アルテミスの日記
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2011年04月29日(金) うつろひ

お前の その 心臓めがけて 一撃を放つ
そんな妄想に取り付かれて

僕は毎夜 夢におぼれ
恋しい 愛しい お前

そして 憎い お前

一撃は赤い血を流す
其の流血に 涙をこぼす 僕の夢は・・

愛しいお前を手にかけるすべてを
光る世界を其の一撃で壊してしまう其の瞬間を

恋焦がれながら そして 恐れている。

愛するものを手にかける恍惚とした暗闇に
何を夢見る

いつか 話していた あの光る湖面の天使の輪が
僕の暗い望みを燃やし尽くしてくれるか?
呑みつくしてくれるというのか

そんなことを考えながら 
けれど 愛しい光の君を やはり 壊せない。

安堵しながら 怒りと哀 愛しさと 憎しみと 抱きとめながら
僕は 年を重ねる

憎しみが いつか きざはしに変わる 其の瞬間を
慈しみと 希望への きざはしに 変わる 其の瞬間を 
僕は 僕は・・・

いつか 暗澹たる淵の底から
星の囁きに 手が届く 瞬間を・・・

僕は 僕は・・・


2011年02月07日(月) 封印された記憶

うちの両親は ほとんど 民放見せてはくれなかったし
はやりの 番組も知らずにいても どの道 いじめられっこの私には
話をする相手はいないから 関係なかったし
まま 話せたとして
話題のひとつ かみ合わなかったかも

それでも 流行歌くらいは 皆が 歌っていたりして 聴いていたから
知らないわけじゃない

やっぱり 痛むなあ・・・
でも 多分 あの頃の事が鮮明に甦る事には意味がある・・
辛いのはもう いやなんだけれど・・・
あのころの記憶が近づいてくると 死にたくなるから・・
嫌なんだ。
あのときの自分が見えて あのときの世界が見えて
死にたくなるから
あのころの自分を抹殺して 今の自分も消してしまいたくなる。

多分 それは忘れていた記憶 なかったことにしようとしていた記憶が
向こうから 近づいてきた証拠・・・

私にも封印した記憶がある。
靄のかかったようで でも 思い出したくない 事だけはっきりしている記憶。
長い事 放置し 触れなかったけれど・・

そろそろ おいでなすったかな?
まだ 早いよ・・と 思うから 早々に 退散しよう・・
どんな事だったのかも 形にならないでいるほうが 幸せな事だってある

思い出すことだけが 回復じゃない。
心の傷は 触れずに 直せるものなら それが 本当は 一番望ましい。
だから できれば 私は 思い出したくないし 思い出すつもりもない
それでも 靄のかかった記憶という形ででも 私に存在を
それとなく知らせることは・・・ 

成り行きのまま・・ 封印は封印のまま 眠らせていたい。
もし それが 破られる必要があるのなら
私が どれだけ 避けても いつか 思い出すだろうけれど・・


2011年01月01日(土) 切ない話

知人のお宅にお邪魔していたときのこと・・・
目の片隅を何かがよぎった・・・ あれ? 私は 目がちょっと しょぼついてるし。。。と
気にしないでおいた。
それから しばらくして また 片隅をなにかが 走った

え??? え???? 

私は 正直 日常に はっきりいつも 見える人じゃないのだけれど・・・
たま〜〜に 変なことに巻き込まれる。

また それでも 無視してみた

ささ〜〜〜っ またも 片隅を黒い影が通った。
ん〜〜〜〜〜 ん〜〜。 なあ〜〜〜 どうしようなんて・・ 考えて

思い切って 切り出した。 あんまり こんなこと するもんじゃないのだけれど・・
とても親しい身内みたいな 知人でもあったし・・・ とても気になってしまって・・・見えた・・・とは
いわなかったけれど・・
つい・・・ いかんな。。。

その影の人のなくなった日がどうも 近辺のような気がしていたので・・
「今日は ○月○日ですが この近辺に命日の親戚の方・・・いらっしゃいますよねっ」て。。
たずねてみた。 無論 おもむろにというわけにもいかず うちの 正月前の先祖供養の話に乗せて

顔を見合わせた知人。

おじいさん。。。と答えた 知人とそのお母さん。。
どうも。。。 なんていうのか 

お母さんのお舅さんが 前々日だったか 命日だったそうで・・
当主でもある でも 別居中のお父様が どうも あんまり 手を合わせる人ではないらしい

お母さんは 非常に こまかく ご先祖様を 拝む人なのだけれど・・・

でもって・・ 当の お父さんも どうやら なくなった おじいさんを 夢に最近見たらしい

単純に お墓・ 単純に ご供養・?と 話は 続きそうだと みんな思ったかな・・・
でも 私には そう思えなかった

私の目の片隅を通り過ぎた 影の人の話を直接出せないけれど いろいろ話していたら 
姿が ちょっと浮かんできたり・・・
小さな おじいさんが見えた。 頭のはげた ごま塩の 白のシャツとズボン下の 背の低い人
せかせかする様子は すこし 若い時  ちょっと 老いてからは 猫背で 歩き方も ちょっと小また
でも せかせかと 歩いてる。

生前今現在の当主である息子に 近寄りがたかったと 聞いたけれど・・
この人自体が とても 心配というのか さびしそうに見えた。
自分のことを 思い出してほしいというより 晩年になって 別居して 分かり合えない 家族を
なんとなく心配しているような気がして しまった。


私にいえるのは・・ そんなたくさんのことじゃない。
人影を見えたなんて はっきりと いえもしないし・・・
ただ その姿の答えあわせを して なんとなく きっかけを作って
私のそういうちょっとした へんな癖知る 知人その人に 簡潔に その旨を伝えた
思うところ 感じるメッセージは なにくれとなくあったけれど

私は ミディアムではないし おこがましくて そんなこと なにもいえない
ただ・・・ 心配しているのではないか さびしいと思っていること の二つを 伝えるだけで。いっぱいだった

それぞれの家に それぞれの事情がある。 
私には なにも 言うことはできないけれど 見えた おじいさんが さびしそうだったこと
伝えた。 彼らは 別居していることで 知人は父親と お母さんは 夫と それほど 遠くなったとは思わない。
(私のその知人とお母さんは同居し お父さんと別居している)
そして 当主であるその人自身は長男とおなじ棟の家にすんでいるのだし・・
ただし 二階と一階でほとんど干渉なしのくらしのようだね
けれど・・・ 離れてすんでも 毎日 それとなしにたずねてくる

若いころから 怒るばかりで 身勝手で 自分の痛み以外は わからない方だったというけれど・・・

すこしづつ 丸くなっている  まだまだ それはやさしいというには  程遠いし だれも近寄りがたいのは事実だろうな・・
でも 確実に 寂しさのにおいが 強くしていて 切ない。

ながい年月の生き方を いきなり マイナスまでは持ち込めない ゼロにだって もっていけないと思う。
それはすこし 柔らかになるだけだ
でも それでも それを 認めるか そうでないか・・・  違うね。 
いろいろと働きかけ続けていくことを あきらめてしまうことも・・・ わかるけれど・・・


人が分かり合えないのは つらいね。 
そして 誰かを 心配する 誰かを見たとき・・にんげんっていとおしいっておもった。
生きていても 死んでいても・・・

どうか その家族が なんでもいい もう一度 よりそいあいたい家族を 夢見れたら・・と思った

知人は 今年 53になる 
そのお母さんは83になった。 
いくら長生きの家系でもおじいさんも102歳でなくなったのだから 
時間は短い・・・ やさしい 時間を 少しでも もってほしいね。




ただ・・ 本当に 私は それを みたのだろか? 
ただの 幻だったのか・・
かりに まったくの幻でも 離れた 人と人とが つながってくれたら ・
いのるしかないよね


2010年12月25日(土) 消化不良

だな・・・・

職場でのやり取り 確かに 人と付き合うのが 下手で

嫌われやすい人っている。どんな場所にもいやがったり 嫌がられたり・・

私も嫌いな人いるしね。

あんなこというから きらわれるよね・・という人もいる。

でも やっぱり いやだな・・・

後ろでこそこそ言わないで

私だって きっと こそこそ 言われるほど 悪いやつだよ。

それに 悪いけれど 貴方だって 上手に表面うまく あわせられてるだけで

中身は たいして違っていないと思うよ。

面白がって オブザーバーみたく 見ている人も

陰で言う人も 上手に 人付き合いする人も 

気遣いも 上手で

空気を読むのも上手かもしれない。 

嫌われる人間は たしかに 空気も読めなくて 人に嫌われるような

こともしているのかもしれない。

でも・・ あなた方達だって ただ 要領がいいだけジャン。

やっていることは 貴方達の嫌いって言ってる人とどこか違うの?

本当に親身になってるつもり 正義の味方気取りで 成敗するみたいに

色々する人も  陰に回る人たちも 結局 要領いいだけジャン

私も 要領悪いんだ。 あなた方の大嫌いなタイプの人間だと思う。

手元は見えない 気遣いはダメ  空気も読めないだろうし 

人にものを伝えることの 下手さは 目を覆うばかりのもの・と自覚してるし

鈍いしさ・・ 人との距離だって測れないくらいに思われてもいるだろう。

でも 悪いなりに 時間はかかって なんとか 人との距離も測れはじめているし

それなりに 自分の内側にすじだって 見えてきた。

どんな人にも 可能性はある。 どんな可能性もある

気遣いのできる人間にはなりたいし 思いやりを持った人の手元の見える人にもなりたい 

でも私は 要領の悪い不器用な人間のほうがすきかもしれない


と 私のひとりごと・・・でした


2010年10月11日(月) 痛み・・・

心の痛みは何にたとえられるのだろう
身体の痛みではないのに どうして 痛みととらえてしまうのだろう
悲しみ 苦しみ

切ない心の形はいつも痛みに動く

そしてそれは きっと悲しみの裏にある怒りの 仕業なのだ
怒りが心を傷つけていく
傷つけられた痛みが 血を流す

その血は赤いのだろうか?

不安に負けないで
痛みに負けないで
愛を思い出して
勇気を思い出して

皆生きていけるのだから・・





寂しさ・・・

幸せの中の寂しさは
きtっと貴方の中にある 幸せの記憶
記憶の中の よろこびは いつも美しい
だけれど その美しさの中に
バラのとげのように 潜むとげがあることを忘れてはならない
それが

いつか 貴方をゆっくりときずつけるのだ
思い出に頼っては ならない
思い出にすがってはならない

貴方の中の暖かな思いでは 貴方を勇気付けてくれるにしろ
貴方を なぐさめてくれるにしろ
ときに貴方をひどくきずつけるものでもあるのだ

あなたが 今を生きている以上
全てのときから 解き放たれて 今を みつめるしか
貴方を幸福にするすべはないのだということ
忘れてはならない


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