薔薇園コアラの秘密日記

2004年11月01日(月) クラクフ 聖ドミニカ教会

 日付が前後するけど、旅行の報告。

 帰途はペンションアキコからバスでクラクフまで出た。所要時間二時間。
 電車の発車時刻まで時間があったので、しばし、クラクフの市内観光。
 まずは、みんなで市庁舎のある中央広場まで行き、解散。

 私は、みんなと離れて、一人で聖ドミニカ教会へ行ってきた。

 *  *  *  *  *  *  *  *  * 

 クラクフは、3年前、ポーランドに異動したばかりのころに一度来たことがある。そして、通りがかりに、この聖ドミニク教会にも立ち寄った。

 ちょうど、結婚式のミサをしているところだった。
 たくさんの礼拝客で満員。
 中央前列に黒タキシードの新郎と純白のウェディングドレスの新婦。

 言葉では言い表せないぐらいの、荘厳なミサだった。
 神様が降臨していたのだろう。
 そこの礼拝堂は祈りに満ちていた。

 礼拝堂の後ろの方で、ほんの数分、そのミサを見学していただけで、私は全身に鳥肌が立った。

 私も神様を感じたのだった。

 当時、心の中に八方塞な重いものを抱えていた。
 一人で苦しんで、すがるものなど何もなかった。 

 自然と私は胸の前で手を組んで、何とかその苦悩の淵からこの私をお導き下さい……と祈った。

 私が祈りを託したのは、そこの聖ドミニク教会の神に対してではなく、もしかしたら、私の心の中だけの、私だけの神様だったのかもしれない。

 でもあの神々しい空間に居合わせたら、異教徒であっても、自然と手を重ねずにはいられない……と思う心持になったのだ。

 私の真摯に祈る姿、願う心というものを、きっとそこの神様は汲み取ってくださったに違いないと思っている。

 時間はかかったけど、神の救いの手はあったように思われる。
 今日までの自分の運命をみていて。

 *  *  *  *  *  *  *  *

 今回、クラクフの街に降り立って、ぶらぶら旧市街を歩いていたら、やはりもう一度、あの神様を感じたいと思いたった。

 その日は、礼拝堂に祈る人の姿がぽつぽつとあるだけだった。
 私も礼拝席に静かにすわり、目を閉じて手を組んだ。

 お祈りをした。
 願いを託した。
  
 重ね合わせた掌が、次第に熱くなるのを感じた。
 
 今までのことを神様に感謝した。
 そして、やがての夢の実現を願った。 

 すると、自然と目が潤んできて、涙が一筋ずつ両頬にこぼれ落ちた。
 心の澱や人間の業が、涙できれいに洗い流されたような気がした。

「私、またいつか、クラクフまでお祈りに来ます」
私はそう誓って席を立った。 

 さ、急げ。集合時間まで、後4分。

 

   



2004年10月29日(金) エコノミークラス症候群

 中越大震災で、車の中で避難生活をしていた被災者のおばあちゃんが、エコノミークラス症候群で亡くなったそうだ。車の中で長時間過ごすのは、若い人にとってもつらいものなのに。こんな状況下、不平も言わず、ぎりぎりまで車の中で耐えておられたのだろう。こういう報道には胸が痛む。
 
 皆川優太ちゃんの救出劇も、実況中継で見ていた。優太君は、本当によく頑張った。奇跡的に。お母さんやお姉ちゃんは残念だったけど、あんな絶望的な状況下で生存者がいたというだけでも、みんなの心に灯った光として捉えなければならない。

 一日も早い被災地の復興と供に、震災直後から今日までに亡くなった方々のご冥福をお祈りします。
 
 折りしも、ポーランドでは、11月1日(月)は、「死者の日」のカトリックの祭日。日本でいういわゆる「お盆」みたいなもの。先々で目にするろうそくの灯火にこの祈りを託すことにします。

 余談。ポーランド南北を結ぶ幹線道路が貫通するワルシャワは、帰省ラッシュ。どこもかしこも他府県ナンバーで大渋滞。この渋滞にはちょいと辟易。

 で、今週末は、3連休。
 日本帰国を控えたファミリーを囲んでの2泊3日の送別ツアー。
 列車でザコパネのペンションアキコへいく。7家族、総勢25名。
 なかびには、スロベキアの温泉に入りに行く。パスポートを持って。
 楽しみだにゃ〜

 が!
 ワタクシ、出かけるまでに、原稿を仕上げなければならない。
 クライマックスのラストシーンを書くだけなんだけど、そう簡単ではない。
 今回、どうもうまく集中できなかった。
 小説ではなく、体験記みたいになってしまって、作文40枚! ってなカンジ。ま、とにかく最後まで書かなきゃ。

 後で、こまごまとした買い物。クリーニング引取り。
 家中の片付け。お掃除おばさん、ウクライナに帰っちゃったの。

 ずっとパソにばっかりへばりついていたらね、私もエコノミークラス症候群の前兆感じる。足むくみやすいし。頭が働かなくなるの。原稿かけない口実じゃなくって、まじに。

 本業の作家先生は、必ず、何らかの方法で各自身体を鍛えているという。気分転換も兼ねてだろうけど。

 先週から、プールもテニスも外出も控えて、テレビとパソの前にへばりついていたから、あんまり、身体の調子よくない。

 じゃ、ザコパネでゆっくりしてくるとするか。着くまで遠いけど。
 長時間の移動は、また、エコノミークラス症候群だよ。。。

 今回、一升瓶を持っていく。
 アルコールで全身の血行をよくするために。
 
 
 



2004年10月25日(月) 集中できなーい!

 今月末締めの短編を書いている。

 週末の晩は、ジャズだかなんだかといって遊び呆けていたので、週明けてからはラストスパートをかけている。

 と、こ、ろ、がーーー。

 JSTVをつけたら日本シリーズ第7戦の中継をしている。
 原稿書きの傍ら、ボリュームを上げて観戦。

 現在、5−0。5回表西武の攻撃。
 どうしちゃったの〜、ドラゴンズ。。。

 ぎゃーーー、お掃除おばさん、掃除機かけはじめた。
 もうー、うるさーーーーい!

 と、今、掃除機を止めさせた。
 5回の裏 中日の攻撃、井上2塁打! 送りバント成功3塁へ。
 グー、スリーアウト。井上残塁。無得点。。。無念。

 で、BSニュース。
 とJSTVを実況している私。閑人だと思われちゃうや。。。

 ちょっとよそ見してたら、西武の追加点? 6−0
 6回の裏、中日の攻撃 グー、まーた立浪残塁、無得点。。。無念。

 7回表、西武平尾のソロホームラン 7−0 うぅっ・・・
 もう、だめだ。中継はおしまい。。。
 


 < 過去  INDEX  未来 >


祐子 [MAIL]

My追加