a hermitage

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2012年06月26日(火) 親ばかです

仕事帰りに、チビタの寮まで行ってきた。

来週習字の昇級テストで、
その用紙とか届けに。

ついでに、食パンも持って行った。

寮の朝ごはんは、パンの日とご飯の日があって、
パンの時の食パンが激マズなんだって。

うちにいる時はずっと朝はトーストで、
私がヤマザキが苦手で、
倹約しても食パンだけはパスコの超熟!って決めてて
それを
「食パンなんてどれも一緒」
と、冷めた顔で言ってた。

でも、この間帰ってきた時に、
「食パンの味に違いがあることがわかったわ」
って。

始めの頃は
「あんまし美味しくないなー・・」
くらいに思ってたけど、
最近耐えられなくなって、
週末の買い物で自分でパンを用意しておいて
それを食べてるって。

他の寮生もそうしてる子が多いって。


今私は、近所のパン屋さんの食パンにはまっている。
ちょっとしか焼かないらしく、
行っても売り切れの時もしばしば。

チビタが帰ってくるし♪と
焼き上がり時間をチェックして
用意しておいたその食パン、
「うめ〜〜」
と食べてる姿を思いだし、
お昼休憩を焼き上がり時間に合わせて、
猛ダッシュで買ってきて
差しいれたというわけ。


過保護だな〜と思うけど
何の楽しみも無く頑張ってるのに、
食べるものくらい、
豪華でなくてもいいから、美味しいものを食べさせてやりたい。



この数日メールもくれなくて寂しかった。
試験前だからなのか、
だんだん親離れしていってるからなのか、
仕方ないなと思ってたら、

満面の笑顔で迎えてくれて、
帰る時は、見えなくなるまで見送ってくれて、
(いつもはさっさと部屋に戻って行く)

やっぱ チビタかわいい!!!
世界一かわいくていい子だだぁ!
どんなに親ばかと言われようと、
「うちの子世界一かわいいです!」と
叫び続けるぞ!






2012年06月19日(火) 京都行きのつづき

夏期講習の話の続き・・・


ビジネスホテルで庶民生活を体験させたいトモ君ママと、
少々の違いなら、
せっかく京都まで行くんだし、良いところにしようよという我が家。


あんまりしつこく、こちらから言うのも何だし、
予備校から詳しい案内が来てからでもいいか、
と思っていたら、
トモ君ママから、今度は電話がかかってきました、

『夏期講習のホテルのことだけど〜・・
 京都駅構内の「近鉄」にしましょうよ♪』


え?ええええ?
ビジネスホテルはどうなった?
貧乏体験はどうなった??


『手配をいつもお願いしてる旅行会社に相談したら
 ココがいいって勧められたの♪

 グランビアより近いわよ、いいでしょ?』


う、うん、どこでもいいけどさ・・
近いのがいいなら、
私は「新都」もいいなって思ってたんだけど?
予備校の真横だから、
初日はチェックイン前に荷物預けて、
最終日は授業終わるまで荷物預かってもらえるし。
朝食も美味しそうだし。


『新都は古いからダメ!!』


一言で却下・・・

貧乏体験はどーなったーーーー???


『京都はよく行くから知ってるの、
 あの辺りは晩御飯を食べるようなところがないから
 どうしても駅の中に食べにいくことになるのよね、
 だから、駅構内の近鉄がいいのよ!』


晩御飯、何を食べるつもりなんだ???

うちは、吉牛とかコンビニ弁当で十分、
なか卯があるといいな〜って考えてたんだけど、
「うちの子に吉牛なんて!!」なのかな。。。


『で、ツインじゃなくて、シングルで2部屋取ったから』


え???
別々の部屋なの?
なんで?
“一緒に行こう♪”って、普通一緒に泊まるんじゃないの?


なんでも、アドバイスをされたのだそうだ、
【受験は一人で闘うもの!】と。

ママが付いて行くと子どもは甘えてしまうから一人で行かせなさい、
と言われたんだって。
だからついて行くのをやめて、
その代わりチビタが一緒に行くことが条件にしたって。

ツインで同じ部屋にお友達がいると
一人で行かせた意味がなくなるから、シングルにするんだって。


受験は一人で・・・って、そういう意味なのか?
ちょっと違う気がするんだが・・・

予備校の席は指定制だし、
そのうえホテルの部屋も別々って
なんのために一緒に行くのやら。


んで、
『実は近鉄は3連泊とれなくて、
 1日目は別のホテルなの。
 うちも使ったことがあるホテルで安心だし、
 そこも駅構内だし、いいわよね?♪』

えええ???
なにそれ???

めんどくさいし、連泊出来る所にしましょうよ〜
と言ったけれど、
それも、「仕方がないでしょ!」と、
一言で却下。


「お任せします」と言えば
『ちゃんと一緒に考えてよ!』

意見を言えば、
聞く耳持たずに即却下、

もー、どうしろと???



結局、トモ君ママが押さえてくれたホテルでうちは異存なし、
条件は“朝食付き”だけ。
・別々の部屋
・途中ホテル移動あり
がOKかは本人に決めさせる、
ってことになった。


チビタに報告すると、
「えー!
 別の部屋って、何のために一緒に行くん?
 それにホテル移動ってめんどくさすぎる!
 
 イオちゅん、それでOKしたの?
 トモ君ママってそんな人なの???
 優しそうな感じなのに意外〜
 
 もしかしてトモって、
 そうやって何の意見も認められずに
 全部ママに決められて生活してんのかな?

 大学、都会は嫌いだからココにするって、
 もしかしてママが決めたんじゃないの??

 かわいそうになってきた・・・
 けど!
 こんなめんどくさい旅はいやだ!
 トモに交渉する!!!」


そして数日・・・

チビタから、話しあった結果の報告がありました


「何言っても変えてくれそうにない、
 トモ君ママの案でいいよ。。。」


ホテルの移動はめんどくさいけど、
「このホテル使ったことあるよ」
って話のタネが増えると思うことにする、

一緒に旅をして別の部屋に泊まるってどういう感じなのか
貴重な体験をするチャンスだと思うことにする、

私たちはめちゃめちゃ前向きな親子だ(T△T)


でも、

こうなったら、
 “ごめ〜〜〜ん、時間間違えた〜”
 と、違う新幹線で行く、

 朝食に誘いに来たら
 “ごめ〜〜〜ん、オレもう食べてきた”
 と、さっさと予備校に行く、

 晩御飯に当たり前のように高級食事処に誘導されたら
 “ごめ〜〜〜ん、オレラーメン食べてくるわ”
 と、別の店に行く、

など、ことごとく別行動で、トモ君に“一人”体験をさせてやれ!
と、けっこう意地悪なことも考えている。

過保護でどこでも送迎、べったりな我が家だけれど、
チビタが一人でもなんでも出来ることも、
寂しいとか不安とか思わないことも知ってるから
私はぜんぜん平気。



さぁ、どんな旅になることやら?






















 


 



2012年06月11日(月) ついて行きたい、京都。

この夏、チビタさん“予備校デビュ〜”♪

某“第一志望はゆずれない”予備校の夏期講習を受けに
はるばる京都まで。

いや、譲ってますが?第一志望。
第三志望が繰り上がって第一になってますが、何か?
そこも、センター次第では譲りまくっちゃいます状態ですが?




元々は、行く気なんてなかった。
遠いし。

DMが来ても、開けもせずに捨てていた。

学校で、トップ争いしてたトモ君に
「行こうかと思ってるんだけど」と相談された時も
「ふぅん、オレは興味なし」
って答えてた。


数日後、
トモ君のママから、私にメールが来た。

「チビタくん、夏期講習行かないの?
 トモが行きたいって言ってて、
 チビタくんが一緒ならいいかなと思ってるんだけど」


チビタに言うと、
「行くなら○大対策を受けたいけど、
 学校の休みと合わないし・・・」

どーしよっかなー・・と
あまり真剣に見てなかったDMを良く見ると、
エクストラが英数とも無料じゃないか!
ちょうど行ける日にエクストラがあるじゃないか!

でも〜
得意科目受けてもね〜・・
行くなら苦手科目受けたいし〜・・

悩んでいるところに、
ちょうど保護者向けの講演会があり、
去年に引き続き、元駿台講師・現近大の屋木先生と個別にお話しできる機会があった。
そこで、
「エクストラのモニター生ってのが来てるけど、
 得意科目にわざわざ行く意味ありますか?」
と、聞いてみた。

答えは
「せっかくタダなんだし、お薦めします。
 エクストラは一定以上の成績がないと受けられません。
 周りはみんなそれが得意な子です。
 そこに行って、“デキル”と思ってる鼻をへし折ってもらってきてください。
 井の中の蛙と気付いて来て下さい。」

そっか〜・・ってことで
行くことに決めた。


トモくんママに「行くことにしたよ」と連絡。

とても喜んでくれた。
ママはついて行くつもりだったらしい。
でも、トモくんに「やめてくれ」と言われて、
一人で行かせるのは心配で心配で、
チビタくん一緒に行ってくれないかしら?と思っていたとのこと。


ついていくってどーよ?
受験の日ならわかる、
予備校の夏期講習くらいに???
って言うか、
センターもついていく???
センターはみんな一緒にココの大学で受けるんでしょ??
ついていくの?
前期試験じゃなくて???

よくわかんないけど、
ママも笑いながら言ってるから、
冗談だろう、子どもにかこつけて京都旅行しようって思ってただけだろう
と、思ってたんだけど。。。


で、泊まるところだ。

トモ君ママから
「1泊5千円位のビジネスホテルでいいでしょ?」
との打診が。

えー!
ツインにすればもうちょっと足せば小奇麗なところに泊まれるよ〜
グランビアのツイン朝食付きにしようよ、
1人1泊あたり9500円だよ〜。

「学生なんだから贅沢はさせちゃだめよ!」


トモ君のパパはお医者様。
「勤務医だものたいしたお給料じゃないのよ〜」と言いながら
すごいマンションで
トモ君は県外から通って来てて、
ママも行事やらなんだかんだで月に数度は高速使ってこっちに来ている、
つまり、
お金持ちだ。


なんでそんなに無理やり貧乏体験させたいのか。。。
お金持ちの考えることは、よくわからん。


チビタは
「オレ、ビジネスホテル絶対やだ!
 どうせ行くなら、親がいいって言ってくれてるなら良いところに泊まりたい!
 イオちゅんがママを説得できないなら
 オレがトモを説得する!」


チビタは贅沢に出来ている。。。
育て方が悪かったのか、と、時々思う。。。









 




2012年05月27日(日) 頭痛う

「病気で倒れる」って、どういうことを言うんだろう?

字のまま、「ウッ!」と倒れ込むことだろうか?
それとも、日常生活が無理なほどに寝込むことだろうか?



先々週ごろから、頭痛がしていた。
毎日残業残業で、
食欲は無いし、食べなくても別にそれでも構わない質で、
でもでも、
それが原因で過去心身ともに壊して、
それはイカン、食べなきゃ!と
とりあえず何でもいいからお腹に詰め込み、
(お弁当なら良い方、
 菓子パンだったり、カップヌードルだったり)
そのままソファで寝てしまい、
気付けば夜中の3時4時!

こんなとこで寝てちゃ疲れがとれん、
布団で寝なきゃやばいやばいと、
着替えもせずに布団に這って行くものの、
その後はなんだか寝つけず、
30分ごとに目が覚める感じで、
「あーーーー、お風呂入んなきゃいけないしー」と
7時ごろ這い出して朝ぶろ。

朝ぶろで、なんとなく気分がすっきりしちゃうんで
またその日も残業しちゃったりして・・・


こんな繰り返しで


・・・


三日寝込んだ。




それまで、頭痛がしても、薬なしでなんとかなってたけど、
月曜から、飲まずには我慢できなくて、
朝昼晩と飲んだ。
火曜は、飲んでも痛みが引かなかった。

水曜はお休み。
頭痛はしたけど、気分転換すれば大丈夫!と思って、
母と電話でバカ話して、
エステで脱毛して(まだ行ってる^^;)
美容院行って・・・

夜、まだ頭がガンガンしてる。

「ま、いっか、
 明日行けば、金土日と3連休〜♪
 GWに出勤した分、連休になるように代休貰ったもんね〜♪
 遊びに行くぞ〜!
 (土日はチビタの病院だけど!)」

と、無理やりテンションあげて布団に入ったら・・


う・・

ううう・・・

かなりヤバい感じの頭痛が・・・

なんかもう、
寝れば治る、とか、頭痛薬で、というレベルじゃない痛さ。
もちろん、眠れやしない。

「明日は休んで病院行こう・・・
 MRIだ・・・
 紹介状がいるのか?
 じゃぁまずかかりつけ医?
 いやいや、そんな悠長なこと言ってられない、
 少々費用かかっても、直に大きい病院行こう!

 入院の支度はして行くの?
 即手術とか???

 付添いしてくれる人なんていないよ、
 着替えとかどうすりゃいいんだろ?」


いろいろ考え、
木曜は仕事欠勤。

でも、病院にもいけやしない。
とにかく頭が痛くて、自分で出かけるなんて無理っ!
薬を飲むために起き上がるのがやっと。


金曜日、
昨日よりは、少〜〜〜しはマシになり、
「吐き気は無いし、大丈夫かもしれん、
 きっとただの片頭痛だ片頭痛だ片頭痛だ」
と、思えるように。
でも、まだ動けない。

夕方、やっと動けるようになり、
かかりつけの医院に。

先生は、
「吐き気やしびれは?無いなら大丈夫だから。
 ひどい片頭痛だろう、
 また寝てないんでしょ?」

「うん、寝てない、
 寝付くことはできるけど、1時間おきに目は覚めるし、
 何かに追われてるような“寝てる場合じゃない”って気分で
 ぐっすり眠れない」

って、わーーーーって泣いた。
この頃、通院のたびに泣いてる。

先生に 大丈夫大丈夫って聞いてもらって、
じーさんばーさんに混ざって肩と背中に電気あてて、
入眠剤を貰った(今までの倍量になってた)




仕事のしすぎと不摂生からくる疲れ、
それもあるけれど、
それより、
その前の週末、
精神的にかなり参ることを言われて、
それがかなり堪えて
張り詰めていたものがぷつんと切れたんだと思う。


なんでだろう。

夫を亡くした女は、みな不幸で惨めに生きてなきゃいけないのか?
旦那さんのいる人より劣っているのか?

そんなに同情され、
憐れんでもらわなきゃいけないのか?


自虐的に笑ってやり過ごすにも限度がある。

10年かけてやっとフタをした色んな思いを、
かさぶためくるどころか、
ナイフでえぐり出す、
それどころか、新たな怪我を負わせてやろうとしてるんじゃないかってくらい
無神経なことを言ってくる。



もう どーでもいいや と 夢の中の出来事のようになっていた、
「あの日」の生々しい画が、一気によみがえった。



チビタが帰ってくる週で良かった。
宿題をしてるところを後ろから抱きしめ、
ふわふわの髪に顔をうずめていたら、
すごく落ち着いて、
頭の中で脈打ってた痛みも、すーっと引いて行くようだった。







 


2012年05月06日(日) キャンパス

連休も終わりですね。
いかがお過ごしでしたでしょうか?

3日に、チビタと大阪まで行ってきました、
大学を見に。


いやはや、すごかった!
私は大学なんて、地元のしか見たことが無く、
「都会の、しかも私大なんて見ちゃうと、
 子どもは地元なんて眼中に無くなるよ」
ときいていたが、
まさに!
「すげーーー!」と、私が浮かれてしまった。

チビタはわりと冷静。
「建物とかどーでもいい」って。。。


近頃、大学は郊外に移転することが多く、
そんな中地元の国立大学は珍しく街中にある。
便利だ。

それが普通だと思っていたから、
郊外って、通うのが不便じゃない?
下宿は探せるの?
と思っていたが、
「郊外」のレベルが違った。

「郊外」でも、ココの「街中」より都会じゃん!!!
これだから田舎者は困るのよね^^;

都心に出るのも、公共交通機関が充実してるから、すぐそこって感じだし。




志望校をこの大学にするかどうかは別として、
チビタは、東京に行きたい!というのは辞めたみたいだ。

「とにかく、どこでもいいから国立の医学部に入る!」と決めたらしい。


去年卒業した仲の良かった先輩が、見に行った大阪の大学を第一志望にしていて、
でも、前期が残念で、
後期は「え!?そこ!?」というとこまでランクを下げて現役合格にこだわった。

それを聞いて、チビタも考えたみたい、自分も「現役で」と「医師になる」ってことを優先すると。



今日は模試で、早々に寮に帰って行った。
決意を証明できるような結果を出してほしい。。。




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