雪さんすきすき日記
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2006年02月21日(火) 続・「スグリ」のこと

 「スグリ」をクリアしたので、一緒に購入したサントラを聴く。「スグリ」の曲は名曲揃いであるのは言うまでも無いが、長いものが多いのもまた特徴的。特に1面ボス曲などはループなしで6分もあり、ゲーム中ではとても全部聴けないことから、サントラでゆっくり聴けるのは有り難いことである。まあ、ogg対応のプレイヤーがあれば済むのだが。

 さて、「スグリ」であるが、その魅力的な世界観とは裏腹に、設定についてはほとんど公表されていないのが現状である。そもそも、何故主人公の名前は「スグリ」なのであろうか?「スグリ」を造った人はどのような想いを込めてこの名前を付けたのであろうか?

 というわけで、以下妄想。

 「スグリ」といえば、先ずは赤い小さな果実が生る植物が思いつく。スグリの赤い目がその果実を連想させるので、そう名付けたのであろうと先ずは安直に考えてみる。
 次に、植物といえば花言葉である。スグリの花言葉が人々の想いに通ずるところがあったのかもしれない。そこで、スグリの花言葉を調べてみたところ複数存在したことから、それぞれについて考えてみた。
1.期待感
 これは分かりやすい。正に人々の期待の具現化ということであろう。しかし、通常こういうときは希望という表現を使うはずだが、果たしてまだ次の手があったので期待程度で済ませたのか、それとも希望という言葉が出てこなかった程絶望的な状況だったのか。
2.私はあなたを喜ばせる
 これも分かりやすい。1.の期待感とほぼ同義であろうが、造り手としての驕りが見えなくも無い。この期に及んでも、人はまだそこまで自惚れることもできるはずだから。
3.あなたに嫌われたら私は死にます
 ある意味、これが一番相応しいといえよう。人の自らの行いに対する悔恨と反省が込められており、謙虚な姿勢が伺える。
 また、「スグリ」を変換すると「選り」となる。それ以外に、「優り」「勝り」と書くこともできる。いずれも「スグリ」の生い立ち、能力、立場を表しているといえよう。
 まあ、「スグリ」の目の色がスグリの実を連想させたというのが一番真っ当であろうが。

 というわけで、また一つ歳をとるべき日にヱビスを呑みながら妄想に耽るのであった。

 妄想ネタをもう一つ。ボスとの会話中、スグリが最後まで見せなかった感情があったと思ったのだが、これは再度確認してから記すことにする。


氷室 万寿 |MAIL
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