雪さんすきすき日記
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2006年04月20日(木) 「クレセントペールミスト」のこと

 残るはナイトオブナイトメア(別名たまのようなねぎモード)。バージョンが1.0bのままなのも何だか癪なので、1.0dに上げてプレイ。
 で、攻略スレで話題に上っていたバニッシュだが、そのやばさは1.0bの壊滅並み。大抵の人型のボスは開幕ターゲッティング→バニッシュ×nで楽勝。じじいの体力が一撃で1/3減るのはいくらなんでも減りすぎだし、5面のソレイ3ですら、ほとんど攻撃を受けずに終わってしまった。
 というわけで、バニッシュのおかげでナイトオブナイトメアをクリアして、全難易度クリア達成。

 というのを月曜くらいに行い、さてこれで一段落したのでこのゲームを振り返って感想を書いてみるかと思ったのだが、仕事が急に忙しくなって帰宅後即寝てしまったり、無限旋律で紹介されていた「東方文花帖」感想に打ちのめされたりと、まあいろいろあって今日まで延びてしまった次第。

 で、改めて「クレセントペールミスト」について感想のようなものを。

 とにかく主人公を操作するのが非常に楽しい作品。主人公の動きが躍動感に溢れており、ダッシュでの移動が、敵に連続で攻撃を叩き込むのが、三角飛びで壁を登るのが、ボスをダガーでターゲットした後にロウランヴェルドを打ち込むのが、あらゆる操作に爽快感が伴う。だから、以前の日記に記したとおり、マップの中を迷って彷徨い続けるだけでも楽しいのである。また、主人公がとることのできる動作は決して少ないものではなく覚えるのは大変ではあったが、それらを上手く組み合わせることによって生じる、文字通り桁違いの攻撃力や通常では考えられない程遥か彼方まで辿り着くことのできる機動力等潜在能力の高さは、一度体験してしまうと常にそれを引き出そうと躍起になる程魅力的である。
 そして、その主人公の潜在能力を存分に引き出す為の面構成がまた素晴らしい。恐らく、プレイしたての頃は誰でもマップが広すぎると不満を持ったであろう。しかし、それはまだ操作に慣れていない頃の話であり、慣れてくればこの広さが主人公の能力に合わせたものであり必然であることを理解する筈である。マップに仕組まれた仕掛けは、単純な操作の組み合わせから、応用に応用を重ねる複雑なものまで多岐に渡っており、プレイヤーの挑戦意欲を引き出させるものばかり。横道に逸れれば逸れるほどこの作品の本当の姿が見えてきて、益々深みに引き込まれていく。まあ、私は途中で挫折して剣聖の証の浮遊能力に頼りっぱなしだったが(笑)。
 また、この作品も東方シリーズのようにほとんど一人で作成されているためか、世界観を始めシステムや音楽、グラフィック等全ての要素が非常に良く纏まっており、上に述べたアクションゲームの基本である主人公を操作する楽しさを存分に堪能できることも相まって、完成度は極めて高いといえよう。
 ただ、惜しむらくは攻略スレで散見されたように、全難易度をクリアして全アイテムを集めてしまうとゲームをプレイする目的が途端に希薄になってしまうことであろう。スコアは始まった瞬間に永パだし(笑)、タイムアタックは主人公の操作、特に攻撃面が相当制限されてしまうので、楽しいかというと疑問である。個人的にはスコアシステムをもっと詰めて欲しかったところ。

 といったところで。

 ピタゴラ装置動画集をローカルに保存。いや、面白いわ〜。


氷室 万寿 |MAIL
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