真っ黒な睫毛に縁取られた 大きなおめめは 悲しみにゆれながら 逃れられない恐怖に怯えながら 汚れた色をうかべてる
倒れたくても 倒れられない 醜いこの身体を どうか
ハヤク壊してください
どうして私は あの時 命を絶ってしまわなかったんだろう こんな事になるのなら 倒れてしまった方がよかったのに
後悔ばかりが募って 何もできない私は ただ目を瞑って 血と涙の海に立ち尽す
これから先に何が待っているんだろう?
薄れていく意識の中で
うっすらと開いた目から見えるのは
大切なアナタ。
傷つけたくなくて
苦しんで
重い罰を
一人きりで背負い込んででも助けたかった
大切なアナタ。
ねぇ もう死んじゃうのかな?
ねぇ 私 笑えてる?
アナタの好きな笑顔で笑えてる?
涙ばかりが流れてるけど
ちゃんと笑えてるのかな?
大好きだよ。
ホントウよ。
ずっとずっと愛してる。
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