雪さんすきすき日記
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2007年02月23日(金) |
「TSUGUMI黒」のこと |
「TSUGUMI黒」(モーニングブレッド)なる同人ソフトを虎の通販で見かけたのでとりあえず購入。 散らばった洗濯物を回収するという3Dアクションで、各面にあるゴールに辿り着くのが目的。5ステージごとにボス戦もある。
何か、プレステ初期の様なグラフィックで、MSXの頃の3Dアクションをプレイしているような感じであった。もっさりした動きに分かりにくい距離感、そして勝手の悪すぎる視点に終始耐えながらのプレイとなる。また、敵との戦いも、自機の動きが鈍い割に敵は逃げながら飛び道具を撃ってきたり攻撃範囲がこちらよりも広かったりと、これまた鬱憤が溜まる戦いを強いられる。が、こちらはサイドステップを活用すれば対等に戦える、というかサイドステップの利用が前提のバランス調整となっている(ボス戦など特に)。また、後半になれば強い武器や便利な道具が入手できるので楽になるのだが、逆にいえば序盤が一番辛いという典型的なパターン。 というわけで、耐えて耐えて耐え忍ぶことに対して、課題を解決したときに感じる喜びが遥かに上回る人以外には決してお勧めしない作品である。公式サイトに体験版があるので、購入するか否かはそれをプレイしてからでも遅くはないかと。
いや、いろいろと頑張っているし、ゲームの雰囲気とか挿し絵とか体力ゲージのセンスとか良いところもあるのだが、いかんせんゲーム自体がプレイヤーに相当な負担(主に精神的なもの)を強いるのはやはり辛い。自機や敵に影があるだけでも距離感が掴みやすくなって、印象は相当変わると思うのだが。
しかし、クリアラーの私はこういう作品にも達成感を見出せるので、ノーコンティニュークリアくらいまでは頑張ってみるつもり。
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