麻綴り
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2006年10月02日(月) 中国GP。

いや〜 すごいレースでした。
最後まで気が抜けなかったわ……

6位スタートで、まさか勝てるとは思わなかったけれど、
また奇跡を見せてもらいました。

こういう感動を味わわせてもらえるのも、今年限りかと思うと
ちょっと涙が出そうですが……

一番うわっと思ったのは、1コーナーでフィジケラを抜いた瞬間ですね。
イン側に飛び込んで、ズバッと。
グリーンにはみ出てたじゃない……

感動しました。

しかし……
天にも味方されましたね。
あの雨がもうちょっと早く来たら、どうなっていたか。
天を味方につける、そこまで含めて、実力ともいえると思いますが。

私はひたすらエネルギーを送り(あやしい?^^;)天に祈っておりました。

願わくば、鈴鹿も天気がもってほしいです。
ドライで真っ向勝負希望。


2006年09月10日(日) しみじみ……

全然信じてなかったんですよ、ミヒャが引退するなんて。

でも、先週、朝日新聞の夕刊にまで「引退か」とか出てしまって、すべてがそっちへ流れていくのを見て……
ええっ、本当なの、と。

その段階では、ずーんと落ち込んでしまって這い上がれない気持ちでした。
その日は、お葬式帰りだったしね……
無常観? 諦念? 

ずっと続いてほしいものが、やはり続かないということ。
すべてのものに終わりがあるということ。

つらくて、悲しくて……

結局、翌日にバッチフラワーエッセンスの「ワイルドローズ」をペットボトルに入れて飲んで、ようやく少し立ち直った感じでした。

(ワイルドローズ:無力感、現実は変えられないと諦めている→バイタリティと人生への興味)

まあ、週の後半、ずっと悶々としていたわけですが、
なんだかね……
今日のモンツァのレースを見ていたら、ああそうなんだ、とじわじわ身にしみてくる感じでした。

危ういスタートとか、ここぞというところでのダッシュとか、ピットインでトップに躍り出るとか……
まことに彼らしいレースでね。

そしてゴールした後の、チームの雰囲気……
そうか、そうなのね、という感じがひしひしと。

ひとりひとりのスタッフと抱き合って、すべてを味わい尽くそうとするかのような彼の姿を見ていたら、
喜びというより、しみじみした万感の思いが感じられて。

記者会見で、彼がカメラ目線になった途端に、
あ、来た!と思ってしまいました。
やっぱりそうなのか……と。

これが最後のモンツァでのレース。

そうなのね。

10年前、娘を産んだのが、モンツァの週末、金曜の朝でした。
そして、日曜日に、ミヒャがフェラーリで優勝して。
嬉しくて嬉しくてね……
あれから10年がたったなんて、信じられないけれど。

永遠に続くような気がしていた日々には、やはり終わりが来るんですね。


今日のレースを見ながら、ああ、私はやっぱりミヒャが好きなんだなぁと、自分の想いを再確認しました。
ホントに好き。

まあ、いろいろ言う人はいるだろうけど、
私は心から好きだった。
あまりにもひたむきな、レースと勝利への情熱。
常に前向きな態度。
受け答えが優等生すぎておもしろみがないと昔は言われたものだけど、そのじつにまっとうな考え方が、私は好きだった。

セナ亡き後、すべてを超えて、重圧に耐えて、ひたすら走り続ける彼に共感して以来、私はF1という世界にのめり込んできました。
それは、F1が好きになったというより、
むしろ単純に、彼の魂に惹かれたということの結果でした。

今にしてみれば、魂が魂に触れて、共振したということだったのかもしれません。


カメラ目線……
テレビの向こうから、こちらをまっすぐ見つめて、「今がその時」と語りかける彼を見ていたら、
「ああ、そうなのね」
と、その言葉がしっくりと胸にしみいってきました。

いいよ、きみが決めたことなら、きっとそれが最善なんだね。
これまで、たくさんの時を、たくさんの感動をありがとう。
感謝して、送り出すよ……

やっと、そう思えました。
寂しいけどね……。


本当は、最後に一目、生でその走りを見ておきたいのだけれど。
それはかないそうもありません。

でも、いいんだ。
負け惜しみではなく……
岡山で、鈴鹿で、
目に焼き付けた感動のシーンの数々は、私の一生の宝物だから。

ありがとう。ありがとうね、本当に。


想いは尽きず。
珍しく、地上波の放送を流しながら、長々と書いてしまいました。


ミヒャが引退したら、今までほど熱心にF1を観ることもなくなるでしょう。
よほど、私の惹かれるドライバーが出てこない限りはね。

今のところ、候補者はいないんだよなぁ。
ルックスとか、速さとか、そういう単純なものじゃないんですよね。
持っている物語とか、魂そのもの……心が震えるような感動がないとね。


こうなると、この日記も閉め時かなぁと考えたりもしています。
思い入れの強いドライバーがいないと、レースを見てもクールになっちゃうしね。

まあ、シーズン終わりに向けて、おいおい考えます。


なんか、終わったみたいな気分になっちゃってるけど、チャンピオンが決まるまでは終わりじゃないのよね。
こうなったら、絶対にダブルタイトルを決めて、花道を飾っていただきたいです。

残り3戦、しっかり応援したいと思います。


2006年07月19日(水) フランスGP。

この3連休は、TFHセミナーのお手伝いで、めまぐるしく過ぎていきました。
帰宅は8時半頃だったので、予選にも決勝にも間に合うことは間に合ったのですが。

決勝日は、もうセミナーのことで頭がいっぱいで、レースのことなどころっと忘れていました。
そういうことも珍しいんですけどね〜

帰宅後、息子におっぱいに吸いつかれたまま、夕食を一口食べたところで、夫に言われて初めて思い出す始末。

そのままの状態で、1階から2階へ移動。
おっぱいに吸いつかれたまま、決勝の観戦となりました。
ご飯をまともに食べられたのは、だいぶたってから。
息子がおっぱいを離してくれて、ようやく、観戦しながらご飯を食べました。

いっぱいいっぱいの状態ではありましたが、
最後まで観戦し、勝利に満足して、そのまま倒れて寝てしまいました。
倒れていたら、夫が布団に運んでくれた……(^^;)

でも、すべてをうち捨ててそのまま寝たので、翌朝は大変でした。
明け方に起きて、大慌てでニュース翻訳の仕事。
セミナーに遅れずに済んでよかった〜

とてもがんばった週末でした^^


2006年07月03日(月) アメリカGP。

出版翻訳の仕事の修羅場中で……朦朧としながら、やっぱり午前2時前にはムクッと起き出して(笑)
しっかり見ましたよ、アメリカGP。

夢じゃないよね?

1周目の多重クラッシュは悪夢みたいでしたけど。
(琢磨くんも押し出されて残念でした。あれは相手がフェアじゃなかったと私は思うな〜)

久々の強いフェラーリは、ほんと、よかったです。
この調子で、もっとチャンピオンシップが盛り上がってほしい〜
ルノーの一人勝ちは、つまんないから(笑)


2006年07月02日(日) 修羅場中ですが

しばらくベッドでちゃんと寝ていない……

ソファや床に倒れてうたた寝してたりするわけですが、
F1予選が始まる午前2時前には、ムクッと起き上がって、しっかり録画をスイッチオン。

いちいちちゃんと目が覚める自分を誉めたい気分です。
(夫にも誉められた……夫はグーグー寝てたから^^;)

今夜も決勝までに、仕事をがんばろう〜


2006年06月16日(金) しみじみ

仕事でミヒャのインタビューなど訳しておりますと、
しみじみ嬉しくなります。

これは私の原点。

彼の言葉を訳したくて、私はモータースポーツ・ニュースの翻訳などやっているのであります。

いつも前向き!の彼の言葉は、私の宝物。


シルバーストンは残念でしたが……
でもね、根性で3位と2位をひっくり返した走り……
タイミングモニタを見ていて、やっぱりドキドキしましたよ。

彼の彼たるゆえん。

今なお健在なり。


まだまだF1はやめられませんな(私が……ね)!


2006年05月16日(火) スペインGP

なんか、途中で寝ちゃったのでね〜
あまり感想はないのですが。

決勝前に息子とお喋りしてたら、
息子(3歳になりました)は、どうしても青と黄色の車を応援するという。

えー赤の方がいいよ〜
と言っても、青と黄色の方が好きなんだって(笑)

娘は素直に赤い車を応援してたものですが……

ま、いいんだけどね(笑)


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