アルテミスの日記
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きつい・・の一言・・
再試験決定・・ ま あの体調で受けた試験がそれでも ある種の進歩を見せたのは驚きだけど。。それでは実際の世界では足りない。でもラストチャンスでももう一度 私の手に チャンスが来た。帰国したい 切望は 自動的に流れていきそうだけど・・
でも自分の心の警告に今度は従いたい。私の夢が流れてしまう。 これは いまだに私のしたいことなのか? と思ったとしても私にしてみればそれ以外に思いつかないのなら・・
やっぱり大事にするべき夢なのだ。初心に帰る・・というのとは少し違うけど はじめのポイントに戻ってみたほうがいいかもしれない。 ねむの木の・・・ を見たとき 私は養護学校に行きたいって思った・・ ねむの木にあこがれて・・・
精神療法の園芸作業療法・・・ ねむの木に行って見たい。 私の夢の根源・・。帰国したら行ってみようか? ねむの木に勤めてみたいのか??
そうしたら・・あのときの私がよみがえる?? あれから・・もう30年近い年月がたってる。
あれはいまも 私の夢? 心弱っている人・・いろいろな立場で辛い人たちのそばに居たいって言うのは・・・?
でも 確かに・・私にはそれしかない。その為に、その夢があるから 私は、自分を自分の心を投げ出さずに、生きてきた。気持ちを超えて・・。
今もしたいの?の疑問もあるけれど・・確かに 私はその夢のために、辛さを振り切ってきた。浄化とも昇華とも自分ではいってやりたい・そんな大層な事できたって思わないけど 心はそれを望んで必死だった・必死で生きてきた。
強くなりたい やさしくなりたい。
それがどこまで 果されたか・・それはわかりはしないけれど・・・ それでも 死ななかったのは その夢がどこかで 私の心に 消えそうになりながらでも しっかりと その姿をはっきりと見せていたから・・
今の・・私は 未来が見えない。自分が食って生きていけるのか? 一人で生きて行けるだけの、強さも経験も技術もある?? 将来をとても憂えてる。けれど・・・それでもここから逃れるわけにはいかない。命を絶つことも簡単ではない。 生きるのだ と生まれてきて・・それを断つこと・・・それはやはり、私にはできないよ。
周りでは悲しいニュースが流れ飛び交っている 新聞でネットの中で、いとも簡単に命のやり取りが いとも簡単に自分の命を流している。
私は・・・自分の生がどれだけ・・無様かそして・・・私の心がどれだけ弱いか知っているけど。世の中に住みたいなんて思えないけど 人としてまともに生きていけるなんて 思えない・・
でも 生き物としての生・・潰す事はできない。 この無様な姿のまま 生き抜けるか、わからない弱さのまま それでも進むしかない。
命が尊いとか・・自分が愛してるものたちの死を考えるからじゃない。 ここに存在し続けてる。それが・・無になる 客体になる・・ わからないから・・。自分から 存在を捨てるだけの 一種の強さ?も・・そんな絶望の強さもない。 無気力といえば・・そうなんだろう。 自分の命に手を下すほどの決心も私にはない。ただ それでもひたすらに 這ってでもこのままの生をつづけるだけ・・
いつかは引き剥がされるように存在の世界から 客体の世界に連れて行かれる。それだけ知っていれば 十分ではないだろうか・・
息切れしながら それでも天を仰いで ただ時をやり過ごす。人間になれる日を夢見て・・自分を抱きしめながら・・
成長なのかそれとも退化なのかわかりはしないけれど でも それでも 少しでも上に上がれるよう 少しでも人間的に強さを・・やさしさを
夢のためでなく 今は生きていくために・・・
与えられる 情報が バラバラで どちらに従えば正式に合格だといわれ・・ いや 違うといわれ・・ どちらも 正式なオフィスの 意見で・・ 振り回されてる。 合格だといわれて舞い上がり・・ 今の私 やっぱり 仮合格すら 失いかけている。 もう駄目・・ 一人で 頑張るんだって わかってる・ でも 今は いや・・ 休みたい 何も考えず眠りたい。
逃げられるだけ 現実から消えていたい・・ つかれきっているよ。私 ずっと 生きていけるの? いきないと駄目なの?駄目・・ 生きていかなくちゃ・・
。。もう 疲れてる。 貰っても今まで飲んだこともなかった薬だけど・・ 今日は頼りたい・・
何年かぶりにこの地で医者に行って そして今日 本当に何年ぶりに・・薬を飲みたいって思ったのだろう。 ODなんかじゃないけれど・・ 規定の量しかのまないけれど・・言われた量しか飲まないけれど ODしていたときと 重なる気がして・・ とても抵抗がある。
私の中に・・ この苦痛な状況から逃げ出したいってそんな気持ちがあるから・・ 薬は 不安を消しはしない。 わかっているけれど・・
規定の量でも 之はODなの? ただ・・ 眠って 忘れたい。 もう何年も薬を飲んでない私の体は ただの一錠でも 強い眠気をくれると思う。
先生の言われた量は 3錠 私・・ 今日は 3錠飲んでみようか・・ それとも 一錠?
今まで飲まないできたんだけどな・・ 単なる不安 どうやって向かえば良いのか・・
出された薬でも・・結局は ODだって 思う私には 逃げたいってはっきりとした 意識があるから・・・
悪い結果からでたその後処理に向かう 不安・・・ 逃げ出したい気持ち・・ OD の量じゃなくても OD?
頭痛はひどい・・ 休んでも良いって思う でも 生きていこう・・ 休んでも良いから・・・ よく 耐えてるよ 休んでも良いからね・・・ でも・・ 力でないな・・
でも 今こそ 辛いね って・・抱きしめてあげなくっちゃ・・ 私が何だか 何もかにも悪いって思いそう・ 今 そうおもいかけてる。
違うよ。 私・・・。 そんな風に思わないで・・ 今日は 日が悪いだけ・・
何だか 天国と地獄 行ったり来たり・・ やっぱり上に上がるのは 大変だ・・気持ちはしっかり 地獄にいます。
2003年06月18日(水) |
ナルニアに添えて・・ |
懐かしい思い出・・小学校の低学年で読み始めた ナルニア物語・・ ライオンと魔女 銀のいす 魔術師の甥 カスピアン王子の角笛 馬と少年 最後の戦い 朝開き丸東の海へ・・ 心ときめかせて 本の虫にしてくれた、魔法の本・・。瀬田さんの訳がとても美しく 原語のムードそのものを伝えている事が本当によくわかったのはここに来て 原語のナルニアに触れたから。
昨日はルイスファンデーションもメンバーでルイスがナルニア物語を生み出した家に行った。50年間変わらない庭・・
そして その前の小さな美しい森・・これも ルイスをしのぶため ナルニアを思うために 保存がされていて・・ けれど50年前のナルニアの生まれたときにはきっと幼かったであろう森・・
家の中を見るのに時間があったのでピーターの好意で森も散策・・。 いきなり目の前に沼が開けた。 胸が躍った一瞬だった。
ここでもしかしたらあの泉を思いついたの? 尽きない疑問と 綺麗な鳥の声に、背中を押されるように歩いた。
50年前と変わっていないとされるフロントガーデンはつるバラがトレリスに絡んで綺麗だった。 リシマキアプンクタータの黄色 へメロカリスの渋い赤 セージの紫・・ 例えようもなく感動した。
この庭を森を歩いて 日々を送ったルイスは戦時中に子供たちの教育に自宅を開放し 子供たちに話をしていたという。そして 自分の友達の母親をその友亡き後に自宅に招いて一緒に暮らし面倒を見ていたという。
彼は裕福な家庭に生まれた御曹司だったけれど、心もまた豊かで。だからこそあんな素敵な胸の躍る話をかけたのだと納得した。 ルイスファンデーションの人間もナルニアに取り付かれた人たちで上は70過ぎのおじいちゃん下は 20台のお嬢さん でも驚いた事に殆ど昨日の参加者は男性だった。
ここでこのシーンは生まれたのですかとの質問にも目が輝いていた。 案内をしてくれた人がバリバリのアメリカ英語を使うのに少しばかり、がっかりしてしまったけれど・・ それでも嬉しかった事には変わりなくて・・。
オクスフォード大の セントヒルダスカレッジでのディナーもおいしかった。 ノーザンライトを書いた(黄金の羅針盤?)もオクスフォードの人間 あのトールキンの話も飛び交った。 鏡の国や 不思議の国のアリスを書いたルイスキャロルもこの地の人間で・・
私が何処にいるのか もっと自覚がいるのかなとも思った時間だった。
ナルニアの最後の結末は失敗だと教授は指摘するけれど 私は あれほどの満足を覚えたエンドはないと思う。 私たち子供が失望のない優しい結末で・・ そしてその中には 現実に対する思いや それから 死は恐れる物でなく、ただくる物だという事 けれど それは 逃げた挙句にくる物ではない事・・沢山のことを与えてくれたと思う。
フィリッププルマンなどは 悪魔の終わり方 なんていっているようだけれど・・笑。 晴れてあの中に登場した人間ナルニアにかかわった人間が 彼らの世界に送り返される事なくナルニアで 例えようもない美しい生活に入っていったあの終わりは 私には 本当にため息の出るほど うらやましいと子供ながら思いそして 良かったねと 手をたたいて読んだのを思い出した。
ナルニアは 決して 天国ではないけれど でも たまねぎの皮のようにむけば新しくなり その新しい国は さらに古い国よりも大きく という考え方は人間の成長にも話をかけているのかなって 今はおもっている。
私は 児童文学がとても好きで今更に自分がその世界に没頭できるのだとちょっと自覚して嬉しかったりした。 そして マニアックなナルニアファンに囲まれて その話しに入っていける自分がちょっぴり嬉しかった。
素敵な曲・・サラ ありがとう
Some say love, it is a river That drowns the tender reed Some say love, it is a razor That leaves your soul to bleed Some say love, it is a hunger An endless aching need I say love, it is a flower And you its only seed
愛は川だと言う人がいる 若い芽を溺れさせるから 愛は刃だと言う人がいる 魂に血を流させるから 愛は飢えだと言う人がいる いつまでも続く痛々しい欠乏だから 愛は花だと、私は思う そしてあなたは、そのたった一つの種 It's the heart afraid of breaking That never learns to dance It's the dream afraid of waking That never takes the chance It's the one who won't be taken Who cannot seem to give And the soul afraid of dyin' That never learns to live
傷つくことを恐れる心は いつまでも決して、踊れるようにならない 目覚めることを恐れる夢は いつまでも決して、賭けに出ることができない 奪われることを拒む者は 与えることすらできない そして、死ぬことを恐れる魂は いつまでも決して、生きていくことを知らない When the night has been too lonely And the road has been too long And you think that love is only For the lucky and the strong Just remember in the winter Far beneath the bitter snows Lies the seed that with the sun's love In the spring becomes the rose
夜があまりに寂しくて 道のりがあまりに長いとき そして、愛なんてみんな 幸運で強い人だけのものだと思ってしまうとき 思い出してほしい 冬の雪の奥深く 眠っている種が、太陽の恵みを受けて 春には、薔薇の花を咲かせるのだと
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