今日、午後一番に所用があったので、ささっと昼食を済ませる必要があった。家に帰ってしまうと、ハナコの散歩やら、家の片づけやらで時間のロスが大きいので、近所の吉野家に行くことにした。
私、よく吉野家へ独りで行くんだよね。 この前、牛スキ丼の御飯の丼が大きすぎて女性の手には持ちにくいかなー、とほろっと洩らしたら、オンナだてらに吉野家? ってなかんじでお友達にびーっくりされた。
吉野家って、女性のお独り様ってめずらしいらしいね。男飯のイメージ強いみたいだから。でもよく私、独りで行くんだよねー。近所だからついつい。
・・・・・
今日のお昼、私が店に入った時は、カウンターに男性客が3人、互いに離れた席にばらばらと。
次の客は、60代の夫婦。続いて男の子連れのパパ。続いてカップル。三人連れ男性、中年夫婦、……ってなかんじで、私が食べ終わるまでには狭い店内が満席になった。
私がお店に入った時は、女性客は私一人だったんだけど、店を出るときは、6人の女性客がいた。
カウンターは20席余り+2ボックス席で、この女性の割合ってすごくない?! こんなたくさんの女性客のいる吉野家ってすごいぞ〜。バイトや従業員もほとんどが女性だったし。女子率たっか?!
自意識過剰っぽいんだけどさ。 私が女性客の呼び水になったみたいで、ホントは内心ちょこっと嬉しかったかも。
2015年02月27日(金) |
いくつになっても「きょういく」と「きょうよう」 |
今日、お誕生日を迎えられた方のスピーチを聞く機会があった。
「私は、76歳になりました。この歳になって、なおさら大切と思って、毎日実行していることがあります。それは、「きょういく」と「きょうよう」であります」
と、ここで、全員が含み笑いをして、次に発せられる言葉を待った。
「きょういく……とは、今日、行くところを決める。きょうよう……とは、今日の用事を見つける。ということで……」
で、全員、大爆笑。
・・・・・
目下、術後2週間も経っていないから、まだ顎に腫れが残っている。
で、今は、休養中みたいなもんだし、ぽつねんと独りでいる時間が長いからか、身体の底からいつものぱきぱきっとした活力が湧いてこない。
外に出たら、普通に元気な笑顔が出るから、傍目には全く変わりないように見えるんだろうな。
まぁ、人生の1時期にこんなこともあるであろう。 しゃーない。これから金太郎温泉に風呂に入りに行ってくるとするか。
先日、病院の耳鼻咽喉科の待合室にいた時のこと。
少し前から、診察室のほうから幼子の泣き声がしていた。 泣き声からしたら、一歳くらいの男の子だろうか。
その泣き声がずーっと泣き止まない。 そのうち、さらに声もエスカレートして、待合室でただじっと座っている大人たちの神経に触るくらいになってきた。
次第に、その子の腹筋はち切れんばかりのぎゃん泣きを聞いていたら、こちらも何となく落ち着かなくなってきた。
もしかしたら、幼児が耐え切れないくらいの手荒い治療でもされているのだろうか。よっぽど苦しいのだろうか。。。かわいそうに。
そんなことを慮っていた矢先、ベテラン風の看護師さんが、その男の子を、中型犬を運ぶかのように胸の前にぶら下げて、診察室から出てきた。
その子が力いっぱい、 「ママ〜!!!」と叫ぶやいなや、診察室前にいたその子の母親に自ら飛び移るかのように抱きかかえられた。
するとすぐに今までの泣き叫び声は急に落ち着いて、母親の首にしがみつくように全体重を預けて呼吸を整え始めた。
そっか。人見知りの月齢で、母親から引き離されて、怒って泣いていたのか。確かに鼻の穴か喉に何かを入れられたのかもしれないし、処置は不快だったかもしれないけど、痛みを伴うほどではないはずだ。
その様子なら、ママに抱っこされてよっぽど安心したのだろう。 よかった、よかった……。
ってなことを、そこに居合わせた患者さんのほとんどが思っていたらしく、その母子に釘付けで、待合室の廊下を去っていく後姿に、全員の視線が釘付けになっていた。
それぞれ自分の子供が幼なかった時代を、誰もが思い出してるってな感じの視線の送り方であった。私も懐かしさのあまりほろりと瞼に涙を浮かべてしまったよ。
|