雪さんすきすき日記
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2010年02月14日(日) |
「リーサルクライシス」のこと |
絶賛ぐったり中。いや、昨日29時まで起きていたのが悪いのだが。
「リーサルクライシス」は漸く14Bの500万の課題を達成。 装備はムラマサ、ヴィヨルム、7WAY、S-フルオート、オートリベア。チェーン数がスコアの倍率に影響するので、点数の高い敵を最後に回すようにしたら上手くいった。あとは、当然ながら敵はちゃんと倒さないとスコアが入らないということで、硬い敵はチェーン数を稼いだ後にちゃんと止めを刺すようにした。 その後、序盤の面でちょっとスコアを稼いで、スコアの合計も2,000万を突破。ちゃんと稼げば2,500万くらいはいきそうだけど、とりあえず「リーサルクライシス」は一段落。 というわけで、「リーサルクライシス」についてちょっと振り返ってみようかと。 舞台は空と地との間で戦争が続く世界。かつては1機で全世界の兵力に匹敵する性能といわれた自律戦器「クラリーノ」が、1通のメールを受け取ったことから物語は始まる。プレイヤーはクラリーノを操作し、世界を破滅の危機から救うために戦っていく。
基本的には横視点のアクションゲームなのだが、「アサルト」と呼ばれる独特の操作系による、自由度の高い空中戦を楽しめるのが最大の特徴。アサルトとは攻撃力を伴う防壁を纏いながら空中を自在に動くことができる、攻防を兼ね備えた高速移動であり、攻撃や回避、移動などほとんどの行動の軸にアサルトが位置する。したがって、このアサルトを使いこなすことがそのままこの作品の楽しさに繋がる。高速移動ということで最初は制御に戸惑うかもしれないが、操作間隔を把握すればアサルトで敵の攻撃を跳ね返しながら肉薄、攻撃を叩き込み撃破後アサルトで即離脱というような電光石火の戦闘や、ボスと空中で交差を繰り返しながらの一騎撃ちなど、空を舞うかのような機敏で華麗な戦いが楽しめるようになるであろう。 さらに、バーストと呼ばれる操作をすると、移動や攻撃、回復などの自機の能力が大幅に向上。その圧倒的な性能差にボスですら相手にならないことも。ただしこのバーストモード、一旦使用すると体力が全回復する変わりに徐々に減っていき、解除するにはその面をクリアするしかないという両刃の剣である。とはいえ、そうでもしないととてもゲームにならないほどの性能と、新たに時間との戦いが加わることで、ゲーム展開が高密度なものに変貌。圧倒的な攻撃力と疾走感、そして緊張感はこれこそ「リーサルクライシス」の真の姿といえるもので、痛快無比という表現が実に適切かと思われる。各面とも開幕バーストでクリアできるように調整されているので、このゲームをプレイするならば、是非とも全面開幕バーストでクリアを目指して欲しい。
もう1つの特徴は、多様な武器や装備によるカスタマイズの自由度の高さ。カスタマイズできる部位は多岐に渡り、それぞれに多種多様な装備が用意されている。各面の内容に応じたカスタマイズを考えて実行し、結果が出たときは大きな手応えが感じられるし、好みの装備で戦っていく楽しさもある。また、組み合わせにより単体のときよりも遥かに威力を発揮する武器等もあり、かなり奥が深いところである。あと、武器は使用頻度に応じてレベルが上がるのだが、初期状態と最高レベルとでは性能が激変するのも少なくない。各武器共最高レベルまで上げてその真の性能を評価しておくと戦闘や次に述べる課題の達成で役に立つかと。 そして、このカスタマイズと密接な関係にあるのが各面に用意された課題。課題はランクDからSまで5段階に分かれており、条件を達成すると新しい装備が追加されたり自機の体力等が向上するので積極的に達成していきたいものである。そして、課題の中には特定の装備でないと達成が困難や不可能なものもあり、ここでカスタマイズが重要となる。例えば、この日記の上に書いてある14Bの500万の課題もその1つだが、カスタマイズが見事的を射て課題が達成できたときは高い達成感、充実感が得られるであろう。 武器のレベル、課題ともいわゆるやり込み要素も兼ねているので、これらを達成していくのもまたこの作品の楽しさの一つである。
物語の展開も注目すべき要点。何故クラリーノが1通のメールで所属する空を敵に回してまで単独で行動することになったのか。世界を破壊しつくす殲滅兵器の正体とは。その先にある真実は。彼女を取り巻く戦器や人物達の想いは。そして、「リーサルアプリケーション」とどう繋がっていくのか。話が進むにつれて明らかになっていくこれらの疑問から、クラリーノが本当に目指していたことが分かるであろう。 また、「リーサルクライシス」にはクラリーノ以外の戦器が登場するのだが、彼らは単なる戦争の道具ではなく自律した存在であり、人間と同じかそれ以上に人間らしいところが会話の端々から見受けられる。彼ら自身もまたこの作品の魅力の1つである。
と言う感じで、独自のシステムによる魅力と物語の見所が満載の、正に大作。アクションゲームが好きならば絶対にプレイして欲しい作品であるし、アクションゲームが苦手な人には操作の敷居が高いかもしれないが、それを乗り越えるだけの価値があると言える。 そして、この作品をプレイするならば、予め「リーサルアプリケーション」をプレイしておけば、より物語を深く楽しめるであろう。現在、大雪戦のサイトでフリーで公開されているのだが、こちらも名作なので是非ともプレイして欲しい。
ここまでいつもの感想。ここから先はクリア後の雑感。 武器でお気に入りは、 ・ブレード:ゴーストフルーレ、ウィッパー、クラリティ ゴーストフルーレは敵を切り刻む演出が大好き。ウィッパーは攻撃範囲の広さで、クラリティは攻撃力の高さでお世話になったので。 ・アサルト:ヴィヨルム 使い勝手からいけば一番、というか他が微妙なものが多くて… ・ショット:ブルーウィスプ ブルーウィスプは最初は使い物にならないと思っていたが、レベルを上げてロックオンサークルなどと組み合わせると大化けしたので随分活用した ・チャージ:ハウリング 敵が密集したときに放つととても気持ちよい。WW戦のサウザンドアイズとか特に。 ・カスタム:ロックサークル、フローター、S−フルーオート ロックサークルは便利すぎて本当にお世話になった。フローターは自然落下の心配が無くなるのが精神的に嬉しい。S−フルオートは、スローダガーや7WAYと組み合わせると山ほど弾が出て見た目が楽しすぎる。
クラリーノが目指したのは守りの盾。地の攻撃を無意味なものにする程の強固な盾。そして、最強の戦器ではあるがこちらからも破壊はしないという姿勢を見せることで和平に繋げ、ひいてはこの世界を守ろうとした。とても遠回しで大変なことだが、力のある者だからこそ出来ることでもある。そして、彼女にとって守るべき世界は空も地も関係なかったのであろう。だから、犠牲者を出来るだけ出さないこの方法を取ったのだと思う。 しかし、結局空は彼女の想いなど意に介さずに地を徹底的に叩くための対地殲滅兵器を開発してしまったわけで。相手の殲滅が本意でないマスターが地に亡命して抑止力で対空殲滅兵器を開発したのは当然であろうし、それくらいしか出来ることは無かったといえる。で、一応レミニスもアップリカも思考核は戦闘に消極的だったのだが、WWが加わって事態は世界の破滅を迎える程最悪の状況にというのが今回の顛末ということか。 クラリーノはレミニスに自分の想いを伝えて消えてしまったが、その想いがちゃんと伝わっていることは「リーサルアプリケーション」のレミニスを見れば明白であろう。 で、どこをどういじったらレミニスはあんな能天気になるんだ(笑)?
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