今朝は、地元の県道の開通式があって、宮司の兄と私と、もう一人の若い神職さんの三人で、ご奉仕をしました。
いつもは兄と二人だけど、三人奉仕ともなると、厳粛さが増して、すごくいい神事になりました。
この県道は、片貝川の上に新しく橋を渡したんだけど、このように今までの自然な土地に人間の手を加えるということは、神をそれなりに崇めて奉らなければならない。
そこで暮らす地元の人は、新米神職の私があらためて言葉にしなくても、日常の生活からそういうことを習慣として、その土地の神様を崇めて共存共栄していることをあらためて実感。
地元の氏子さんたちの玉串拝礼を傍で見ていて、涙が出そうになった。
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その神事が終わってから、今度は企業の機械の竣工式。
こちらは、私ともう一人の神職さんとの二人奉仕。
大きな投資なので、神事も丁寧に。
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二つの大きな別の行事を掛け持ちというのは、はじめてのことで、祭具の準備や段取りを頭に叩き込んだりと頭がいっぱいいっぱいでした。
でも、今日は良いご奉仕ができたから、すごく気持ちがいいです。
2013年11月15日(金) |
第59回伊勢神宮新穀感謝祭参拝 |
富山県神社庁魚津支部・下新川支部の氏子さんを引率して、13日・14日と新穀感謝祭の参拝に行ってまいりました。バス4台で165人の参加。
13日に、外宮で御垣内参拝をして、旧御殿を間近で拝観。 夜は、鳥羽の戸田屋で宿泊。懇親会も氏子さんたちとゆっくりお話しできました。
14日は、内宮の御垣内参拝の後、神楽殿で神楽舞奉納をみました。 富山県の他の支部の参拝者も一緒に総勢550名で。
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我々神職にとっては、神宮は本宗であるので特別な場所。 正式参拝の前は、心身を浄め、心を鎮めて、謹んで御垣内参拝に向かう。
手水を取った後、お浄めのお祓いをしてもらって、隊列を組んで正宮に向かうんだけど、人数が多いせいか、ついつい観光モードでおしゃべりしたり、よそ見をしたりしてしまう。
今回は心を鬼にして、何度も氏子さんに私語を慎むよう注意した。
ガイドさんも、「御守りを買いたい方は……」と授与所の前で大きな声で案内していたので、御守りは「受ける」と表現するよう、言葉遣いを厳重に注意した。お守りとお土産と同等に扱ってもらっては困る。
傍で聞いていた氏子さんが、今日はえらい厳しいのう。。。とぼやいておられたけど、一人でも多くの氏子さんに神宮の神様への畏敬の念を伝えたい。
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伊勢に行ったら、宿泊先の宴会やら、おはらい町の食べ歩き等ですっかり食べすぎ。スーツがパンパンだったのに、とうとうボタンが締まらなくなりました。ズボンも正座できません。縫い目がはちきれそうで。。。
昨日、所属しているクラブの朝の例会で、海の駅のホッケ定食をいただいてきた。
日頃、朝から忙しく飛び回っているので、ゆっくり汁物を呑むこともないので、カニ汁もあったかくて無茶苦茶おいしかったー。
ホッケは大人になってから覚えた味。 子供の頃は、地元の鮮魚しか食べたことなかったから。
ホッケのおいしさに感激して、毎回骨以外、隅々まで頂く。 同席されていた先輩が、私の食べ方がきれいだと感心しておられた。
うん。お行儀がいいんじゃなくて、ホッケへの執念なのだ。
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今朝は、早朝から朝食作りに実家に来ている。
兄が、町内会の当番で朝に出かける用事があったから、母に朝食を食べさせてほしいとのこと。
私が作った味噌汁の味がめずらしかったのか、母も兄もぺろりとおいしそうに食べてくれました。ちょっとうれしかったー。
いつも実家で日中は過ごしているけど、台所は兄のテリトリーなので、私は実家に帰っても台所に一切立たない。でもたまには包丁持つのもいいもんだな。
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