まあ、ボスの攻撃パターンを固定化すると詰まるところ作業になってしまうので、一概にどちらが良いとは言えないが。

 実は、同人2Dアクションは比較的低難易度のものが多いという印象を持っているので、この作品も気楽にプレイするつもりであった。ところが、最初の頃は確かにまったりと進めていたのだが、2面辺りからそんな感じでは太刀打ちできないことに気付き、慌てて取り組む姿勢を正した次第だったりする(笑)。
 とはいえ、難易度は5種類も用意されており、低難易度ならば敵の耐久力や攻撃を受けたときのダメージがかなり低く設定されているので、2Dアクションはちょっと苦手という人や初心者でも楽しくプレイできると思われる。逆に、NORMAL以上は2Dアクションをある程度プレイしている人でないと苦戦するかもしれないが、とにかくプレイヤーの間口はかなり広く設定されているように感じられた。この辺りの配慮も好印象を受けた。

 というわけで、見かけとは裏腹の硬派な内容で、2Dアクションの楽しさを存分に味わえる良作であるといえよう。

 難易度NORMALで全面クリアしたのだが、追加になった高難易度面の古代遺跡は、いわゆる「洞窟物語」の地獄のようなものであるがかなり手応えがあり、2Dアクションが好きならばより楽しめるはず。


2007年03月24日(土) 呑みのこと

 昨日は会社の懇親会。くじ引きでPSPが当たってしまった。正確には、1位のデジカメが当たって、同じ部署で2位のPSPを当てた人と交換する交渉が成立したわけだが、ともかく無料でPSPが入手できたわけである。しかし、何をプレイしたら良いのやら。ガンダムが駄目なので、とりあえず「EXIT」と「LocoRoco」辺りか。

 そして、今日は友人と呑み。こういうときは日記のネタが産出されるのだが、寝て起きると大抵忘れてしまうので、眠気に抗いつつ何とか日記に記すつもりである。
 で、日記の席で最初に出た話というのが、政治と文化と宗教。呑みの席の話としては一般的には些か不適合かもしれないが、我々の間ではこれが普通なので問題無し。とはいえ、その方面に全く疎い私はアルカイックスマイルと「なるほどなー」で凌ぐしか無いわけだが、非常に分かり易い口調で参考にはなった。
 あと、国語の試験によくある「傍線を記した部分について作者が述べたかったことを記しなさい」という問題の意義について確認が取れたことは大きな収穫であった。この設問は当時全く意図が分からずに大抵空白で済ましていたのだが、実は作者の意見と自分の意見を同調させる必要は全く無く、作中の流れやその作品が書かれた時代背景等を考慮して理詰めで答えを出すことにより、表現力を養うという意図があったわけである。この日記を付けて5年目にして漸くその意図に気付いたのであるが、文章を書くことはおろか読むことすら怠っていた当時の自分が理解できなかたのは当然といえば当然であろう。

 解散後、ジュースみたいなカクテルで蓄積された欲求不満を解消するべく、久しぶりに地元のバーに寄る。およそ4ヶ月振りの来店にも関わらず顔が覚えられていたのは嬉しいところ。
 で、そこのバーテンダーが葉巻にはまっているということなので話を聞いたのだが、葉巻はそれを作るための手間もさることながら、保管時における温度湿度調整等愉しむ為に相当の手間をかける必要があるということ、またその歴史や文化も併せて消耗品に成り下がった紙巻煙草とは全く別物であるということに衝撃を受けた。また、紙巻煙草はそれこそ一口か二口で灰皿に捨てられてしまうのに対し、葉巻を堪能するには1〜2時間も要するということで、非常に贅沢な嗜好品であるということを思い知らされた。私は煙草は全く吸わないので葉巻も当然ながら吸えないわけだが、この話を聞いた限り葉巻が吸えないことは人生でお酒が呑めない位損をしているような気をしてしまったわけである。

 人生は楽しんだ者勝ち。出来るだけ多くの楽しみを享受しようではないか。


2007年03月22日(木) 「大神」のこと

 「大神」クリア。箱舟内でボスラッシュとは何とも粋な計らいではないか。武器が強化されているので初めて対峙したときよりも楽に倒せるものの、ボスの躍動感溢れる動きを見ると初戦時の興奮と緊張が蘇ってきて嬉しく思ったものである。

 しかし、ラスボスはかなり失望させられた。この無機的な外観と動きで、「大神」の世界から「ゲーム」をプレイしている現実に一気に引き戻されてしまった。いや、その前の塔から箱舟までの流れからするとこれもありなのかもしれないが、今までのボスはおろか雑魚よりも劣る品格なので全くと言っていいほど盛り上がらない。結局、その後のエピローグまで取ってつけたような感じがしてしまい、スタッフロールの時点では完全に冷め切ってしまった。

 というわけで、箱舟までは手放しで褒められる内容であったが、締めの部分がどうにも納得いかない作品であった。筆神様の活躍を描いた作品が画龍点睛を欠くようでは、笑い話にもならないであろう。

 あと、月の民の話が出てきたのでカグヤがどう絡んでくるか楽しみだったのだが、結局出てこなかったのが残念。実はカグヤが全ての黒幕とかだったらかなり凄い展開になっただろうに。

 東方お絵かき掲示板5の2742が凄すぎ。この発想にはただ感服するばかりである。
 で、フジヤマヴォルケイノの元ネタを調べてみたところ、あまりにも衝撃的で言葉を失った。こんなのが走行して犯罪にならないのか(笑)?


2007年03月21日(水) 休日のこと

 午前中に会社に行って15分程で用事を済まし、午後からずっと「大神」、時折小町の新刊通販。「大神」は箱舟まで。どうもここが終着点らしい。

 みずたたきのトップ絵の輝夜、印象的な陰影は水炊きさんの本領発揮といったところであろうか。過去絵置き場が出来たのも嬉しいところ。


2007年03月20日(火) 続・「TAILS GEAR」のこと

 明日の東方不敗小町3に行こうかと思っていたのだが、昨日うっかりプレイした「TAILS GEAR」のせいで寝不足気味なため見送り。

 その「TAILS GEAR」だが、デモプレイが付いた体験版Ver.0.71が公開されたので早速落としてデモプレイを見てみた。なるほど、こういう意図だったのかと納得。そして、恐らく私のプレイ内容は意図していないものではないかとも思った。
 で、そのリプレイ。高速移動ほとんど無し、コンボ全繋ぎ、シールド無しで2面終了時608万。道中はアドリブ三昧だし2面ボスで逃げに入っているので、まだ伸びる余地は十分にある。見てもらうと分かるが、道中は下手にパワーアップを狙うよりも遥かに楽に進んでいる。ボスはボーナス狙いでシールドを使っていないが、使えばもっと楽に倒せる。
 完成版で3面以降どのような展開になるかは分からないが、スコア狙いならこういうプレイに落ち着くのではなかろうか。


2007年03月19日(月) 「TAILS GEAR」のこと

 今日は「大神」を進める予定だったが、BLUE&WHITEの新作「TAILS GEAR」の体験版が公開されたとあってはそちらを優先しないわけにはいかないであろう。というわけで、早速ダウンロードしてプレイ。

 が、正直なところ作者の意図するところが全然見えてこないので、感想は保留。パワーアップは本当に必要なの?

 やはり「大旋風」であったか。ノーマル2面ボスで1ミスして、410万まで出た。


2007年03月18日(日) 「大神」のこと

 結局、秋葉には行かずに昨日から今日まで「大神」三昧。現在、28時間経過して鬼が島が終わったところ。クリアまで50時間ほどかかるそうなので、まだ6割くらいなのか。先は長い。

 それにしても、ゲームを進れば進める程、このゲームの豊かな表現力には驚嘆させられる。何しろ、この歳にもなって目の前で繰り広げられている映像に現実味が湧かないことが度々起こるのである。そういう時は、まるで子供の頃に見た昔話のアニメーションが再現されているような錯覚を覚えるのだが、これは紛れも無いゲームであり、操作しているのは確かに自分自身なのだから、本当に物凄いゲームである。このような表現に関する衝撃は「バイオハザード」以来であろうか。

 しかし寒い。3月にもなって炬燵に入りながらゲームをプレイする羽目になるとは。


2007年03月16日(金) 呑みのこと

 今週は忙しくて、忙しくて、忙しくて、思わず3回も繰り返してしまう程の忙しさであり、ゲームはおろかネット巡回と寝床で東方同人誌を読んだこと以外特記事項の無い一週間であった。精々、Amazonで購入した「絶対笑ってはいけない温泉宿」を見て大笑いした程度であろうか。
 とはいえ、今週末は先週末とは異なり落ち着いて過ごせそうなので昨日竜次氏を呑みに誘ったのだが(以下、超意訳)、

「私との呑みとアイマス、どっちが大事なの!答えてよ!」「アイマス」

 というわけで、今日は一人で呑むことに。いや、彼を責めることはできない。例えば、
「私との呑みとレミリア嬢とのきゃっきゃうふふ、どっちが大事なの!」
「私との呑みと咲夜さんとのきゃっきゃうふふ、どっちが大事なの!」
「私との呑みと(好きな東方キャラの名前を入れよう)との(幸せになれる単語を入れよう)、どっちが大事なの!」
と問われれば、答えは明白であろう。まあ、そういうことである。

 明日は傷心を癒すべくうっかり秋葉にでも行ってしまいそうだ。


2007年03月11日(日) 休日のこと

 昨日は0時位に寝て、11時頃起きて、会社に行って昨日の残務整理して、ラーメン食べて、14時頃帰宅して、寝て、17時頃起きて、「大神」プレイして、22時頃寝る予定。
 すなわち、1日のうち16時間を寝て過ごした訳で、昨日仕事をいろいろ片付けたおかげで精神面での安息を得ることは出来たものの、肉体面での安息を得るにはやはり寝るしかないのであった。


2007年03月10日(土) 「幻想のアヴァタール」のこと

 今日は定時前に出社して、半ば朦朧とした頭で液クロのメンテナンスを始めいろいろと片付けてきた。それはもう後憂の無いよういろいろと。ちなみに、液クロの不具合は外れのカラムを引いたことが原因のようであった。在庫のカラムも同じく外れのロットであるため、現時点では根本的な対処が不可能と判断し、何とかピークの位置をずらして対処。
 そして、勤務表を入力して気が付いた。先週の日曜の試験は休日出勤扱いだったので、今週は実質一週間休日無しだった。それで普段の勤務と同じペース配分では、思考が鈍くなっても偏頭痛が出ても口内炎が出来ても仕方ない。

 「幻想のアヴァタール」(べにたぬき)体験版をプレイ。
 楽観的で頼りない霊障専門の探偵と、その周りの物の怪達が織り成す伝奇物語。人と物の怪との物語というと、夢来鳥ねむの「物の怪らんちき戦争」を思い出すが、構図的には結構近いものはあるかも。
 プレイして驚いたのが、グラフィックの美しさ。まず、プロローグの鮮やかな紅葉からして、今までプレイしてきたVNの中でも群を抜いて印象的であったほど。その他、生理的嫌悪を抱かせる程の少女の霊も、ほのぼのとした日常の描写も、表情豊かな立ち絵も、どれも同人VNとしては他と明らかに一線を画している。スクロールを活用した効果的な演出も併せて、各所で見られるグラフィックへの評判も素直に頷ける質の高さであった。ただ、通常の場面と性的描写の場面との落差が目立つのは否めないかも。
 物語はプロローグの後、先ずは主人公の探偵業としての活躍の描写から始まる。しかし、主人公は万能無敵ではなく、少女の霊相手に相棒の妖猫の力を借りて辛くも勝つように、能力は決して高くない。そんな頼りない主人公の所に一人の少女が霊障の解決を依頼に訪れることで物語の本筋に入っていくのだが、この相手は明らかに主人公の手に余る存在。そこで最初は断るものの、様々な経緯を経て最終的にこの依頼を引き受けることとなる。ここで体験版は終了するのだが、実力を遥かに上回る強敵に、主人公が周囲の協力を得ながらどのように立ち向かうのか、そしてプロローグとこの物語がどのように繋がるのか、今後の展開が非常に気になるところである。
 あと、好印象だったのが伝奇物によくある難解な言葉に対してのヒロインの反応。一般人らしく素直に「よくわからないと」言ってくれると、理解できなくても話を読み進めていいことが分かり、プレイする側も安心できる。しかし、まさかVNでおまけとはいえブロック崩しをプレイする羽目になるとは思わなかった(笑)。
 というわけで、完成版は必ずやプレイするべきこの作品、応援バナーを張って完成の日を心待ちにすることに。そして、応援バナーは当然これ(笑)。

 しかし、最近はまた面白そうなVNが増えてきたので、取りこぼしの無い様気をつけないと。というわけで、忘れないよう覚書。
・「ですろり」(機械式少女
・「終末症候群」(LEANGATE
・「ABYSS -殺人クラブ-」(FESTIVAL
・「コトノハデカダンス」(スロウスターター
・「My iMMortal」(NobleWind
・「刻無」(熱血屋
 まだあったような気もするけど、とりあえず。


氷室 万寿 |MAIL
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